立ちくらみ・ふわふわ感……その「めまい」はからだからのSOSかも?

ふと立ち上がったときにクラッとする、歩いているときに足元がふわふわする……そんな「めまい」に悩まされていませんか?

病院で検査を受けても「異常なし」といわれることも多く、原因がわからないまま不安を抱えている人も少なくありません。

そこでこの記事では、めまいの原因や体質との関係、そして対策について詳しくご紹介します。

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めまいの原因とは?

まずは、めまいの原因を見ていきましょう。

平衡感覚の乱れ

人間のからだは、耳の奥にある器官を使って、からだのバランスを保っています。

慢性中耳炎やメニエール病などが原因によりこれらの働きが乱れると、目の前がぐるぐる回ったり、からだが揺れているように感じたりするのです。

めまいとともに耳鳴りや耳の閉塞感が起こることもあります。

脳や自律神経の影響

一方、ふわふわとした浮遊感や立ちくらみのような軽いめまいは、脳や自律神経のバランスの乱れが関係していることがよくあります。

ストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの変化などが原因で、自律神経の働きが乱れると、血圧や血流の調整がうまくいかず、脳への血流が一時的に減少してしまうのです。

東洋医学で考える「めまい」の原因

東洋医学では、「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」という3つの要素が体内を巡っていると考えています。

めまいは、これらのバランスが崩れたときにあらわれる不調のサインです。

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「気」「血」が不足している

「気」と「血」は、からだを動かし、栄養を届けるための大切な要素です。

どちらか一方でも不足すると、脳や全身にエネルギーが届きにくくなり、めまいにつながります。

「気」が不足すると、全身を巡るエネルギーが足りず、からだを起こしたときにふらつきやすくなります。

疲れやすい、息切れしやすい、声が小さいといったサインがある人は「気虚(ききょ)」タイプかもしれません。

一方、「血」が不足すると、脳に十分な栄養や酸素が届かず、立ちくらみやふわっとしためまいが起こりやすくなります。

女性は月経や妊娠・出産で血を消耗しやすく、「血虚(けっきょ)」になりがちです。

顔色が悪い、目の疲れ、生理のトラブルがある人は注意が必要です。

めまいが続くときは、この「気」「血」の弱りが背景にあるかもしれません。

「水」が滞っている

「水」は体内の余分な水分のこと。

水分代謝がうまくいかず、体内に余分な水がたまると、とくに耳の奥のバランスをつかさどる部分に影響が出やすくなります。

このタイプのめまいは、頭が重い、むくみがある、吐き気がするといった症状を伴うことも。

雨の日や天気の悪い日に症状が出やすい人は、「水滞(すいたい)」が関係しているかもしれません。

からだのバランスを整える生活習慣

めまい体質を改善するためには、日々の過ごし方を見直すことが大切です。

しっかり寝て、無理をしすぎない

「気」や「血」を補うには、まず十分な休息が欠かせません。

睡眠不足が続くと、からだはエネルギーを回復できず、「気虚」や「血虚」の状態が慢性化してしまいます。

寝る直前までスマホを見る生活はやめ、質のいい睡眠をたっぷりととれるようにしましょう。

無理なダイエットも原因となるため、健康的な食生活を意識してください。

冷え対策をして、血の巡りをよくする

冷えは「血」の巡りを悪くし、めまいを悪化させる原因になります。

冷たい飲み物を避け、首元・足元・おなかは意識して温めるようにしましょう。

また、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動も、血流を促進します。

水分の摂りすぎ・摂らなさすぎに注意

水分は、摂りすぎても、足りなくても体調不良の原因になります。

運動後に一気に水をがぶ飲みするのではなく、こまめに常温の水や白湯を摂るのが理想的。

「水滞」タイプの人は、むくみやすい食べ物(脂っこいもの・甘いもの)を避けることも意識してみましょう。

漢方薬でめまい体質を整える

生活習慣の見直しに加えて、体質に合った漢方薬を取り入れることで、めまいの根本改善を目指すことができます。

漢方薬は根本からからだを立て直す

漢方薬は、今出ている症状を改善するだけでなく、体質を整えることで不調を起こしにくいからだへ導くのが特徴です。

一人ひとり異なる「めまいのタイプ」に合わせて処方されるため、表面上の症状だけでなく、隠れた心やからだの弱りにもアプローチできます。

めまいに用いられる漢方薬の一例

めまいに対しては、以下のような漢方薬が使用されることがあります。

  • 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

胃腸機能を高めて、水分代謝をよくして、めまいや立ちくらみに働きかけます

  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

からだにこもった余分な熱を取り去り、血流をよくすることで、めまい、肩こり、のぼせに働きかけます。。

自分に合った漢方薬を選ぶには

「自分がどのタイプかよくわからない」「漢方薬を選ぶのが難しい」と感じるときは、オンラインで専門家に相談できるサービスを活用するのがおすすめです。

あんしん漢方」では、薬剤師が体質を丁寧に分析し、自分に合った漢方薬を自宅まで届けてくれます。

外出せずに本格的な体質改善を始めたい人にぴったりのサポートです。

値段も手頃で継続しやすいため、まずはお試しください。

まとめ

原因がはっきりしないめまいは、不安になりやすいものです。

しかし、それはからだが出している小さなSOSのサインかもしれません。

「気」「血」「水」のバランスを見直し、生活習慣を整えることが、根本的な改善への第一歩です。

さらに、自分に合った漢方薬を取り入れることで、からだの内側からめまいに強い体質へと導くことができます。

めまいに悩まされない、安定した毎日を取り戻すために、まずは自分のからだの声に耳を傾けてみてください。

この記事の監修者

あんしん漢方薬剤師
中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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