パパもママも子供の親であることに変わりはありません。
なのに時々、夫の子供への接し方があまりに自分とは違うので、愕然としてしまう事ってありませんか?
「え、なにそれ?この違いは男と女だから?」
「それとも私が未熟だから気になるの?」
この記事では育児のなかで筆者が気になった 夫と妻の温度差あるあるをご紹介します。
赤ん坊が泣いている横で爆睡できる
世の中のママって、赤ちゃんを産んだその日から、全てが新生児のペースで生活するのがあたりまえのようになってますよね?
夜中にちょっとでも赤ちゃんがぐずれば、「ハッ」と目が覚め、授乳したりオムツを替えたり。
どの親もそういうものだと思っていたのですが、わが家の場合は事情が違いました。
ある休日、2歳の長男と生後3か月の長女を夫に見てもらい、私はひとりで所用で出かけました。
普段は激務で帰宅の遅い夫も、その日は在宅!やっと用事を片付けられるチャンス到来だったのです。
その間、わずか30分。
帰宅した私が目にしたものは…
ベビーベッドで狂ったように泣いている娘と、その横でママの口紅で床に落書きをしている2歳の息子。
そのまた横のソファーで爆睡している夫の姿!!
信じがたい光景でした。
そもそも、赤ん坊の泣き声が響きわたる真横で爆睡できることが衝撃でしたし、たった30分もまともに面倒を見れないの?と腹立たしくもありました。
長女はギャン泣きのあまり、顔の毛細血管が切れて目の周りに小さな斑点が浮かぶほど。
それでも目覚めないほど、当時の夫は激務に疲れはてていたのではありますが…。
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息子と娘で扱いがちがう?
長男が3歳、長女が1歳になったころ、夫が長期出張に出たことがありました。
もともと、ほぼワンオペ状態で育児を担っていた私でしたが、1か月あまりも夫がいないというのは、やはり心細かったのを覚えています。
出発する夫を、玄関先で見送る私と子供たち。
夫は3歳の息子に向かって、大真面目にこう言いました。
「いいか○○(息子の名前)、パパが出かけたらこの家には男は○○だけだ。」
「だから何かあったときは、お前がママと△△(娘の名前)を守るんだぞ。」
え…っと、それはアレ?男子たる者の心構え?明治とか昭和とか?
息子はわかっているのか、いないのか、神妙な顔で頷いていましたが…。
当時、私は「男の子らしく、女の子らしく」という育て方をしないよう気を付けていたので、これにもビックリしたのです。
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子供の急病・発熱時も冷静でいられる
温度差を感じると言っても、腹がたつことばかりではありません。
幼いころ、あまり丈夫でなかった長女は、夜中に高熱を出すこともしばしば。
そんな時、母親の私は自分でもわかるほどうろたえ、冷静さを失ってしまいました。
皆さんは、子供の具合が悪くなると、さっきまで明るかった世界が一気に真っ暗になったように感じませんか?
それだけでなく、娘が辛い思いをしているのは、「私が丈夫に生んであげられなかったからだ」とか、「昨日の外遊びで薄着させたから…」と自分を責めて、どんどん心配の種を増やしてしまったり。
一方、父親である夫は、その瞬間、娘が発熱しているという事実だけにフォーカスしていました。
「あれこれ考えすぎて、余計な心の負担を増やすのは馬鹿げてるよ」と、いつも冷静でした。
その冷静さにどれほど救われたか、わかりません。
まとめ
いかがでしたか?
今時のイクメンパパのご家庭では、「あるある」と共感できない部分も多いでしょうか。
家族の形も、夫婦の形も千差万別。
子育ての現場では、夫婦の間で温度差を感じることや、ときにはバトルにまで発展することだってありますよね。
けれど、それぞれが違っているからこそ、子供たちはそこから学べることもあると思います。
それには、もちろん根底に愛情があることが大前提。
今日もその違いを認めあいながら、子育てを楽しみましょう!
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