実は中身が違う!?市販の漢方薬と処方薬、知られざる違いとは

「漢方薬ってどれも同じじゃないの?」「市販のを飲んだけど、効くのかな?」そんな風に感じたことはありませんか?

実は、市販の漢方薬と病院で出される処方薬は、見た目や名前が似ていても、中身や成分の量が違うことがあります。

この記事では、その“知られざる違い”をわかりやすく解説します。

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市販の漢方薬と処方の漢方薬はどう違う?

まずは、市販薬と処方薬の基本的な違いについてみていきましょう。

市販薬は誰でも買える「一般用医薬品」

市販の漢方薬は、ドラッグストアや通販サイトなどで手軽に購入できるものです。

風邪薬や胃腸薬と同じく「一般用医薬品」に分類されており、医師の処方がなくても使えます。

忙しくて病院に行けないときや「とりあえず試してみたい」ときに便利ですが、誰でも使えるように作られているため、からだへの影響を考えて成分の量が少なめに調整されている場合もあります。

処方薬は医師の判断にもとづく「医療用医薬品」

一方、病院で医師が処方する漢方薬は「医療用医薬品」と呼ばれるものです。

診察を受けて、症状や体質を確認したうえで処方されます。

たとえば同じ「葛根湯(かっこんとう)」でも、市販薬よりも生薬の量が多かったり、構成が少し違ったりすることがあります。

市販と処方、それぞれのメリット

市販薬と処方薬には、それぞれにいいところがあります。

どちらが優れているというよりも、自分の状態や生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

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市販薬のメリットは「手軽さ」

市販の漢方薬は、ドラッグストアやネット通販でいつでも購入できるのが大きな強みです。

病院に行かなくてもすぐに手に入るため、忙しい人やちょっと試してみたい人にはぴったりです。

また、生薬の含有量が少なかったり、1箱あたりの袋数が少なかったりするため、価格が比較的安く、始めやすいのもメリットのひとつ。

「まずは1週間だけ使ってみようかな」というときや「体質に合うか試してみたい」ときにも使いやすい選択肢です。

ただし、その分、症状が強いときや体質に合っていない場合には「なんとなく効かない」と感じることもあります。

様子を見ながら使うには便利ですが、長引く不調には慎重な判断が必要です。

処方薬のメリットは「個別性」と「実感しやすさ」

処方の漢方薬は、医師が診察したうえで、体質や症状に合った薬を選んでくれるのが大きな魅力です。

「何を選べばいいかわからない」「いろいろ試したけど効かなかった」という人には、専門家による判断が頼りになります。

また、症状に合わせてしっかりと成分が入っているので、市販薬に比べて体感が得られやすいこともあります。

慢性的な不調や、はっきりした症状がある人には、処方薬が向いている場合が多いでしょう。

選ぶときのポイントは「体質」と「症状」

漢方薬は「この症状にはこの薬」というような単純なものではありません。

体質や体力、冷えの有無などをふまえて選ぶ必要があります。

同じ症状でも、必要な漢方薬は人それぞれ

たとえば「胃が痛い」という症状でも、冷えが原因で痛む人と、熱がこもっている人では、合う漢方薬が異なります。

また、風邪でも「寒気がするタイプ」と「熱っぽいタイプ」では、処方される漢方薬が違います。

漢方薬は、からだ全体のバランスを整えることで症状を改善していくため、自分の体質や状態に合っていないものを選んでしまうと、効果を感じにくくなってしまうのです。

不安なときは、専門家に相談を

「自分に合うものがわからない」「市販薬を飲んでいるけど効果がない」

そんなときは、漢方薬に詳しい薬剤師や医師に相談してみましょう。

最近は、オンラインで体質診断や相談ができるサービスも登場しており、病院に行かなくても専門家のアドバイスを受けられるようになっています。

自分に合った漢方薬を選ぶ方法

選び方に迷ったときに便利なのが「あんしん漢方」というオンラインサービスです。

あんしん漢方では、AIと漢方薬のプロがあなたの体質や悩みに合わせて、最適な漢方薬を提案してくれます。

症状だけでなく、体質や生活習慣までふまえて診断してくれるので「なんとなく効かない」といったミスマッチが起こりにくいのが特徴です。

診断はスマホで完結し、薬も自宅に届くので、通院がむずかしい方にもぴったりです。

まとめ

市販の漢方薬と、病院で処方される漢方薬は、見た目や名前が同じでも中身が異なることがあります。

成分の量や加工方法、そして“誰に向けて作られているか”という点が違うため「効かない」と感じる原因になることも。

漢方薬は、体質や症状に合ってこそ本来の力を発揮します。

選び方に不安があるときは、専門家の力を借りながら、自分に合ったものを見つけてみてください。

「なんとなく」から「しっかり効いた」に変わるかもしれません。

あなたのからだにぴったり合う漢方薬と出会えますように。

この記事の監修者

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師|碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

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