大切なお子さんに入院をともなう治療が必要になったとき。
付き添うご家族もお子さんの治療に向き合います。
そのご家族の「第二の我が家」として滞在施設を提供しているドナルド・マクドナルド・ハウスをご存じですか?
マクドナルドのお店で募金箱を目にした方もいるでしょう。
今回は、ドナルド・マクドナルド・ハウスがどんな施設であるかお伝えします。
ドナルド・マクドナルド・ハウスとは?
お子さんが自宅から遠方の病院で治療を受ける際、付き添うご家族は通院が大変です。
自宅を長期で空ける必要がでるかもしれませんし、そうなると経済的な負担も大きくなります。
また、兄弟がいる場合は、その兄弟のことも気がかりになるでしょう。
そうした様々なご家族をサポートする滞在施設として、ドナルド・マクドナルド・ハウスは誕生しました。
2021年現在、世界中に377か所、日本には11か所の滞在施設があります。
滞在施設は、小児医療センター等の病院に隣接し、各病院と連携しています。
日本の運営団体は、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンです。
運営資金は100%寄付、様々な支援により成り立っています。
ボランティアスタッフがハウスの運営を支えています。
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ハウスの利用について
ドナルド・マクドナルド・ハウスを実際に利用する際の流れです。
- 病院の受診予約を確定する
- 利用希望のハウスへ電話予約
- 利用ハウスから予約確定の回答
これでハウスを利用できます。
※詳しい施設概要、最新情報はHPをご確認下さい。
実際に滞在して感じたこと
筆者は今回、次女の短期入院でこちらの施設に3日間滞在しました。
まだ未就園児の三女がおり、次女よりも三女に手のかかる時期。
病院の面会制限もあり、三女は病院内に入れず、夫や祖母にも仕事の合間に付き添いを手伝ってもらうことになりました。
次女の様子が気になるので、病院から数分の距離に滞在できるのは、ありがたかったです。
共用のキッチンやランドリー等があり、長期滞在の場合も自炊や洗濯ができるように対応しています。
滞在費用も1人1日1000円で、家族の負担を考えて設定されています。
鍵付きの個室でユニットバス、ベッドルーム、デスク、大型クローゼットも完備され、「第二の我が家」という言葉通り、夜もよく眠れる落ち着いた環境でした。
まとめ
滞在施設を利用されるご家族の背景は様々です。
今回この施設を利用して、関わるスタッフの「少しでも付き添うご家族の心身の負担が軽減されるように」と働く姿が印象的でした。
背景を知ることで、今後も施設運営のために募金をするなど、出来ることから応援していきたいですね。
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