今年もいよいよお月見の季節がやってきました。
家族でゆったりと秋に浸る予定だった我が家ですが、昨年は好奇心旺盛な子どもたちからの質問が止まらず、ママパパは答えることに四苦八苦!
本記事では、家族で素敵なお月見ができるように、その由来や楽しみ方についてご紹介します。
お月見はいつするの?その理由は?
月見は十五夜に行われる、風情ある秋の行事です。
月を眺めながら季節の食材を使った料理で秋の夜長を楽しむことができ、子どもの心の成長につながると考えられます。
十五夜はいつ?
旧暦8月15日の夜を、十五夜と言います。
旧暦の1年が354日であることに対し、新暦の1年は365日。
このズレによって、現代の暦では十五夜が毎年違う日に訪れます。
2022年は、9月10日の夜が十五夜にあたります。
お月見が十五夜に行われる理由
十五夜にお月見がされる理由は、旧暦8月15日が1年で最も月が綺麗に見える夜であることに起因します。
元を辿ると、お月見とは、平安時代の貴族が綺麗な月を肴に宴を楽しむという、中国より伝来した優雅な行事でした。
旧暦が用いられていた平安時代では、「1~3月が春、4~6月が夏、7~9月が秋、10~12月が冬」と、3カ月ごとに季節が分かれていました。
「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」という言葉があるように、空気が澄んでいる秋の中頃に見える月は1年で最も美しいとされ、8月の十五夜にお月見が行われるようになりました。
では、お月見とはどのように過ごすものなのでしょうか。
ぜひ、家でお月見を楽しむための参考にしてみてください。
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お月見の風習と楽しみ方4選
それでは、お月見には実際に何をするのか見てみましょう。
お月見の風習を参考にした、子どもとの遊びについても紹介します。
月に感謝する
月見団子と言って、お月見にお団子のお供えは必須!
このお団子には二つの意味があります。
一つは、お団子を満月に見立てて、月への感謝をあらわすこと。
昔は今のように電気が普及していなかったため、暗い夜を照らしてくれる月の存在は、人々に重宝されていたからです。
もう一つは、お団子の材料であるお米が秋に穫れることから、その収穫を祝うこと。
お団子は、混ぜてこねて丸めてと、子ども一緒に料理を楽しむこともできます!
秋の収穫を祝う
お団子と同様に、秋の農作物をお供えして、その収穫を祝うことも風習の一つです。
当日にたっぷりと季節の野菜や果物をお供えして月を眺め、後日お供え物を使ったおいしい料理を楽しんではいかがでしょうか。
お月見をモチーフとしたお弁当を作っても、子どもにとても喜ばれます。
魔除けをし、来年の豊作を願う
お月見にススキを飾る理由は、その鋭い切り口で、悪霊や厄災といった悪いものから作物を守るためと言われています。
月の依り代としても用いられることもあったそうです。
ただし、ススキを飾るには注意が必要です!
ススキはとても生命力が強いため、風で種子が飛ばされれば、1年後には庭から生えてくることも。
我が家では、子どもたちと色紙や折り紙にススキを描いて切り抜くことで、遊びながら代用品を作成しています。
お供え物を子どもにあげる
お月見が終わったら、最後に、お供え物として作物とは別に用意した秋のお菓子を、子どもたちに渡します。
昔は「お月見泥棒」といって、作物やお団子を子どもに持ち去らせることを楽しむ風習もあったそうです。
野菜や果物は難しいですが、お菓子であれば「自分の物」として1人でも楽しむことができるため、子どももとても満足してくれます。
季節の行事で心を育もう
いかがでしたでしょうか?
こうした行事は、季節を感じることができるほか、その由来について学ぶことができるチャンスでもあります。
ぜひ、家族みんなで楽しんでみてください。
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