「最近すぐ酔う」それ、年齢のせいだけではないかもしれません

「昔はもっと飲めたのに」「最近はすぐ酔ってしまう」そんな変化を感じていませんか?

年齢とともにお酒に弱くなるのは自然なこと──そう思ってしまいがちですが、実はからだの中ではさまざまな変化が起きています

この記事では、お酒に弱くなる理由とからだからのサイン、日常生活でできる対策や漢方を使ったケア方法について、わかりやすくご紹介します。

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加齢とともにお酒に弱くなるのはなぜ?

年齢を重ねるとからだの働きが少しずつ変化していきます。

お酒に弱くなったと感じるのも、その変化のひとつです。

肝機能の衰え

アルコールは、体内で肝臓によって分解されます。

しかし、年齢とともに肝臓の働きがゆるやかに落ちていくと、アルコールを分解するスピードが遅くなってしまいます。

その結果、少量のお酒でも酔いやすくなったり、二日酔いが長引いたりするようになるのです。

体内の水分量の低下

加齢によって体内の水分量は少しずつ減っていきます

アルコールは水に溶けて全身を巡りますが、水分が少ないと血液中のアルコール濃度が高くなり、酔いが回りやすくなります。

そのため、若いころと同じ量を飲んでも、からだへの影響が強く出やすくなるのです。

「お酒に弱くなった」人が感じる症状

お酒に弱くなったとき、からだはいろいろなサインを出します。

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二日酔いがひどい

以前なら寝れば回復していたのに、最近は朝になっても頭が重い、吐き気がある、からだがだるい──そんなふうに感じる人が増えています。

お酒が抜けにくくなり、翌日までつらさを引きずるのが特徴です。

顔や手のひらが赤くなる

少し飲んだだけで顔が真っ赤になる、手のひらがなんだか赤い

こうした変化は、アルコールの分解がスムーズにいかず、からだに負担がかかっている状態です。

体質によっては、年齢とともに反応が強く出るようになることもあります。

飲んだ後疲れやすい

アルコールには睡眠を浅くする作用があり、ぐっすり眠れたようで実はからだが回復しきれていないこともあります。

とくに年齢を重ねると、睡眠の質そのものが低下しやすくなり、疲れやすさが目立つようになります。

飲酒による疲れが長引くようになったら、からだの回復力が落ちているサインかもしれません。

見直したい日常の習慣と漢方薬でのケア

からだの変化を感じたら、無理なくできる習慣から始めてみましょう。

それでも不調が続くなら、漢方薬で体質から整えていくのもひとつの方法です。

生活習慣でできること

毎日のちょっとした工夫で、お酒による負担をやわらげることができます。

とくに、次のようなポイントを意識するのがおすすめです。

  1. 水分をしっかり摂る
    飲酒とともにお茶や水などもしっかり飲むと、体内のアルコール濃度を下げることが期待できます。
  2. 空腹で飲まない
    お酒を飲むときは何か食べてからにしましょう。胃への刺激を減らし、アルコールの吸収をゆるやかにします。
  3. 適量を守り、休肝日をつくる
    肝臓を休ませる時間をしっかりとることが、回復の第一歩です。

また、日々の食事や睡眠、軽い運動も、アルコールを代謝する力をサポートしてくれます。

漢方薬で体質ケア

からだの内側から整えたい人には、漢方薬も選択肢のひとつです。

アルコール対策には「アルコールの代謝をサポートする」「飲酒による水分バランスの乱れを整え、吐き気やむくみを改善する」「胃腸の機能を回復させる」「胃の炎症を鎮める」といった作用を含む漢方薬を選びます。

お酒に弱くなった人におすすめの漢方薬

  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

胃にこもった熱を冷ますことで炎症を抑えて、口臭や二日酔い、胃炎を改善する漢方薬です。

  • 五苓散(ごれいさん)

体内の水分バランスを整えて、吐き気や頭痛、めまいといった二日酔い(乗り物酔い)の症状を改善する漢方薬です。

漢方薬は、体質や症状に合わせて選ぶことが大切です。

自分に合った処方がわからない場合は、漢方薬に詳しい薬剤師や医師に相談してみると安心です。

そこでおすすめなのが「あんしん漢方」です。

「あんしん漢方」は、漢方薬に詳しい薬剤師がオンラインで体質を診断し、あなたに合った漢方薬を提案してくれるサービスです。

質問に答えるだけで自分の体質タイプがわかり、診断結果をもとにした漢方薬が自宅に届くので、忙しい人でも手軽に始められます。

病院に行くほどではないけれど、なんとなく不調が続く……というときの体質ケアにぴったりのサービスです。

まずはお試しからでもお気軽にお問い合わせください。

まとめ

「最近すぐ酔う」「翌朝がつらい」──それは、加齢だけが原因ではなく、からだの中の変化からくるサインかもしれません。

肝臓や水分バランス、睡眠の質など、気づかないうちにからだは少しずつ変わっています。

まずは生活習慣を見直し、それでも不調が続くときは、漢方薬の力で内側から整えていくのもひとつの方法です。

お酒をおいしく、無理なく楽しむために。

今こそ、自分のからだと向き合ってみませんか?

この記事の監修者

あんしん漢方薬剤師|山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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