子どものイライラ、あなたの家でもお決まりのメニューですか?
子育てって、予想外のスパイスが効いた毎日。
特に、小学生になると、子どもたちの感情の起伏が激しくなること、ありますよね。
朝は天使、夕方には嵐のような怒り…。
そんな「感情のジェットコースター」に、お母さんお父さんもついていけない時、ありませんか?
感情のコントロールができない小学生
実は、この感情のコントロールができない状態、子どもたちにとっても、なかなかの試練なんです。
彼らはまだまだ感情を上手に操る「運転免許」を持っていない。
だからこそ、私たち大人が、上手な「感情のナビゲーター」になってあげる必要があるのです。
では、どうすればいいのか?
まずは、子どもの怒りに対して、大人が怒りで応じるのはNG!
これ、絶対ルールです。
怒りは怒りを呼ぶだけ。
そこで、私たちができることは、まずは深呼吸。
そして、子どもの感情の渦中に冷静に立ち会うこと。
子どもが怒りでいっぱいの時、彼らが本当に必要としているのは、叱責ではなく、理解と共感なんです。
「また始まった…」と思う前に、一緒に感情の名前をつけてみましょう。
「今、すごく怒ってるね。どうして?」と。
子ども自身が自分の感情を理解する第一歩です。
そして、怒りが収まったら、その感情をどうやって乗り越えたのかを一緒に振り返る。
これが、感情のコントロールを学ぶ大切なプロセスになります。
さらに、子どもが怒りを感じた時には、そのエネルギーを別の形で発散させる方法も有効です。
たとえば、ダンスやスポーツ、絵を描くなど、創造的な活動に誘導するのです。
これにより、感情をポジティブな形で表現する力が育ちます。
そして、何より大切なのは、子どもが自分の感情をコントロールできた時には、たっぷりと賞賛を。
小さな成功体験が、自信につながり、次の一歩へと繋がるのです。
まとめ
子どもの感情のコントロールは、一朝一夕にはいかない旅。
でも、その旅路で子どもが学ぶことは、人生を豊かにする大切なスキルです。
私たち大人が、怒りではなく、理解と共感でサポートすること。
それが、子どもたちが感情のコントロールを学ぶための、最も効果的な「サポート役」になるのです。
子どもの感情の渦中に立ち会うことは大変ですが、その一歩が、子どもの成長にとって、何よりも価値のあるものになります。
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