【子育てを振り返る】「あのとき、ああしておけばよかった」~小学校高学年時代

あの時あ~すれば良かった!_小学校高学年編

シリーズ第6弾『小学校高学年時代』をお届けします。

今回は、とうとう反抗期の入り口に立ってしまった息子とのやり取り、後悔、よかったことについてご紹介します。

反抗するのは成長過程において自然なことで、反抗期はあったほうがいいと言われています。

「クソババア」と言われたら子育て成功と書かれている本もありますが、口答え、物に当たる、生意気な態度が日常化しては、たまったものではありません…。

現在子どもが反抗期に突入したママへのエールや、対処法のヒントになればいいなと思います。ぜひ最後まで読んでくださいね!

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小学校高学年時代のエピソード

小学校高学年時代のエピソード

4年生から5年生になる頃、親の呼び名の変更がありました。

「ママ・パパ」だったのが、強い意識をもって「お母さん・お父さん」に変えだしたのです。

最初は「マ…違う違う、お母さん!」で、私もお母さんと呼ばれるのがどこかくすぐったいやら、ほんわりしたやらもありつつ、ちょっと寂しかったかな?(笑)。

そして、「一人で寝る」と言い出し、あっけなく自室で寝るようになったのもこの頃。

大きくなってきた息子と同じベッドに寝るのも、正直窮屈に感じてはいましたが、いざ隣で寝ていた息子がいなくなったら、ベッドがやたら広く感じたものです。

そしてさらに!外で名前で呼ぶことを極端に嫌い、そのうち近所のスーパーへ一緒に行くのも敬遠するようになりました。

親と一緒に行動したくない、親と一緒に居るところを友達に見られたくない、という気持ちが芽生えたのでしょう。

これもまた自然に起こる成長段階の出来事なので、「あ、そう」で済ませていました。

内心は成長をよろこびつつも、「もう一緒にスーパー行ってくれないんだぁ!」と泣きそうになってましたけど(笑)。

この時点ではまだ、アウトレットモールに出掛けることや、家族旅行などは大丈夫でした。

遠くなら友達には会いませんからね(笑)。

【子育てを振り返る】あのとき、ああしておけばよかった~園児時代│マタイク

小学校高学年時代にやってよかったこと

小学校高学年時代にやってよかったこと

新しい家族「犬」が加わったこと

実は息子が小学校低学年の頃、「ボク弟がほしい」と言ったことがあります。

幼稚園から一緒の友達には弟がいる子が多くて、うらやましいと思っていたのでしょう。

悩みに悩んだ結果ですが、その頃には「もう二人目は望まない」という選択をしていたので、切なかったですね。

そして3年生になったときは、「犬を飼いたい」と言い出しました。

遊びに行った友達のお家でワンちゃんを飼っていて、人懐っこい仕草に魅了されたようでした(笑)。

そして息子が5年生になったとき、いつも見学に行っているペットショップで運命の出会いを果たし、我が家に4人目の家族、息子の弟分の柴犬が加わりました。

愛らしい動きにたちまち家族全員虜にされましたが、そこは生後2カ月半のワンちゃん。

粗相もしますし、やっていいこと・よくないことの区別もわからないため、躾は大変でした。

兄となった息子も嬉々としてお世話に参戦!この頃は良き遊び相手になっていました(お互いに)。

それまで家にいる間のほとんどはゲームの画面ばかり見ていたので、息子が笑顔で犬と遊んでいる姿を見るのが嬉しかったです。

「反抗期にはペットを飼うといい」という都市伝説的なことを聞いたことがありましたが、本当にそうだと思いました。

振り返って考えると、反抗期前に飼うほうがよかったかなと思います。

反抗期真っただ中の息子に、「お世話はこう、こんな感じで」と言うと、露骨に嫌な顔してましたから。

まぁしかし、反抗的な言動が少し和らいだのは犬のおかげです!

息子画伯の名画が生まれた

夏休みの課題の一つに、絵画コンクールへの応募がありました。

お題は「トンボ」。

夏休みの課題なんて面倒くさい!やりたくねぇ!お母さんやって!と、三拍子もいいところ。

それでも息子が描く絵というのは、いつも個性的だけれど、私は息子が描いた絵が大好き!

おだてて乗せて褒めてを繰り返し、息子が脳内でイメージしたトンボの出来上がりを待ちました。

完成した息子画伯の絵は、それはそれは個性的で(笑)、カラフルな色をまとったトンボが雲の間を気持ちよさそうに飛んでいるのです。

なぜか人参畑の上を(笑)。

そしてこの絵は私だけではなく、夫にも大好評!提出した作品は戻ってくることはないため、カラーコピーを取り、額に入れてリビングの一番目立つところに展示しています。

たとえ世間からの評価は得られなくても、親バカと言われても、子どもの得意な分野や好きなことは褒めちぎってあげたいものです。

【子育てを振り返る】あのとき、ああしておけばよかった~小学校低学年時代│マタイク

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小学校高学年時代の後悔

小学校高学年時代の後悔

ゲームの時間を厳守させればよかった

5年生になったころには、習い事は一つもしていませんでした。

なので学校から帰ってきてしばらくすると、数人の友達が遊びに来てゲーム三昧の毎日でした。

毎日出されていた宿題は友達が帰った後、夕飯の前に適当にサササッとやり、夕飯とお風呂を済ませて寝るまでまたゲーム。

ゲーム時間はトータルすると4~5時間になっていたと思います。

ダラダラやり続けることを黙認したのは大失敗です。

ではなぜ私が黙認してしまったのかの理由は次に続きます。

息子との時間をもっと作ればよかった

やってよかったことでワンちゃんのことを書きましたが、実はそれが原因で息子との時間が減ったのも事実です。

というのも、家族に迎えたこのワンちゃん、先天性の病気があることがわかり、治療法を探すためにあれやこれや時間と労力を使っていました。

当時の私は、放課後の息子は自宅に友達が遊びに来るから(相手をしなくて)大丈夫だろう、ゲームに夢中になっているから(相手をしなくて)平気なんだろうと思っていました。

でもある日息子がワンちゃんに言ったんです、「ボクのお母さんだぞ!」と。

この一言に息子の思いがすべて詰まっていますよね…。

ほぼ、下の子が生まれてお母さんは赤ちゃんに付きっきり、自分は構ってもらえず本当は寂しい思いを押し殺している状態。

小学5年生まで完全なる一人っ子で、「お母さんは自分だけを見ていてくれたのに!」です。

私にとっては息子もワンちゃんも大切な子どもとして育てていたつもりでしたが、息子はお母さんからの愛情が足りなくなっていたのでしょう。

そしてふと、思い出したエピソードがあります。

息子が小1の頃、近所に同じ年の女の子が住んでいて、公園などで一緒に遊んだりしていました。

でもある日、女の子に元気がなかったので「どうしたの?」と聞いたところ、「ママのお腹に赤ちゃんがいるんだって」と答えました。

私:「よかったじゃない。きょうだいができるね」

女の子:「…よくない、私だけのママじゃなくなっちゃう…ママとられちゃう」

この言葉は非常に衝撃的でした。

きょうだいができるのを楽しみにする子ばかりじゃないんだ、ああ、そうなんだ、と。

もしかしたら、一人っ子期間が長い子は余計にそう思うのかな?!どうなんでしょう。

ただ、年の差がある子どもさんを育てているママさんに伝えたいことは、上の子の心のケアを怠ってはいけないということです。

そんなことはわかってるわ!とお𠮟りを受けそうですが、多感な時期の子どもは反抗的な言動を取っているとしても、基本は“かまってちゃん”。

一番効率的な方法は、上の子を赤ちゃんのお世話に巻き込むのが手っ取り早いかな?とも思いました。

もしくは夫に赤ちゃんを預けて、上の子と二人きりで遊びに行くとかも良さそう!

お母さんを独占できる時間が必要なのかもしれません。

小学校高学年に得た教訓

小学校高学年に得た教訓

  • 5,6年生は親や先生など、身近な大人の言うことに反発する年代⇒成長過程のひとつである反抗期、大人は同じ土俵に乗らずに対処したいところ
  • ペットを飼うことで反抗心が和らぐ⇒さらに優しい心、責任感が育つ(かも)
  • ゲームをしていい時間など、決めたルールをなあなあにしない⇒子どもに厳守させるように親も努力を!
  • 中学生になると一気に親離れが進む⇒家族旅行など、親と楽しく出掛ける機会は小学生時代が最後だと思っておくべし!

まとめ

小学校高学年時代にやってきた反抗期中、実際に「クソババア」と言われたことはありません。

ただ、何かで注意をすると「クソッ!」と言ったり、物を投げたりはありました。

そういった息子の言動に対し、私も母親である前に一人の人間ですから、逆ギレされればムカついてましたよ。

当初はどう対応したらいいのかわからず、同じ熱量になることもしばしば。

あらゆる対策法を試みた結果、ヒートアップした息子と同じ土俵に乗らないことが効果てきめんだったと思います。

心の中で「コイツ、語彙が少ないなぁ」と小馬鹿にして(笑)、「あ、そう」を貫きました。

反抗期の子どもに手を焼くのは当たり前。

最初は対処法もわかりませんが、自分もそういう時期があったはずですし、子どもによって効果のある対処法は違います。

親として子どもに何をしてあげられるか、これは永遠のテーマのような気がします。

最後にひとつ経験上のアドバイスをするなら、お母さんは一人で抱え込まない、我慢し過ぎないことが大切です!

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