年齢を重ねると「疲れやすくなった」「肌の調子がイマイチ」と感じることが増えてきます。
そんな変化に気づいたら、見た目のケアだけでなく、からだの“内側”にも目を向けてみましょう。
とくに「腸のはたらき」は、見た目や体調に影響する大事なカギになるのです。
この記事では、腸とアンチエイジングの関係や、今日から取り入れやすいケア方法についてわかりやすく解説します。
年齢とともに腸も変化している
腸は年齢を重ねるにつれて、ゆるやかに衰えていきます。
腸の働きはゆるやかに低下する
若いころはとくに意識しなくても元気に動いていた腸ですが、40代を過ぎたあたりから少しずつ変化が起こりやすくなります。
たとえば「便秘しやすくなった」「おなかが張る」「脂っこいものがもたれる」などの変化は、腸の動きが鈍くなってきているサインかもしれません。
また、加齢やストレス、食生活の乱れによって、腸内の善玉菌が減り、悪玉菌が増えてしまうこともあります。
その結果、腸の中のバランスが崩れ、さまざまな不調につながってしまうのです。
腸の元気は肌や疲れにも影響する
腸は「第二の脳」ともいわれるほど、全身の健康に深く関わっています。
腸内環境が乱れると、免疫の働きが落ちたり、からだの中で炎症が起こりやすくなったりします。
その影響で「肌荒れが治りにくい」「いつも疲れている気がする」「やる気が出ない」といった症状があらわれることも。
つまり、腸の元気が見た目の若々しさや、日々のエネルギー感にも影響しているのです。
アンチエイジング対策とは
まずは一般的に知られているアンチエイジングの方法から確認しておきましょう。
正しいスキンケアと紫外線対策
見た目のアンチエイジングといえば、まず思い浮かぶのがスキンケアです。
スキンケアでは、洗顔で汚れや皮脂をやさしく落とし、化粧水で水分を補給。
美容液で有効成分を届けたあと、乳液やクリームで油分を補ってしっかり保湿します。
夜のケアでは、紫外線や大気汚染でダメージを受けた肌を修復するために、ナイトクリームやパックなどのアイテムを活用するのがおすすめです。
食生活の見直し
肌の若々しさを保つには、内側からのケアが欠かせません。
アンチエイジングの鍵となるのは、抗酸化作用のある栄養素です。
たとえば、ビタミンCやビタミンE、βカロテンなどは、紫外線やストレスで発生する活性酸素から肌細胞を守ってくれます。
さらに、青魚などに含まれるオメガ3脂肪酸は、炎症を抑え、肌の柔らかさや弾力を保つサポートをしてくれます。
反対に、糖質のとりすぎは「糖化」と呼ばれる反応を起こし、肌のくすみやハリ低下の原因に。
若々しい印象を保つためには、バランスのとれた食事が何より大切です。
睡眠・運動・ストレスケア
「しっかり眠って、軽くからだを動かして、心にゆとりがある」。
この状態こそが、アンチエイジングにとって理想的です。
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、日中に受けたダメージの修復が行われます。
また、軽い運動は血流を促し、肌細胞へ酸素や栄養を届けやすくする効果があります。
ジョギングやストレッチ、深呼吸を取り入れるだけでも十分です。
また、ストレスを感じるとホルモンバランスが乱れ、活性酸素が増えたり、腸内環境が乱れたりすることがあります。
そうなると肌荒れやくすみ、便秘などの不調にもつながるため、意識的にストレスを手放すことが必要です。
アンチエイジングの新常識
見た目のケアや生活習慣の見直しに加えて、今注目されているのが「腸を整えること」です。
発酵食品と食物繊維で、腸の味方を増やす
ヨーグルトや納豆、味噌、ぬか漬けなどの発酵食品には、腸内の善玉菌をサポートする働きがあります。
さらに大切なのが、善玉菌のエサとなる食物繊維です。
野菜や海藻、きのこ、果物、イモ類などに多く含まれていて、水溶性食物繊維はとくに腸にやさしいとされています。
朝食にヨーグルト+果物、昼食に味噌汁+野菜、など身近な工夫から始めてみましょう。
サプリメントを利用する
食事で必要な栄養素を毎日きっちりとるのは、忙しい現代人にはなかなか難しいことです。
そんなときは、腸内環境をサポートするサプリメントを活用するのもひとつの方法です。
乳酸菌やビフィズス菌、オリゴ糖、食物繊維などが含まれたサプリは、腸のはたらきを助けてくれます。
補助的な手段ではありますが「飲むことで意識づけになる」「習慣にしやすい」というメリットもあります。
自分に合った腸活サプリを選んで、無理なく取り入れていきましょう。
まとめ
アンチエイジングというと、スキンケアや食事の工夫が思い浮かびがちですが、からだの内側、とくに腸のはたらきは重要です。
腸内環境が整うと、栄養の吸収や老廃物の排出がスムーズになり、肌や疲れにもいい影響を与えてくれます。
「最近、肌の調子が悪い」「疲れがとれにくい」と感じたら、まずは腸をいたわる生活を意識してみてください。
発酵食品・食物繊維・サプリメント・ストレスケア――どれも小さな習慣ですが、続けることでからだの中から変わっていくのを感じられるはずです。
若々しく、心もからだも元気に年齢を重ねていくために。
あなたも今日から「腸活アンチエイジング」を始めてみませんか?
<この記事の監修者>

中田 早苗(なかだ さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。大学卒業後、病院薬剤師として勤務。その後、漢方相談薬局にて食事と生活習慣の見直しから得られる健康に興味を持ち、そのひとつとして腸活ファスティングの魅力に感銘を受ける。
便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みは腸活ファスティングと、深く結びつきがあることを実感。現在は、腸活サポート薬剤師として積極的に発信中。プライベートでは長男と双子姉妹の3人育児に奮闘中。一食一発酵食品を心がけて毎朝のルーティンは納豆と味噌汁!
【今日から腸活】
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