生後6ヵ月頃から夜中に激しく泣き出してしまう、赤ちゃんの夜泣き。
抱っこしても、おむつを替えても泣き止まず、疲れ切ってしまうママさんが大多数です。
この記事では、赤ちゃんの夜泣きの原因とその対処法をご紹介します。
夜泣きの原因
「夜泣きの原因」とは言っても、残念ながら赤ちゃんの夜泣きの原因は、未だはっきりとはわかっていません。
そこでここでは、考えられる要素を2つピックアップしてみます。
何らかの不快感がある
赤ちゃんも生後6ヵ月頃になると、喜怒哀楽が明確に表れるようになります。
そこで、夜中に何らかの不快感があると、泣いてママに知らせようとすることがあります。
■赤ちゃんの不快感の例
- おむつが濡れて気持ちが悪い
- お腹がすいた
- ママの抱っこで寝たはずなのに布団で寝ていて驚く
- 眠たいのにうまく眠れない
- 暑い、寒い etc
こうしたことで赤ちゃんが「なんか嫌だ」と感じると、夜泣きに繋がってしまうのです。
とはいえ、夜泣きに悩むママさんの多くは、これらの不快感を推測して、とっくに対応していますよね?
それでも泣き止まない場合、何が理由になっているのでしょうか?
昼夜の区別がついていない
ここからが本題です。
赤ちゃんや小さな子どもは、昼夜の区別がついていないと、夜中でも脳が興奮状態になり、日中のように活動を始めることがあります。
赤ちゃんは生後4ヵ月頃から、昼夜の区別がつくようになり始めますが、順調に生活リズムが身に付かないと睡眠トラブルに繋がります。
また赤ちゃんは大人に比べて、眠りが浅い時間(レム睡眠)が長いため、夜中であっても眠りから覚めやすい傾向にあります。
深い眠り(ノンレム睡眠)に誘導するには、残念ながら抱っこやミルクはほぼ無意味。
そこで有効なのは、「日中の活動時間」と睡眠時間のバランスをとることです。
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夜泣き対策は「日中の活動時間」の把握から
赤ちゃんの夜泣きを軽減させるには、日中の活動時間を意識することが大切になります。
日中に十分に活動して、十分にお昼寝ができないと、生活のリズムが狂って、夜も興奮した状態が続く可能性が高いからです。
日中の活動時間を把握しよう
活動時間とは、子どもが起きて活動をしていられる時間の限界を意味します。
赤ちゃんの場合は、「機嫌よく起きていられる時間」と考えていいでしょう。
月齢別の赤ちゃんの活動時間の目安はこちらです。
- 0~1ヵ月…40分
- 1~2ヵ月…40分~1時間
- 2~3ヵ月…1時間~1時間20分
- 4~5ヵ月…1時間20分~1時間30分
- 6~8ヵ月…2時間~2時間30分
- 9ヵ月…2時間30分~3時間
- 10ヵ月以降…3時間30分~4時間
もちろん活動時間や体力には個人差がありますので、あくまでも目安です。
ただ、日中の活動時間の目安を把握して、元気に過ごせるように注意することが、夜の良質な睡眠に繋がる点は間違いありません。
カギは活動時間以外の「お昼寝」
さて、活動時間以外に赤ちゃんが何をしているかというと、睡眠です。
寝ているか眠りかけている状態が、とっても長いですよね!
しかしそれは必要な睡眠ですし、そこで興奮状態になり、きちんと眠れないと夜泣きにも繋がるのです。
カギは日中のお昼寝をしっかりとること。
赤ちゃんが目をこする、顔をママの胸にこすりつける、あくびをするなど、眠たいサインを出したら、それがお昼寝の合図。
しっかりお昼寝をさせて、身体のリズムを整えてあげましょう。
まとめ
赤ちゃんの夜泣きと日中の活動時間の関係について解説しました。
何をやっても夜泣きが改善しなかったら、活動時間は足りているか、またお昼寝時間はしっかり確保できているか確認してみてくださいね。
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