世界中の数々の中でも、特に危険で、一般の人々が近づくべきではない場所を3つピックアップしました。
それらの場所の危険性を知ってもらうことで、皆さんの安全を守ることができればと思います。
絶対に行ってはいけない場所3選
ケイマーダ・グランデ島
ケイマーダ・グランデ島、通称「蛇の島」とは、ブラジルの海岸から約35km沖合に浮かぶ小さな無人島です。
この島の名前を聞くと、多くの人が恐怖を感じることでしょう。
その理由は、この島に生息する非常に毒性の強い蛇、特にゴールデンランスヘッドバイバーの存在にあります。
この島には、畳半分の広さに5匹ほどの蛇が存在すると言われているくらい多数の蛇たちはが生息しています。
この島の謎として、なぜこれほど多くの毒蛇がこの島に集まるのか、その理由はまだ明らかになっていません。
しかし、この島には興味深い伝説や噂話も存在します。
一つの話によれば、昔、海賊たちがこの島に宝を隠したと言われています。
そして、その宝を守るために、猛毒を持つ蛇たちを島に放ったというのです。
この伝説の真偽は定かではありませんが、多くの冒険家や宝探しの夢を追う者たちを魅了してきました。
しかし、この島の危険性は非常に高く、現在はブラジル海軍の管理下にあり、特別な許可なしには立ち入ることができません。
ダナキル砂漠
ダナキル砂漠は、エチオピアの北東部に広がる、地球上で最も過酷な環境の一つとされる場所です。
しかし、その過酷さとは裏腹に、この砂漠は驚くべき美しさを持っています。
硫黄、カリウムなどの鉱物が作り出す鮮やかな色彩は、まるで異世界の風景のよう。
この独特の景色は、観光地としても非常に人気があり、多くの冒険家や観光客が訪れます。
しかし、この美しい風景の裏には、非常に厳しい環境が広がっています。
実際、ダナキル砂漠は「人類が住める最も暑い場所」としてギネス記録にも認定されています。
夏場の気温は50度以上にもなり、その高温は人体にとって非常に厳しいものとなっています。
さらに、この砂漠の中心部には、多くの活火山や間欠泉が存在しており、これらからは絶え間なく有毒ガスが噴出しています。
このため、観光客はガスマスクを装着してこの地を訪れることが推奨されています。
また、長時間の滞在は体に大きな負担をかけるため、十分な準備と注意が必要です。
さらに、この地域は治安の面でも問題があります。
過去には武装強盗軍団が観光客を襲撃する事件も発生しており、訪問者は十分な警戒が必要です。
サン・ペドロ・スーラ
サン・ペドロ・スーラは、ホンジュラス共和国の北西部に位置する都市で、その名は世界中で「治安の悪い都市」として知られています。
しかし、その背後には深刻な社会的問題が隠されています。
この都市は、中央アメリカの麻薬の経由地として機能しており、その結果、麻薬組織間の抗争が絶えず発生しています。
この抗争により、殺人事件の発生率が非常に高くなっており、市内ではギャングの銃撃戦や強盗殺人が日常茶飯事となっています。
実際、サン・ペドロ・スーラの殺人発生数は1年間で1150件前後にも上り、これは1日に3件前後の殺人事件が発生していることを意味します。
さらに、この都市の問題は、治安の悪さだけではありません。
警察や政治家までもが汚職に手を染めており、市民からの信用を失っています。
このような状況の中、市民は日常的な生活を送ることが非常に困難となっています。
この都市の治安の悪さは、経済的な貧困や政治的な不安定さが背景にあると言われています。
しかし、その真実は、一筋縄ではいかない複雑な背景があるとも考えられます。
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