寝る時もどんな時も一緒にいる、赤ちゃんの頃から大切にしているタカラモノはありませんか?
筆者にも小さい頃から大切にしてるものがあります。
無いと眠れなかったり不安になるタカラモノがあるのなら、それはブランケット症候群なのかもしれません。
この記事では、ブランケット症候群の基本情報と、筆者の娘と彼女が毎日大切に可愛がっている「ちぼちゃん」の関係について、ご紹介したいと思います。
ぜひ楽しんでお読みくださいね!
ブランケット症候群って何?
ブランケット症候群とは、人が特定のモノに執着する状態を指します。
有名な漫画『ピーナッツ』シリーズに登場するライナスが、いつも毛布(ブランケット)を手放さないことから名づけられたと言われています。
「安心毛布」という言い方でご存じの方も多いのではないでしょうか?
安心毛布(あんしんもうふ、英: security blanket)とは、人が物などに執着している状態を指す。一般で言う「お気に入り」や「愛着」がこれにあたる。漫画『ピーナッツ』に登場するライナス・ヴァン・ペルトがいつも肌身離さず毛布を持っていることにより「ライナスの毛布」とも呼ばれる。
幼児は何かに執着することで安心感を得ている。成長するにつれ、幼児の時に執着していたものから離れていくが、大人になってからでも新たに執着することがある。子供がよく人形や玩具を離さずに持ち続ける様を「安心毛布」であると言える。これはドナルド・ウィニコットの用語では、移行対象、過渡対象と呼ばれるものである。
出典:Wikipedia
幼児に限らず、愛着があるものを側に置くことで「安心感」を得る心理は、珍しいものではないですよね。
子どもの場合は、いつまでたっても卒業できないとちょっと不安にもなりそうですが、「何歳までに卒業を!」と焦るのは禁物です。
なぜなら、その「安心感」は必要だからです。
ここからは筆者の娘と、彼女のたからもの「ちぼちゃん」のお話です。
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赤ちゃん枕「ちぼちゃん」は娘にとって究極の癒しアイテム
だいぶくたびれてしまっていますが、この写真がちぼちゃん。
もともと新生児の頭の形や向き癖が気になる方向けの、「赤ちゃん枕」です。
中には発砲ビーズが入っていて触り心地もよく、Amazonのレビューを見ても、うちの娘のように「究極の癒しアイテム」として活躍しているご家庭も多いようです。
娘は赤ちゃんの頃からこの枕に興味深々で、枕として使おうとしても、すぐに引っ張ってじーっと眺めたり、しゃぶったり、振り回したりしていました。
親としてはありがたいことに、ちぼちゃんのおかげで寝かしつけに苦労はせず、寝る準備をしてこの枕をそっと渡すと指しゃぶりしながらすんなり寝てくれたのを覚えています。
ちぼちゃんは今も大活躍していて、娘が泣いている時や辛かった時、心を落ち着かせるために側にいてくれる心の拠りどころとなっています。
ちなみに、「ちぼちゃん」という名前は娘が付けた名前です。
名前を付けるとより愛着がわいて愛おしく感じますね♪
汚いから…といって、絶対に洗ったり捨てたりしてはいけない理由
子供にはキレイなものを使ってほしい…と思いますが、ブランケット症候群の子が大事にしているたからものは、汚れていても勝手に洗ってはいけません。
というのも、そのたからものに付いた匂いや質感が、洗濯をすることによって変わってしまうからです。
以前、娘の大切なちぼちゃんにココアをこぼしてしまい、現在も取れないシミになっています。
でも娘はこのシミもちぼちゃんの模様として受け入れており、大切な一部となりました。
もちろん、同じものを買い替える事もオススメできません。
自分が毎日大切にしているものだから、急に新品を与えられても受け入れられず、それは別物という認識になります。
もし、失くしてしまったり捨ててしまったりしたら、
- 眠れない
- 悲しい
- 落ち込む
- 毎日の楽しみがなくなる
- 不安
- 何かあった時の気持ちの整理が出来ない
といった感じで、心が一気に不安定になってしまうことも…。
ブランケット症候群の子は、人の気持ちに敏感で、繊細な一面があるのかもしれません。
子供が大切なたからものを触っている時は、心の整理をしている時だと思い、そっと見守ってあげるのが良いでしょう。
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ブランケット症候群でもOK!宝物はいつもそばに♪
ブランケット症候群は病気ではなく、愛情不足で起きることでもないと言われています。
筆者自身も、娘がブランケット症候群だからといって、特にデメリットも感じません。
むしろ、心を許せる大切なたからものがそばにいることで、自分の心の整理ができ、また明日も頑張ろうと思える様子に、すごいアイテムだと感じています。
そんなアイテム、どこにも売ってないですよね?
心配しておいでの方は、「我が子が巡り合えたらラッキー!」と思っても良いかもしれませんよ♪
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まとめ
すっかり家族の一員となっている我が家の「ちぼちゃん」ですが、宝物であるこの子を大切に扱うことで、娘はものを大切にする子に育っています。
ものでも人でも、大切にすることはとても良いことですよね。
ちぼちゃんにはこれからもずっと娘のそばにいてほしいな、と願っています。
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