育児には、我が子の愛おしさと子育ての大変さ、両面の要素がありますよね。
その中で、「年の差兄弟」の子育てにはひと味違う要素が多いかもしれません。
この記事では、年齢が離れた「年の差兄弟」育児のメリットとデメリットをお伝えします
ぜひ参考にしてみてくださいね。
※本記事では読みやすさの観点から、子どもの性別を問わず「兄弟」と表記します。
年の差兄弟って何歳差から?
年の差兄弟の年齢差には、もちろん決まりなどありません。
ただ、子どもが2人以上いる場合、年齢差は2〜3歳のご家庭が多いようです。
一般的には、5〜6歳以上年齢が離れていると年の差兄弟と言われています。
筆者は現在、6才と1才の2人姉妹を子育て中です。 年齢差は5歳。まさに「クレヨンしんちゃん」のしんのすけ・ひまわりと同じ年の差です。 年齢が5歳開くと、上の子が下の子の面倒をみてくれるから育てやすいと、よく聞きますよね。 […]
年の差兄弟のメリット
ここからは、年の差育児で得られる3つのメリットをご紹介しましょう。
基本的には、上の子が「赤ちゃんにママを取られた!」と感じるリスクが少なく、育児に余裕が生まれるのが特徴です。
ゆとりを持って下の子の育児ができる
例えば上の子が中学生で下の子が幼稚園の場合、それぞれの生活環境はかなり異なります。
上の子は学校で過ごす時間も多く、自立心も芽生えているでしょう。
上の子に手がかからない分、心にゆとりを持って下の子の子育てができます。
上の子に下の子のお世話を頼める
年齢差があると、上の子に簡単なお手伝いや下の子のお世話を頼みやすくなります。
下の子誕生の時点で上の子は既に5~6歳、基本的な生活習慣は身についています。
下の子のおむつを持ってくるといったお手伝いができますし、お世話を通して下の子への優しさも芽生えます。
大きな教育費の出費が重ならない
年齢差があると、高校・大学の受験や進学費用が重ならない点もメリットです。
年齢差が5歳以上なら、大学在学期間が重なることもありません。
教育資金作りに時間的なゆとりが生まれます。
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年の差兄弟のデメリット
ここからは、逆にデメリットと感じることを3つご紹介します。
やはり、育児の所要時間がたっぷりかかる点には覚悟が必要でしょう。
子育て期間が長くなる
年の差兄弟の場合、当然ながら子育てのトータル期間が長くなります。
小学校在学期間を考えると、上の子の入学から下の子の卒業までかかる期間は10年以上。
延々と「小学生を育てている」状況ですね。
下の子の生活環境が乱れやすい
上の子が小学校高学年になる頃には、大人とおなじ食事になります。
下の子が通園中であっても、つい同じ食事や、まだ食べさせたくないお菓子をあげてしまうこともあります。
また、睡眠時間が短くなりやすく、朝なかなか起きられない弊害も生じます。
兄・姉の勉強の邪魔をしてしまう
下の子が遊んでほしくて、上の子の勉強を邪魔することもありがちです。
大声で泣いたり走り回るだけでも、お兄ちゃん・お姉ちゃんは勉強に集中しにくいでしょう。
下の子がいたずら盛りなら、学用品に落書きをしてしまうこともあります。
下の子が生まれてから、なんだか上の子にイライラする…。 上の子を可愛いと思えない…。 そんな風に感じたら、「上の子可愛くない症候群」かもしれません。 筆者も実際に2人目出産後、上の子可愛くない症候群におちいりました。 […]
年の差兄弟、子育てのポイントは?
年の差兄弟の子育てでは、上の子も下の子も、乳幼児期に時間をかけて愛情を注げます。
ただ、「上の子はもう手がかからないから!」と安心しきるのは危険。
年齢差があろうとなかろうと、兄弟ができた環境の変化をすぐに受け入れられない上の子もいます。
大切なのは、今まで以上に上の子に目をかけること。
下の子のお世話を優先しがちですが、上の子との時間を優先的に取ってあげましょう。
「あなたも大切な存在」と言う気持ちが、上の子に明確に伝わるようご注意ください。
まとめ
年の差兄弟育児のメリットとデメリット、いかがでしたか?
年齢差があるからこそ大変なこともありますが、等しく愛情を注ぎながら、子育てを楽しみたいですよね。
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