昔に比べて生活の質や医療の質が上がり、日本人の平均寿命はどんどん延びています。
そのため、年をとっても健康でありつづけることが重要視されるようになりました。
なかでも『歯』は、健康で質の高い生活を送るためにとても大切なものとされています。
当然子どもを持つ親なら、我が子の健康で質の高い生活のために、『歯』の状態が気になりますよね。
この記事では、子どもの虫歯を防ぐためにおすすめの歯磨き粉と歯ブラシの選び方について、ご紹介します。
歯みがきはいつから始めれば?
まず、小さなお子さんの歯磨き開始のタイミングをご存じですか?
下の真ん中の前歯が生えてきた時が、適切なタイミングとされています。
乳歯は小学校卒業の頃には永久歯に入れ替わりますが、だからといって虫歯になっていいわけではありません。
一度虫歯になってしまうと、虫歯の原因菌が口の中で増えて、永久歯も虫歯になりやすくなってしまいます。
そもそも乳歯はエナメル質が薄く、虫歯になりやすい特徴があります。
ですので歯が生えてきたらすぐに歯磨きを始めて、虫歯にならない歯を育ててあげましょう。
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はじめての歯磨きにおすすめのアイテム
はじめて歯磨きをするときは、「食べ物ではないものが口の中に入る」ということを赤ちゃんに慣れてもらうことが大切です。
いきなり大人のようにゴシゴシしてしまうと、痛がって歯磨きが嫌いになってしまうこともあります。
そこで、おすすめなのがこちらです。
ベビーフィンガートゥースブラシ(Ciメディカル)シリコン製
指サック型で、大人の指にはめて赤ちゃんの歯を磨きながら、まだ歯が生えていないところもマッサージできるブラシです。
指先で優しく加減しながら使えますので、歯磨習慣のスタートにぴったりです。
0才代のときは、赤ちゃんが安心できる抱っこの態勢で歯磨きを行うようにしてください。
1才を過ぎた頃からのおすすめ歯ブラシ
1才を過ぎたあたりから、上下で8本くらいの歯が生えてきます。
そしてこのころから、「自分でやってみたい」という意思表示をしてくるお子さんも現れます。
そこでおすすめなのが、歯ブラシの2本使いです。
1本目 子どもが自分で使う歯ブラシ
歯ブラシの2本使いの場合、1本目はお子さんが自分で使う歯ブラシに。
のどの奥まで入らないような、安全なものを選びましょう。
おすすめはこちら。
クリニカKid’sハブラシ 0~2才用(ライオン)
歯ブラシの首の部分が曲がるので、歯磨きをしながら転んでしまっても、衝撃を95%低減させることができるそうです。
2本目 仕上げ用の歯ブラシ
2本使いの2本目は、親が仕上げ用に使うブラシにします。
先端が小さくて、柄の部分が細めの歯ブラシを選びましょう。
おすすめは、こちらの商品です。
クリニカKid’sハブラシ 仕上げみがき専用(ライオン)
歯ブラシの先端が薄くなっているので、小さいお口にも奥歯までしっかり届くようになっています。
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フッ素入り歯磨き粉の選び方
1才頃からフッ素入りの歯磨き粉を使うと、虫歯予防効果がアップするのでおすすめです。
ただし、選ぶときに注意しなければならないが「フッ素濃度」です。
乳幼児のフッ素入り歯磨き粉の利用については、過剰摂取による下痢や嘔吐、エナメル質の形成障害が指摘されています。
通常の歯磨き粉については過剰摂取の危険性は限りなく低いのですが、赤ちゃんが飲み込む可能性もゼロではありません。
そこでフッ素濃度が高い歯磨き粉を避けるため、その濃度が書かれている商品を選ぶようにしましょう。
厚生労働省のホームページに、フッ化物配合歯磨剤について詳しい説明がありますので、ぜひ歯磨き粉を選ぶときの参考にしてください。
フッ化物配合歯磨剤の年齢別応用量[3]
年齢 | 使用量 | 歯磨剤のフッ化物濃度 |
歯の萌出〜2歳* | 切った爪程度の少量 | 500ppm(泡状歯磨剤ならば1,000ppm) |
3歳〜5歳 | 5mm以下 | 500ppm(泡状またはMFP歯磨剤ならば1,000ppm) |
6歳〜14歳 | 1cm程度 | 1,000ppm |
15歳以上 | 2cm程度 | 1,000ppm~1,500ppm |
*仕上げ磨きに保護者が行う。
出典:フッ化物配合歯磨剤 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
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まとめ
この記事では、赤ちゃんの歯が生え始めてからのケアの仕方と、おすすめのアイテムを紹介しました。
フッ素濃度に年齢ごとの基準があることは、初めて知った方も多いのではないでしょうか?
フッ素は歯科医院でも塗布してくれますので、歯の定期的な健診と併せて利用するのもおすすめです。
虫歯になってから行くのではなく、虫歯予防として歯科医院を利用しましょう。
不安な点も質問できて、安心してお子さんの歯のケアができますよ。
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