子どもが3才くらいになり、幼稚園入園の時期を迎えると、我が子の早期教育について考える方が多いでしょう。
「塾に通わせたほうがいいの?」「英会話教室も必要かな?」と悩むこと、ありますよね。
しかし最近では、英才教育や早期教育よりも『お手伝い』をする方が、子どもの将来にとって良い効果があることが解ってきました。
この記事では、お手伝いの効果と、お子さんに楽しくお手伝いをしてもらうポイントをご紹介します。
お手伝いは人間関係の構築力を上げる!
お手伝いと言っても、3歳くらいのお子さんがやることです。
うまくできなかったり、急いでいる時は逆に手伝ってほしくないこともありますよね。
でも3歳から4歳の時に、たくさん家事のお手伝いをすることには、こんな良い影響があると言われています。
- 将来の教育レベルを上げやすくなる
- 成人後のキャリアを築きやすくなる
- 人間関係を良好に保てるようになる
その理由は、お手伝いをすることで「家族の中での自分の役割」を認識し、「家族とのコミュニケーション」を取れるから。
その結果、人間関係を築くための力が鍛えられるのです。
ハーバード大学の75年にわたる追跡調査によると、「私たちの幸福と健康を高めてくれるのはいい人間関係である」のだそうです。
お金や地位などよりも、いい人間関係の構築こそが幸せにつながる、そう科学的に証明されたんですね。
なにも、早期教育や英才教育を否定する結論ではありません。
ただそれ以前に、良い人間関係を作る力を高めることが、子どもの将来の幸福にとって重要!というお話です。
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楽しくお手伝いをしてもらう3つのポイント
しかし、お手伝いといっても、3歳の子どもになにをしてもらったらいいか、悩みますよね。
3歳頃になれば、自分からすすんでお手伝いをしたがるお子さんもいそうですが、全員そうとは限りません。
そこで、お子さんに楽しくお手伝いをしてもらえるようになる方法を、3つご紹介します。
大人に余裕がある時に手伝ってもらう
1つめのポイントは、大人の側の余裕の問題です。
せっかくお手伝いに興味を持ち始めても、大人がついイライラして怒ってしまうと、お子さんはもうお手伝いをしたいとは思わなくなるでしょう。
ぜひ「ママ・パパの時間と心に余裕がある時」に、声掛けをしてください。
上手くできなくてもそのままで!
2つめポイントは、「間違っていても大人が許せる範囲でそのまま続けてもらうこと」です。
例えばお掃除の仕方が間違っていて、きれいにならないのであれば、それはお掃除に関する学びの機会です。
「なぜきれいにならないのかな?」「どうすればきれいになるのかな?」と、一緒に考える場にしてあげましょう。
自発的に動くのを待つ
3つめのポイントは、強制的にお手伝いさせても効果は薄いという点です。
ぜひ、お子さんが「自分からお手伝いをしたいと思うタイミング」を見計らってください。
なかなかお手伝いに興味を示さない子の場合には、大人が家事をする様子を見せてから声掛けを。
「自分もやってみたい」「楽しそう!」という好奇心を刺激してあげましょう。
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まとめ
お子さんの将来の幸せを考えると、大人としては「何をしてあげたらいいのだろう?」と悩みますよね。
でも、3歳~4歳の頃にたくさんのお手伝い経験をするだけで、一生の武器とも言える「良い人間関係を作る力」を鍛えられるなら?
塾などに行くお金をかけることもなく、長い目で見れば大人の家事の負担も減って、一石二鳥にも一石三鳥にもなります。
これは試す価値あり!でしょう。
まずは、大人の時間と心の余裕がある時に、お子さんに声をかけてみてはいかがでしょうか?
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