早ければ生後3カ月からはじまる、原因不明の夜泣き。
数分で泣き止む子もいれば、中には数時間泣き続ける子もいます。
赤ちゃんも心配ですが、ママ・パパだって大変です。
この記事では筆者の体験を基に、生後1日目からできる夜泣き対策についてご紹介します。
これって夜泣き?赤ちゃんが夜中に泣く理由3つ
生後まもない赤ちゃんは、昼夜関係なく眠ったり起きたり。
そんな赤ちゃんも、月齢が上がるにつれて生活リズムが安定し、だんだんと夜にまとめて眠るようになっていきます。
それに待ったをかけんとばかりに始まる「夜泣き」。
ただし、「夜泣きが始まった!」と嘆く前に、まずそれが本当に夜泣きなのか確認してみませんか?
赤ちゃんが泣く理由は、夜泣き以外にもたくさんあるのです。
空腹で泣いている
一番に考えられるのは、ミルクを欲している状態です。
赤ちゃんの授乳サイクルは2~4時間。
実はこれ、前回飲み始めてから次の授乳までの時間なので、飲み終わってから次の授乳までだと、1時間くらいしか経っていないこともあります。
「さっき授乳したばかり」と思っても、一旦ミルクを含ませてみてすぐに泣き止むなら、原因はただの空腹かもしれません。
オムツが濡れているのがイヤで泣いている
次に考えられるのがオムツの汚れ。
わが子は新生児のとき、オムツのラインが青くならないほんの少しの排尿でも大泣きしていました。
赤ちゃんによっては全く平気な子もいますが、ムレや肌荒れ防止のためにも、とりあえず交換してみるのも良いでしょう。
温度や湿度が不快で泣いている
赤ちゃんにとっての適正湿度は60%、温度は冬場で18~23℃、夏場で25~28℃と言われています。
温度設定は気にとめていても、湿度まで気にしている方はそれほど多くない印象を受けます。
また、お部屋の設定温度が適切で、大人が快適に感じていたとしても、汗をかきやすい赤ちゃんの服の中はジトジトなんてことも。
温度計は赤ちゃんのすぐそばに設置し、手足だけではなく服の中の状態まで確認して、体感温度・湿度が適切に保たれているか、発熱はないか、チェックしましょう。
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体内時計を整えて夜泣きを改善しよう
このように、赤ちゃんが泣く理由はたくさんあるにも関わらず、夜泣きまではじまってしまったら、ママパパも疲労困憊です。
そこで、眠れないと絶不調になってしまう筆者は、赤ちゃんのまとまった睡眠をサポートするために、徹底して体内時計をととのえてみました!
ポイントは朝、起床からの流れをルーティン化することが成功の秘訣です!
毎朝同じ時間に起きる
まずは大人が毎朝同じ時間に起きるようにします。
可能であればマタニティ中から、もちろんパパも一緒に早起きして、身体を慣らしておくと良いでしょう。
産後のつらい身体でも、スムーズに目覚めることができます。
朝日を浴びる
次に、朝日を浴びることを習慣化しましょう。
赤ちゃんが寝ていてもカーテンや窓を開けて、新鮮な空気と日の光を取り入れることで、朝を知らせます。
もちろん、外気を取り入れたあとは室内を適温適湿に保つことも大切です。
人の体内時計は約25時間と言われていますが、朝日を浴びることでズレをリセットし、24時間に合わせることができます。
筆者はこの作業を生後1日目から徹底して行うようにしていました。
朝のミルクの時間を決める
ミルクも毎朝同じ時間にあげるようにしてみましょう。
体内時計は日光を浴びるだけでなく、朝食によってもととのえることができます。
筆者の場合は、6時半に喚び起して7時にミルクとしていました。
早朝の4時や5時に泣いて授乳した場合などは、朝のミルクの量を減らすなどして調整するのもオススメです。
顔を拭いてお着がえ
ミルクのあとは顔を拭いてお着がえをしてさっぱりさせます。
大人もそうであるように、毎朝の流れをルーティン化することで、昼夜がはっきりしない赤ちゃんも、一日のはじまりを感じるようになってきます。
また、生後まもない時期からルーティン化していると、1歳を過ぎ、イヤイヤがはじまる時期でも、スムーズに朝の支度ができるかもしれません。
親子で快眠を目指して
赤ちゃんが夜に泣く原因と対処法をご紹介しました。
夜泣きの原因は、実は未だに完全に解明されていませんが、体内時計が未発達であることが要因の一つとして指摘されています。
赤ちゃんから目が離せず、育児が大変な時期、家族みんなで体内時計をととのえて、快適な睡眠に繋げられると良いですね。
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