俗に「寝る子は育つ」と言いますが、子どもの成長には良質な睡眠が必要不可欠です。
でもその具体的な根拠をご存じですか?
この記事では、なぜ子供の睡眠が大事なのか、良質な睡眠をとるにはどうしたら良いのかをご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
寝ている間に心も体も成長!
成長ホルモンは、集中力・精神力といった「心の成長」と、筋肉や骨などの「体の成長」に影響します。
子どもの脳では、日中に経験したことや学んだことを整理し記憶する、という作業も行われます。
そしてこの成長ホルモンには、ある特徴が存在します。
それが、深い睡眠に入って3時間の間に大量に分泌されるという特徴。
そのため、特に子どもにとっては、早寝の習慣と質の良い睡眠をとることが重要になるのです。
十分な睡眠をとれば、脳と体の両方を休ませることができますし、睡眠習慣を整えることで、子どもの成長に良い影響を与えることが可能になります。
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良質な睡眠は外遊びが生む!
睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌が減るだけでなく、集中力の欠如やストレスを生み、肥満などの問題も派生します。
子どもの睡眠不足の原因にはこんなことが考えられます。
- 寝る前に部屋の電気やテレビをつけている。
- 寝る前にゲームをしている。
- 日中の外遊びが不足している。
寝る前に脳を刺激すると、メラトニンという睡眠の導入に必要なホルモンが十分に分泌されず、睡眠障害が起こります。
またこのメラトニンは、日中の外遊びで太陽を浴びることによってたくさん分泌されます。
つまり、子どもを深く良質な睡眠に誘導したいなら、寝る前のゲームやテレビはNG。
そして天気の良い日は、日中にたくさん外遊びをして体を動かすことが必要です。
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早寝早起きの習慣をつけよう!
人間には、朝日を浴びて目が覚め、暗くなったら眠くなる、というような体内時計が備わっています。
実は、睡眠や体温、ホルモンの分泌は、この体内時計の働きによって一日のリズムが刻まれています。
逆に、体内時計に逆らう行動をとり続けると、睡眠も成長ホルモンの分泌も阻害される、というわけです。
朝日を浴びるとメラトニン(睡眠ホルモン)の働きを抑制できますので、朝起きたらまずカーテンを開けること!
夜になったらメラトニンの分泌を高めるため、寝る前の食事やテレビ、ゲームは控えること!
成長期の子どもにとって、毎日同じ時刻に起きて同じ時刻に自然と眠れるように、早寝早起きの習慣をつけることはとても重要です。
まとめ
「寝る子は育つ」という少々雑な言葉からは、「たくさん寝ればよし!」という勘違いも生まれます。
でも子どもの成長にとって大切なのは、睡眠の質と規則正しい生活習慣です。
早寝早起きの習慣をつけ、しっかりと心と体を休ませてあげましょう。
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