私、美咲は結婚して5年。
夫の健とは大学時代からの付き合いで、結婚生活も順調でした。
しかし、ある日突然、私の秘密が夫にバレてしまった…。
その原因は、信じられないかもしれないけど、野球のTV中継でした。
不倫がバレた夫婦の修羅場
「美咲、今日の試合見た?」
健が突然、普段とは違う冷たい声で言った。
「え? どの試合?」
私は心臓が高鳴るのを感じながら答えた。
「プロ野球の。お前、あそこにいたよね?」
彼の声には怒りと疑念が混ざっていた。
私は思わず息を飲んだ。
その日、私は「友人と食事に行く」と嘘をついて、不倫相手の浩二と野球の試合を観に行っていた。
健はスマホを取り出し、ある映像を再生した。
それは、私と浩二が手をつなぎながら観戦している姿。
私たちの背後には、プレイヤーたちがプレイをしている様子が映し出されていた。
「友人と食事だったんじゃないの?」
健の声は切なく、私の胸を突き刺すようだった。
私は涙を流しながら答えた。
「ごめんなさい、健。浩二とは数回、秘密に会っていた。友人との食事と言って、彼と過ごしていた。」
健は深く息を吸い込んだ。
「浩二の番号は知ってる。」
私は驚いて健を見つめた。
健は私のスマホを手に取り、浩二の番号を探し出して電話をかけた。
「浩二か?」
健の声は冷静だったが、その中には怒りが隠れていた。
「え、健? どうして…」
浩二の声は驚きと戸惑いでいっぱいだった。
「お前と美咲、何してた?」
健の質問は鋭く、浩二は言葉を失った。
「ごめん、健。でも、美咲とはただの友人だと思って…」
浩二の声は弱々しかった。
「友人とキスするのか?」
健の声はさらに冷たくなった。
浩二は沈黙した。
健は電話を切り、「美咲、これからどうするつもり?」と私に問いかけた。
「私はあなたと一緒にいたい。浩二との関係も終わらせる。」
私は健の目を真っ直ぐに見つめた。
健は私の手を取り、「もう二度とこんなことをしないでくれ。」と言った。
私は涙を流しながら頷いた。
この修羅場を乗り越え、私たちは再び絆を深めるために前に進む事を決意しました。
まとめ
不倫がバレた瞬間、胸は痛み、後悔でいっぱいだった。
愛する夫を裏切った罪悪感、そして失いかけた夫婦の絆。
あの修羅場を乗り越え、私は真実の愛の重さを改めて感じました。
あわせて読みたい|マタイク(mataiku)