産後、夫婦仲が上手くいかない！「泥沼化しない・子供に見せない」上手な喧嘩ができる夫婦になる秘訣！

お付き合い期間を経て結婚、夫婦2人の生活を送って。。そんな時はさほど気にならなかった部分も、産後子供も含めた生活になってくると「気になる・イライラする」ということはありませんか？ 話し合いをしようにも、お互いにヒートアップしてしまい言いすぎてしまう・大きな声で怒鳴りあってしまうなんてことをしていませんか？ どうしてこんなに不仲になってしまったのだろうと悩んでいるママもいるでしょう。夫婦喧嘩なんて、ママ友にも話しずらい内容なので、つい1人で抱え込みがちです。

よくあるのが、子供の前では喧嘩をしたくないから「寝た後に話しあう」「子供がいる時は普通に接する」という家族。我が家も一時期取り入れてみましたが、うまくいきませんでした。 「はぁ？なにそれ」と思っている相手に対して、「夜になったら言おう・今は笑顔で接しよう」と思えるほど、筆者自身ができた人間ではなかったからです。イライラはどうしても態度に出てしまうし、我慢していてもあまり会話がなくなり子供としては気づいていたようです。 主人も主人で、イライラしたら無言で数時間外出するなど、喧嘩にならないように方法をとっていたようですが、筆者からすると「子供は私に任せて、一人でリフレッシュなんて何なの？」と余計にイライラしてしまいました。

子供を育てていると様々な所で衝突してしまうはずです。 例えば、食事中にテレビを付けるかどうか・買い物の際にねだられてお菓子を買ってしまうかどうか・公園での遊び方などなど。 「いつもはそんな風にしてないんだから、余計なことをしないで！」「こんなんだから子供のことを安心してまかせられない」など思うことはありませんか？ しかし、考え方を変えればそうした多彩な価値観こそが、子供の考え方を豊かにしていくという面もあるのです。いつも正解が1つで、「ママの意見が絶対！」という環境であるとママの意見が自分の意見となってしまいます。 ママが喜ぶから・ママがこう言ったからと、自分の気持ちや自分の意見がなくなってしまうこともあります。 パパとママが違う意見を持っていることが子供もわかれば、意見は一つでないことを学ぶことができます。周りにいる大人が少なくなっている現代だからこそ、大切なことではないでしょうか。

とはいえ、夫婦で意見をまとめなくてはならない時もあります。 そんな時は、結論を完璧に出すことを急がないことがポイントです。例えば、子供の習い事や家族旅行の行先など、お互いに違う意見を持っていた時は「お互いの意見を一回受け止めた上で、後日に話しあい」としましょう。 時間を空けることで、感情的に衝突することを避けるのです。 また、教育はママ・しつけに関してはパパなど、どうしても意見がまとまらない時はどちらが折れるか先に決めておくのも良いでしょう。

結局のところ、子供が小学生になって落ち着いた今、思えることは『あの時は、お互いに気持ちに余裕がなかった』ということです。 育ってきた環境が全く違う大人同士が、子供を育てていくというのは結婚生活以上に考え方の違いが如実に表れてくるのです。 先ほども書きましたが、食事中のテレビの例でいえば、テレビがついていない環境で育った人は「食事に集中しないとダメ・ながら食べはだめ」と言いますし、テレビがいつも付いていた人からすれば「自分は子供の頃から突いていたが、問題なかった・周りもそうだ」などと言うでしょう。 どちらかが折れなければまとまらない意見ばかりのはずです。 子育てがひと段落して、お互い心に余裕が出る頃には「相手はきっとこう考えるだろう」とお互いの気持ちに寄り添って考えられるようになってくるはずです。 言い争いや暴言は、上手な喧嘩とは言えません。自分は子育てをしている立場で、大人なんだということを今一度思い出して、感情的にならない上手な喧嘩のできる夫婦になりましょう。