朝からつらい…その不調、実は「腸のリズム」が関係しているかも

朝起きた瞬間から、なんだかからだが重い。

便が出ない、胃もたれがある、やる気が出ない——そんな「朝の不調」が当たり前になっていませんか?

実はそのつらさ、腸のリズムの乱れが関係しているかもしれません

腸は、消化や排便だけでなく、睡眠、メンタル、免疫などさまざまなからだの働きに関わる重要な器官。

この記事では「腸が整うと朝が変わる」理由と、すぐに始められる腸活のコツをわかりやすくお伝えします。

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腸が乱れると「朝」がつらくなる

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、からだ全体のバランスと密接に関わっている臓器です。

その腸には、体内時計のような「腸のリズム」が備わっており、日々の生活リズムと連動して動いていることがわかってきました。

この腸のリズムがうまく整っていれば、朝には自然と腸が動き出し、スムーズな便通や胃腸の快適さが得られます。

一方、睡眠不足やストレス、食生活の乱れなどが続くと、腸の動きが鈍くなり、朝から便秘・胃の重さ・だるさといった不調を感じやすくなるのです。

一日の始まりに腸が元気に動き出すことは、からだのエンジンをかけるようなもの。

腸の調子は、まさに“朝のスタートダッシュ”に深く関わっています。

腸のリズムが乱れる原因とは?

腸の調子が悪くて朝がつらい人は、まず「なぜリズムが崩れているのか」を知る必要があります。

崩れる原因を知れば、対策もとりやすくなりますよ。

夜ふかしやストレス

夜ふかしや寝不足が続くと、朝に腸がうまく動かず、不調を感じやすくなります。

腸は本来、夜にしっかり休むことで整えられ、朝になると自然に活動を始めるしくみになっているのです。

ところが、寝る直前までスマホを見ていたり、ストレスがたまっていたりすると、脳が十分に休めず、腸にもその影響が及びます。

とくにストレスは、腸と脳が影響し合う「脳腸相関」にも関わっていて、腸のリズムを乱す原因のひとつです。

その結果、便秘になったり、おなかがゆるくなったりと、便通が安定しにくくなってしまいます。

食事の偏り

食べるものや食べ方の偏りも腸のリズムを乱す原因です。

たとえば、朝食を抜く、夜遅くに重い食事をとる、脂肪分や糖分の多い加工食品ばかり食べている、といったことが続くと、腸に必要な刺激や「菌のエサ」が不足します。

これにより、腸内細菌のバランス(腸内フローラ)が偏ってしまい、善玉菌が減り悪玉菌が増えやすくなることに。

また、食物繊維が不足すると便のかさが足りなくなり、腸がぜん動運動を始めるトリガーが弱くなります

便が硬くなる、排便までの時間が長くなる、といった便秘傾向が強まることもあるのです。

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腸活で「朝すっきり」のからだをつくるには

腸のリズムが乱れてしまっているなら、生活習慣を少しずつ整えていくことで「朝の不調」を改善できる可能性があります。

発酵食品・食物繊維を意識して摂る

まずは食べるものから見直しましょう。

発酵食品(ヨーグルト・納豆・味噌・漬物など)は腸内の善玉菌を増やす作用があります。

善玉菌が増えると、腸が炎症を起こしにくくなり、整った動きを保ちやすくなります。

そして、発酵食品だけでなく、食物繊維をしっかり摂ることが大切です。

野菜・果物・海藻・きのこ・全粒穀物などをバランスよく摂り入れることで、便のかさが増え、腸が刺激されやすくなります。

さらに、食物繊維は善玉菌のエサになり、腸内環境の多様性を保つ助けになります。

たとえば、朝は具だくさんの味噌汁や納豆+野菜の定食にする、間食に果物を加える、といった工夫をするといいでしょう。

起きてすぐの「白湯習慣」で腸にスイッチを

朝起きてすぐに白湯を一杯飲む習慣をつけると、胃腸が温まり、腸の動きが促されます。

白湯の温かさが内臓を目覚めさせ、ぜん動運動を優しく刺激するため、便通改善に役立つことが期待されます。

具体的には、朝起きてからすぐ、朝食の前に白湯を飲むと効果的です。

白湯は「50〜60℃程度」に冷ましたものが飲みやすく、内臓に負担をかけにくい温度。

また、白湯を飲むことでからだが温まると血流が良くなり、冷えが軽減したり、代謝が上がったりすることで全体の体調もサポートされます。

生活習慣+サプリで無理なく続ける腸活

食事や白湯など基本的な習慣に加えて、睡眠・ストレスケア・運動と生活全体を整えることも大切です。

さらに、これらと一緒に腸活サプリメントを補助的に使うのも有効です。

プロバイオティクス(ビフィズス菌・乳酸菌など)やプレバイオティクス(オリゴ糖・食物繊維など)を含むサプリは、善玉菌をサポートしたり、腸の環境を整えたりする助けになります。

ただし、サプリはあくまで補助であり、食事や生活習慣を整えることが土台です。

無理なく続けられることを選んで、毎日のルーティンに組み込んでいきましょう。

まとめ

朝、からだがだるい・便が出ない・胃が重いなどの不調が続くと「今日は調子が悪いだけ」と思いがちですが、その背景に腸のリズムの乱れがあることを知ることが第一歩です。

夜ふかし・ストレス・食事の偏りは腸のリズムを乱す主な原因であり、逆にこれらを改善していけば朝の体調に変化を感じるでしょう。

今回紹介した「腸にいい生活」を少しずつ無理なく取り入れることで、腸内環境が整い、朝がもっとすっきりとしたスタートになります。

毎朝の不調をあきらめず、腸を味方につけて、一日の始まりを気持ちよくしましょう。

この記事の監修者

山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。

手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。

【今日から腸活】
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