眠くて仕方ないのはなぜ?「止まらない眠気」の意外な正体と対策

「たくさん寝たのに、朝から眠い」

「座るとすぐに眠くなってしまう」

そんな“止まらない眠気”に悩んでいませんか?

睡眠時間は足りているのに眠気がとれないと「どこかおかしいのでは」と不安になりますよね。

実はその眠気、睡眠不足ではなくからだの冷えやエネルギー不足が関係しているかもしれません。

この記事では、日中の眠気の意外な原因と、東洋医学の視点も取り入れた対策をご紹介します。

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しっかり寝ているのに、なぜ眠い?

「ちゃんと寝ているのに眠いのはなぜ?」という人は、からだからのサインを見逃している可能性があります。

エネルギー不足で頭やからだが働かない

東洋医学では、からだを動かすエネルギーのことを「気(き)」といいます。

この「気」が不足すると、頭がぼーっとしたり、やる気が出なかったり、眠気が強くなったりするのです。

このような状態を「気虚(ききょ)」といい、疲れやすさや倦怠感、立ちくらみなども出やすくなるとされています。

冷え体質が眠気を引き起こすことも

「冷えている実感はないけれど、なんとなくだるい」

「足元だけがいつも冷たい」

そんな人は、冷えが原因で眠気が出ているかもしれません。

このような状態を東洋医学では「陽虚(ようきょ)」といい、エネルギーを生み出す力が低下しているサインとされます。

陽虚の人は、元気がない・疲れやすい・日中は眠いなどの症状が特徴です。

自律神経の乱れも原因に

更年期や季節の変わり目に眠気が強くなる人は、自律神経の乱れも疑われます。

自律神経が乱れると、からだのリズムが崩れ「昼間なのに眠い」「夜になっても眠れない」といった状態が続きがちです。

ホルモンバランスの変化やストレスも、自律神経を乱す要因のひとつです。

とくに女性は、更年期の時期に「眠い・だるい・疲れやすい」といった症状が強くなる傾向にあります。

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眠気が止まらないときの対策

眠気に悩まされたときは「よく寝る」だけでなく、生活のなかでリズムや体温、栄養状態を見直すことも大切です。

朝の光を浴びてリズムを整える

朝の光には、体内時計をリセットし、日中の眠気を防ぐ効果があります。

起きたらまずカーテンを開け、太陽の光をしっかり浴びましょう

この光刺激が、眠気を誘うホルモン「メラトニン」を抑え、活動的な状態へ切り替えてくれます。

いつもより少しだけ早く起きて、朝日を浴びる時間を作ってみてはいかがでしょうか。

温かい飲み物でからだの内側から温める

冷えを感じる人は、まずからだを内側から温めてみましょう。

白湯や生姜入りのお茶、味噌汁など、からだを冷やさない飲み物や食事がおすすめです。

日中に眠気を感じやすい人は「内臓の冷え」が隠れていることもあり、胃腸が働きにくくなると気の生成が滞る原因にもなります。

食事で「気」を補う

毎日の健康を維持するには、炭水化物・たんぱく質・ビタミン類をバランスよく摂ることが重要です。

とくに、米・イモ類・肉類・豆類などは、東洋医学で「気を補う食材」とされており、眠気対策にも効果が期待できます。

「陽」を補うといわれているのはエビ・羊肉・生姜・ネギ・にんにくなどです。

食べるときは胃に負担がかからないよう、やわらかく煮たりすりつぶしたりするといいでしょう。

漢方薬で眠気の原因を根本から整える

「眠気が続いてつらいけれど、どこが悪いのかわからない」

そんなときこそ、漢方薬による体質改善がおすすめです。

漢方薬は、眠気そのものを抑えるというよりも「なぜ眠気が出ているのか」という原因に着目し、根本から立て直していきます。

  • 気虚タイプに:補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

胃腸の機能をよくして体力を回復し、気力を充実させる効果が期待できる漢方薬です。

  • 陽虚タイプに:八味地黄丸(はちみじおうがん)

加齢による生殖器系や泌尿器系の働きを高め、水分代謝を整えてからだを温める漢方薬です。

漢方薬を選ぶときは、自分の体質をよく理解してそれに合ったものにするのがポイント。

ただ、自分の体質のこと、イマイチよくわからない……という人は多いでしょう。

そんなときは「あんしん漢方」がおすすめです。

あんしん漢方は、スマホで質問に答えるだけで薬剤師があなたにぴったりの漢方薬を選んでくれるサービス。

注文した漢方薬は自宅に届くので、手軽に試すことができますよ。

まとめ

「止まらない眠気」は、必ずしも睡眠不足だけが原因ではありません。

からだのエネルギー不足や冷え、自律神経の乱れが関係していることもあるため、自分の体調を見直すことが大切です。

光を浴びる、食事を整える、冷えを防ぐといった基本のケアに加えて、漢方薬で体質に合ったサポートをするのも有効です。

「最近なんとなく眠い」「ぼーっとすることが増えた」と感じている人は、ぜひ一度、からだからのサインに耳を傾けてみてくださいね。

この記事の監修者

あんしん漢方薬剤師|中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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