最近、コーヒーの量が増えていませんか?疲労体質との関係とは

最近、コーヒーの量が増えていませんか?疲労体質との関係とは

「コーヒーがないと動けない」「気づくとコーヒーを飲んでいる」そんな日が続いていませんか?

年度末は仕事の忙しさやイベントごとで生活が不規則になりがちです。

ついコーヒーの量が増えて、気づけば毎日何杯も飲んでいる……という方も多いのではないでしょうか。

しかし、コーヒーを飲みすぎると、動悸や不眠、不安感といった不調につながることもあります。

今回は「コーヒーがやめられない理由」と「疲労体質との関係」、そして漢方的な改善アプローチについてやさしく解説します。

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コーヒーがやめられないのはなぜ?

まずは、なぜ私たちはコーヒーに頼ってしまうのかをみていきましょう。

カフェインは一時的に元気をくれる存在

コーヒーに含まれるカフェインは、脳を覚醒させ、中枢神経を刺激する働きがあります。

眠気を吹き飛ばし「よし、頑張ろう」と気合いを入れてくれる心強い存在です。

とくに疲れが出やすい年末年始はついもう1杯……と手が伸びてしまうかもしれません。

忙しい朝や、午後の眠気対策として習慣になっている方も多いでしょう。

依存すると「交感神経が優位」な状態に

ただ、カフェインの摂りすぎには注意が必要です。

交感神経が過剰に刺激され続けると、自律神経のバランスが崩れてしまいます

その結果、以下のような不調があらわれることがあります。

  • 夜眠れない、眠りが浅い
  • 胸がドキドキする
  • 落ち着かない、イライラする
  • 手足が冷える

これらは「交感神経がずっと働いている」状態が続いているサインです。

からだは疲れているのに休めず、どんどん消耗してしまいます。

カフェインに頼りたくなる“根本原因”

実は、コーヒーに手が伸びる背景には「気力がわかない」「常にだるい」といった慢性的な疲労体質が隠れていることがあります。

東洋医学では、この状態を「気虚(ききょ)」と呼びます。

気=からだのエネルギーが不足しているため、元気が出ず、コーヒーの力で無理やりスイッチを入れているような状態です。

つまり、「コーヒーがやめられない」のは、意思の問題ではなく、体質的なエネルギー不足が原因かもしれないのです。

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カフェイン過多が招く「自律神経の乱れ」

カフェインがからだに与える影響を、もう少し詳しくみてみましょう。

カフェインが交感神経を刺激

カフェインは交感神経を活性化させ、からだを「戦闘モード」にします。

これは短時間なら集中力を高めるのに有効ですが、長時間続くと休息を妨げます。

副交感神経(リラックスモード)がうまく働かなくなり、

  • 眠れないのに目が冴える
  • 寝ても疲れが取れない
  • 常に落ち着かない

といった状態に陥りやすくなります。

とくに夜遅くまでスマホやテレビを見ていて、そのあとにコーヒーを飲んでいると、自律神経が休まる時間がなくなってしまいます。

無理にやめると「離脱症状」が出ることも

「カフェインをやめたら頭が痛くなった」「からだが重だるい」などの経験はありませんか?

これは、カフェインの“離脱症状”によるものです。

毎日摂っていると、脳や神経がカフェインに慣れてしまい、急にやめることで不調が出ることがあります。

頭痛や強い眠気、やる気の低下などが代表的な症状です。

これらを避けるためにも、急にやめるのではなく、徐々に減量していく必要があります。

またカフェインの過剰摂取をやめるためには、からだのエネルギーそのものを整えるケアが必要になります。

コーヒー依存から抜け出す漢方的アプローチ

無理に我慢するのではなく「コーヒーに頼らなくても自然に元気が出るからだ」になることが大切です。

漢方薬は、血流をよくし、全身に栄養を届けて疲労を回復したり、ホルモンバランスや自律神経の乱れを整えたりして、意欲や元気をサポートしてくれます。

ここでは、ストレスや疲れによる不調に使われやすい漢方薬を紹介します。

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

胃腸の働きを高めることで、気力を充実させます。

疲労倦怠感や食欲不振などに用いられます。

  • 人参養栄湯(にんじんようえいとう)

血行をよくして、消化吸収機能を高めることで、疲労倦怠感、不眠、精神不安を改善します。

どれが自分に合うのか迷うときは、専門家に相談すると安心です。

あんしん漢方」は、スマホで体調チェックをするだけで、薬剤師が自分に合った漢方薬を提案してくれます。

定期的に届けてくれるので、無理なく続けられますよ。

まとめ

年末年始は、ついコーヒーの量が増えてしまいやすい時期です。

「やめたいのにやめられない」と感じているあなたは、からだが疲れきって“助け”を求めているのかもしれません。

カフェイン過多による不調を感じているなら「疲れ」や「エネルギー不足」といった根本の体質に目を向けてみましょう。

漢方薬は、そんなあなたのからだにやさしく寄り添いながら、自然とコーヒーに頼らなくていい毎日へと導いてくれます。

まずは、がんばりすぎている自分をいたわるところから、始めてみませんか?

この記事の監修者

あんしん漢方薬剤師|中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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