動画見せすぎ?ブルーライトや会話不足、過剰視聴が子供に与えるデメリット

動画見せすぎ?ブルーライトや会話不足、過剰視聴が子供に与えるデメリット

「忙しくて、ついつい子供にテレビやスマホを見せちゃう…」というママパパは多いでしょう。

でも気になるのは、テレビや動画が与える子供への影響です。

テレビの見せすぎは何がダメ?

どのくらいの時間だったら大丈夫?

この記事ではそんな疑問にお答えします。

ぜひ最後までご覧ください!

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テレビ・動画が子供に与える3つの影響

テレビ・動画が子供に与える3つの影響

どの家庭にも当たり前のように存在するテレビ。

子供にテレビを見せることが習慣化している家庭は少なくありません。

ですが、子供への影響は認識しておきたいところです。

テレビの見せすぎ(過剰な視聴)は、具体的にこのような影響をもたらします。

  • 視力の低下
  • 睡眠不足になりやすい
  • 言語発達の遅れの原因になる

視力の低下は疲労や集中力の欠如に繋がりますし、いったん低下すれば生涯抱えるデメリットになりかねません。

子供にとっての睡眠不足、言語発達の遅れが問題なのは、ご説明するまでもありませんね。

近年はテレビだけでなく、タブレットやスマホで見られる配信動画も、子供たちに大人気です。

なにも「100%見せるな」とは言いませんし、実際に子供にとって良い影響を与える番組もあります。

常に問題なのは、何をどのくらい見せるか

親はこの点に注意をしながら、子供を見守る必要があります。

 

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悪影響の原因と効果的な対策

悪影響の原因と効果的な対策

ここからは具体的に、テレビや動画の過剰視聴がもたらすデメリットの原因と、その対策をご紹介します。

具体的な問題点がわかれば、対処も可能になりますよ。

①視力の低下:ブルーライト問題

皆さんもきっと、ブルーライトという言葉を聞いたことがおありでしょう。

ブルーライトはほとんどの可視光線に含まれる、波長が短くエネルギーの強い光です。

動画を映し出すスマホやタブレット、テレビの液晶画面は、LED(発光ダイオード)がバックライトとして使用されているため、ブルーライトが強く放射されています。

問題はこのブルーライトが、網膜や角膜上皮細胞を刺激し、視力を低下させる点。

太陽光を至近距離で直視し続けることは誰もできませんが、液晶画面なら簡単にできてしまいます。

特に子供は、大人の2倍のスピードで視力が低下すると言われており、注意が必要です。

そこで考えられる対策がこちら。

ポイントを押さえて、できることから始めてみましょう。

■ブルーライト対策

  • 1時間に1回は目を休める
  • 連続で2時間以上見せない
  • テレビ以外の興味を持たせる
  • 屋外で遊ばせる
  • ビタミンA、ビタミンB群を摂取する

参考:公式│千里堂メガネ 琴似店「テレビを見過ぎると子どもの視力が低下するリスクあり!」

②睡眠不足:眠りの質の問題

子供に限らず、人は映像や音声の刺激によって脳が活性化し、眠りの質が低下して、夜中に目覚めやすくなります。

強い光で体内時計も「日中かな?」と、勘違いをしてしまいます。

米国のハーバード公衆衛生大学院とマサチューセッツ総合子供病院の合同研究によれば、テレビを見る時間が1時間長くなるにつれ、睡眠時間が7分短くなるとか。

「たかが7分?」と思うかもしれませんが、それが毎日積み重ねられたらどうでしょう?

相当な睡眠時間になります。

また、テレビの過剰視聴で肥満になりやすいことも、様々な研究で分かっています。

運動不足や「ながらおやつ」が習慣化してはいけません。

①の視力低下の対策に加えて、このような点に注意してください。

■睡眠の質の低下・肥満への対策

  • 就寝する2時間前からテレビ・動画を見せない
  • テレビを見ながら飲食をさせない
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言語発達の遅れ:コミュニケーション不足の問題

皆さんは子供部屋にテレビを置いていませんか?

日本小児学会の調査では、4時間以上テレビやビデオを見ている子供は、4時間未満の子供に比べて、意味のある言葉が出てくるのが遅れる傾向にあることが分かっています。

共働きで親がご飯を作っている時間、子供にテレビを見せているくらいなら、全く問題はありません。

問題なのは、家族がいるのに子供をテレビ任せにしている場合です。

テレビには子育てはできません。

ぜひ家族とのコミュニケーションの時間を増やして、子供の発育に良い効果を与えてください。

■言語発達の遅れへの対策

  • 食事中やなんとなく付けている時はテレビを消す
  • 子供と会話する時間、触れ合う時間を増やす
  • 子供部屋にテレビを置かない

まとめ

子供にとっては、映像から得られる知識もあるため、テレビや配信動画が100%悪いと認識する必要はありません。

必要なのは、過剰視聴によるデメリットを認識したうえで、「何をどのくらい見せるか」を考えてあげること。

もし、「子供の興味やできることが少ないな」と感じたら、まずは大人が話し相手や遊び相手になる時間を増やしましょう。

この記事が子供たちとテレビの付き合い方の参考になれば幸いです。

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