生後1年が経つ頃、成長が早い子は立ったり、言葉を発したりするようになります。
赤ちゃん赤ちゃんしていた姿が噓のように、座る!立つ!歩き出す!言葉を発する!といった大きな変化を目の当たりにすると、ジーンとなるものがありますよね。
今回は「あのとき、ああしておけばよかった」シリーズ第2弾、乳幼児期時代をお届けします。
月齢7カ月で突然始まった、夜泣きに奔走する実体験がメインです。
今だから思える「そんな夜泣き対策は無駄だった」ことは数知れず!
現在お子さんの夜泣きに困っていて、「何か良い対策はないか」とあらゆることを試しているママさんへの、ヒント&エールになるかもしれません。
乳幼児期最大の難関はズバリ「夜泣き」
生後7カ月のとある夜から始まった夜泣き、それはなんと!2歳3カ月まで続いたのです。
寝かしつけて一旦は寝るものの、泣いて起きるから様子を見て、授乳しておむつを替える…、夜泣きは大抵こういう感じですよね。
しかし、息子は大体決まって1時間ごとに泣いて起きていました。
夜間から明け方までずっとです。
こういう生活を約1年半(!)も送り、ありとあらゆる対策を講じたので、ご紹介します。
新生児編!あのとき、ああしておけばよかった~新生児期【子育てコラム】|マタイク
夜泣き封じのために取った行動
「これで夜泣きをしなくなるなら!」と藁にもすがる思いとはこのことだと思いつつ、いろいろなことを試しました。
今思うと、何してたんだろう?!(笑)ということもあります。
その中でも鮮明に記憶に残っている3つのエピソードをご紹介しますね。
夜泣き封じのお札
冷静に振り返ると、一番「?」だったのが、「夜泣きの虫封じのお札を赤ちゃんの枕元に貼る」でした。
これは夫がネットで仕入れた情報で、もうヘトヘトヘロヘロな私を気の毒に思ったがあまりにやったことです。
藁にもすがる心理状態だったので、効果があればなんでもいい、もうどうにかしてくれー!でした。
結果は当然のことながら、効き目なし。
お札に罪はありませんでしたが、一応のお礼は言ってさよならしました。
日光浴
「夜寝ないのは日光浴が足りないから」というのも、よく育児本などに書いてありますよね。
夜泣き対応でグダグダになっていましたが、「日光浴させなきゃ……」と毎日抱っこ紐で近所をお散歩。
何かにとり憑かれているみたいになってました。(笑)
しかしこれもまた効果なし。
ワンワン泣いて起きて、寝たと思ったら1時間ほどでまた泣いて起きての繰り返し。
息子をなだめながら、「泣きたいのはママのほうだよ」と何百回思ったことでしょう。
外国式を取り入れてみた
タイトルは忘れてしまいましたが、育児本のなかで“外国での子どもの寝かしつけ方”が書かれているものを読みました。
外国では赤ちゃんのうちから親と別室で寝るとか、泣いてもすぐに対応しないとか、確かそういったことが書かれていたのです。
もう夜泣きしないでくれれば何でも試したい心境になっていたので、夜寝かしつけたら自分は退室して、「泣いてもすぐに行かない」を実践。
……お察しの通り効果なし。
というよりも、夜間や明け方に夜泣きの声が響いてご近所に迷惑だろうという思いと、泣き止むことなんてあるのか?という思いを抑えきれず、耐えられませんでした。
とにかく一刻も早く泣き止んでくれー!なので、なんというか、広い心でゆとりのある育児法はできなかったですね!
それ「メンタルリープ」かも!赤ちゃんのぐずりや夜泣きが多い時期の心構え│マタイク
乳幼児期に「ああしておけばよかった」と思うこと
家事も育児ももっと手抜きして、人に頼れば良かったかな!と思います。
家事全般の手抜き推奨
まず家事ですが、息子が寝ている間やご機嫌にしている間に、料理・洗濯・掃除などを毎日真面目にやっていました。
夜泣き対応でヘロヘロな体なのに、です。
料理はデリバリーとか、夫や実母に買ってきてもらうとかすれば良かった。
洗濯は夫にやってもらうか、毎日やらなくても良かった。
掃除は週末に夫にやってもらうか、別に毎日やらなくても良かった。
当時は専業主婦だったこともあり、主婦業はこなして当たり前だという固定観念に縛られていたような気がします。
母子手帳への成長の記録
あるとき、母子手帳の成長記録のページがきれいなままなことに気がつきました。
母子手帳の存在すら忘れていたわけですが、その時々のことを書いておけば良かった…と後悔しています。
その後うろ覚えで遡って書いたものの、いろいろ曖昧な感じで超残念な手帳に!
ですので、別に母子手帳にこだわらなくても、子どもの成長記録を書き残し、その時の写真も併せて保存しておくことをおすすめします。
プラスその時々の手形や足形も残しておくと、後々子どもが見てよろこびますよ。
週末の義実家訪問を控える
義実家へは車で約1時間、毎週末のように行っていました。
孫の顔を見せるためです。
正直なところ、夫の仕事が休みの日は、子どものお世話をお願いして少しでも休みたかった。
でも、初孫の顔を見るのを楽しみに待っている義両親のことを考えると、とても言い出せませんでした。
夫はと言えば、“同居していないのだから、休日に孫の顔を見せに行くのは当たり前”の考えだったと思います。
義実家へ行って休めるわけもなく、子どもと私が遊ぶ様子を見ている義父・義母・夫…ただただ気疲れしに行っているだけに感じていました。
「平日はワンオペ育児でがんばっているのだから、休日は子どもの世話を代わってほしい」
「義実家への訪問回数を減らして家族三人、水入らずで過ごしたい」
そう懇願すれば良かった。
おそらくこういった本音は、男性にはハッキリ言わなければ伝わりません(うちの夫だけではないはず)。
言いにくいことを言わないままの“察してちゃん”では、対等な夫婦関係になりにくいと思います。
あ、今では言いたいことはハッキリ口に出しているので、夫からの理解や協力はかなり得られるようになりました!
乳幼児期にやって良かったこと
怒涛の乳幼児期で大変な日々でしたが、やって良かったこともいくつかあったので、ご紹介しますね。
離乳食作りをがんばり過ぎなかった
食に関しては手をかけずにすんだかな?と記憶しています。
おかゆは大人の白米を炊くと同時に炊飯器で作りましたし、野菜もお肉も手の込んだことはしませんでした。
あと、市販のレトルト離乳食もよく使っていました。
豊富なメニューに驚きましたし、外出時にもとても便利でした。
食べることに関心を持ち、食卓は楽しいものと思ってほしいという考えだったので、“好き嫌いをさせない”なんて考えもありませんでしたね。
おかげで食事を与える側(ママ)も、食べることを経験していく側(乳幼児)も、ストレスフリーだったから良かったのかなと思っています。
卒乳を待った
夜泣きの原因として、完全母乳だったことも考えられるかもしれません。
母乳が足りていないがためにお腹が空いて頻繁に起きてしまう、単純にそう思いますよね。
私もそう思ったので、母乳がよく出るという桶谷式のマッサージに行ったんです。
でも、マッサージしてくれた方に「なんで来たの?」と言われたくらい、まぁ出るわ出るわ!噴水のように出ていました(笑)
また、「もしかしたら断乳すれば夜泣きは治まるかも」という淡い期待を抱き、実行もしてみたけれど、私の決意が弱すぎて断念。
息子自身が自然に離れる日を待ったため、後腐れなく卒乳できました。
でも私のミルクタンクはかわいそうなくらい小さくなっていたのでした……。( ノД`)シクシク
乳幼児期に得た教訓
◎母乳を与える以外のことは誰でも対応できる⇒夫の育児参加率を上げるべき!
◎離乳食は手作りじゃなくてもOK⇒レトルト品の豊富なバラエティーに感服!
まとめ
乳幼児期の「ああしておけばよかったこと」、いかがでしたでしょうか?
夜泣きの対応が辛かったという記憶が鮮明過ぎて、楽しかった出来事は保存しておいた写真で回想しています。(苦笑)
次回はシリーズ第3弾『園児時代』をお届けする予定ですので、どうぞお楽しみに!
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