お手伝いをすることは子どもの心の成長に大きな役割をもたらします。心の基礎となる自己肯定感を養うとともに、家族の一員であるという認識を促すのです。男の子も女の子も性別に関係なく、小さなうちから「お手伝いをすること」を”当たり前のこと”だと思って欲しいものです。
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お手伝いをさせるときに気をつけたいこと
まず、絶対的にママに余裕があるときが良いです。精神的にも時間的にも余裕がないときに、子どもに手を出されるとイライラしてしまいます。 お手伝いさせると一言で言っても、子どもができそうなことを下準備するとか、お手伝いをさせることに負担が出てくることもしばしばです。 自分と同じようにやってくれさえすればいいのに…あぶなっかしくてついつい手が出てしまったり、「もういい、ママがやるから」ってなりませんか? イライラすると、子どもはお手伝いすることに”楽しさを見出すこと”ができなくなります。自分がそばにいることで、ママから嫌な空気感が漂うことを察するのです。よってお手伝いする道から遠のく可能性が出てきてしまいます。
なぜお手伝いをさせるか?
お手伝いをやらせる側も負担がありますが、メリットはたくさんあります。 《自己肯定感をはぐくめる》
ちょっとしたお手伝いだとしても、大人から「これお願いね」「これ手伝ってくれる?」と頼まれた子供は、自分はパパママに頼りにされた!必要とされているんだ!と感じます。 すると、もっと頼りにされたい・期待にこたえたいという気持ちがふつふつと湧いてきます。「ありがとう」と言われたことでまた、自分は役に立っているんだという自己肯定感が生まれ育っていきます。 《親子のコミュニケーションがとれる》
同じ空間にいて、同じことをしていれば、自然と会話が生まれてきます。”同じ時間を共有する”ということは、とても大切な子育てのひとつだと言えます。 子どもと向き合うことは時に大変なことも多々ありますが、子どもと同じ目線に立つということは親もまた”親としての学習”なのではないかと思います。 《自立への道を踏み出せる》
お手伝いをしていくと、自然と「これはこうした方がいい」ということがわかってきます。自分の身の回りのことを自分でできるようになる流れができてくるのです。それは自立への近道かもしれません。 《考える力と行動力が身に付く》
普段からお手伝いをしている子どもは、状況判断能力に長けていると言われています。こうした方がいい、こうすれば効率的だ、ということを自然と考えて動けるからです。 《もったいない精神を育てる》
お手伝いをしていくと、自ずと「物を大切にすること」「食べ物を粗末にしてはいけないこと」も理解していきます。 お料理のお手伝いをしたならば、ご飯時に「これ○○ちゃんがお手伝いしてくれたものだよね~残さないで食べようね~」という流れにもなるかと思います。パパママからお話することも大事です。
ちょっとしたお手伝いだとしても、大人から「これお願いね」「これ手伝ってくれる?」と頼まれた子供は、自分はパパママに頼りにされた!必要とされているんだ!と感じます。 すると、もっと頼りにされたい・期待にこたえたいという気持ちがふつふつと湧いてきます。「ありがとう」と言われたことでまた、自分は役に立っているんだという自己肯定感が生まれ育っていきます。 《親子のコミュニケーションがとれる》
同じ空間にいて、同じことをしていれば、自然と会話が生まれてきます。”同じ時間を共有する”ということは、とても大切な子育てのひとつだと言えます。 子どもと向き合うことは時に大変なことも多々ありますが、子どもと同じ目線に立つということは親もまた”親としての学習”なのではないかと思います。 《自立への道を踏み出せる》
お手伝いをしていくと、自然と「これはこうした方がいい」ということがわかってきます。自分の身の回りのことを自分でできるようになる流れができてくるのです。それは自立への近道かもしれません。 《考える力と行動力が身に付く》
普段からお手伝いをしている子どもは、状況判断能力に長けていると言われています。こうした方がいい、こうすれば効率的だ、ということを自然と考えて動けるからです。 《もったいない精神を育てる》
お手伝いをしていくと、自ずと「物を大切にすること」「食べ物を粗末にしてはいけないこと」も理解していきます。 お料理のお手伝いをしたならば、ご飯時に「これ○○ちゃんがお手伝いしてくれたものだよね~残さないで食べようね~」という流れにもなるかと思います。パパママからお話することも大事です。
まずは簡単にできるものからスタート
最初から難易度の高いものをお手伝いさせる必要はありません。だんだんとレベルアップをしていけばいいだけの話なので、最初は下記程度のものをやらせてみてください。 ・洗濯たたみ=靴下を合わせる ・食器洗い=プラスチック製のお皿などを洗う、ゆすぐ ・野菜を洗う、ちぎる ・おはしを並べる ・床ぶきをする(クイックルワイパーでも○) ・玄関の靴をそろえる ・玄関を掃く ・庭のお花に水をやる(ジョウロで○)
家事スキルは性別を問いません
今の時代、男女関係無なく家事スキルが身についていたほうが断然生きやすい世の中です。”育メン”なんて言葉もありますが、妊娠・出産・母乳を出す以外は、男だって一通りできるはず。同じ人間なのですから。 長い長い目でみていくと、幼少期から家庭のお手伝いをしてきたかどうかが重要なポイントだと思います。 大人になってからやる、一人暮らしをしたらやるから~、やらないといけなくなればやるから~、なんて言ってるようでは困ります。 なぜ困るかというと、結局いざというときにはできないのです。 ママに急用や突然ダウンしてしまうといった不測の事態が起きたときに、家族一丸となって家事をこなせるようになれたら良いですよね。