2022年夏、新型コロナの第7波が猛威をふるっています。
我が家では2022年4月上旬、家族5人全員が新型コロナに感染しました。
今、感染者が増えている中で、このときの経験が少しでも参考になればと思い、この体験をご紹介します。
なお、この記事はあくまで一個人の体験談ですので、全ての人に当てはまるものではないことを、はじめにお断りしておきます。
ことの始まりと感染の背景
3月末、4歳の末娘が発熱しました。
その3日前に、幼稚園で感染者が出ていたと連絡があり、発熱した時点で「これはヤバい…」と感染を確信しました。
第6波の後期、オミクロン株がBA1からBA2に移り変わっていた頃です。
家族全員に基礎疾患がなく、末娘も軽症だったため自宅療養に。そして結果的に全員が感染しました。
その後の症状を簡単にまとめると…
- 4歳の末娘と7歳次男はほぼ発熱のみ
- 父親(40代)と母親(筆者・30代)は発熱の他にも症状あり
- 10歳の長男はその中間
と、こんな感じだったため、大きく3つに分けて経過をご紹介します。
なお、父親と母親はワクチン接種2回済、3回目のお知らせが届いたのとほぼ同時期の発症でした。
子どもは3人ともワクチン未接種です。
子どもの症状(4歳&7歳)
子どものうち、下の2人は40℃近い発熱が1日ありましたが、解熱後はスッキリと回復。
翌朝からは食欲も戻り、喉の痛みがあった程度で、咳などの症状もほとんどありませんでした。
4歳の末娘は少し下痢をしましたが、数日で回復しました。
子どもの症状(10歳)
下の2人と同じく、はじめは40℃近い発熱から発症。
最後に発症したため、次男たちの経験から、熱が下がったらすぐ元気になるだろうと思っていましたが、熱が下がってもしばらく食欲が戻らず、ぐったりしていました。
解熱後も、「身体がだるい」「喉が痛い」「頭が痛い」との訴えもあり。
数日間、咳や痰が出て、下痢もしていました。
その後元気になったものの、発症10日後に突然「喉が痛い、頭が痛い、だるい」と症状をぶり返しました。
子どもでも後遺症があると聞いたことがあったため心配しましたが、その後は元気に日常生活に戻ることができました。
「耐性菌」という言葉を聞いたことがありますか? 抗菌薬(抗生物質)に耐性ができ、本来であれば効果があるはずの薬が効かなくなる菌のことです。 今、耐性菌の出現が、世界的な問題になっています。 お子さんが風邪や中耳炎のときに、[…]
大人の症状
3人の子ども達と違い、筆者と夫には様々な症状が出ました。
軽症の部類のはずですが、まるで日替わりのごとく色んな症状に見舞われてしまいました。
発熱
私も夫も、38℃前後の発熱と喉の違和感から症状は始まりました。
過去にかかった風邪やインフルエンザでは、比較的すぐに解熱して回復したのですが、新型コロナでは熱が下がった後も、37.5℃くらいの微熱が2、3日続きました。
身体が重だるく、頭痛、倦怠感もあり、動くのが辛かったです。
咳・痰
発症3日後、咳や痰が出始めました。
ずっと咳をしているというより、一度咳が出始めると痰が絡んで咳込みがひどくなり、吐きそうなほどでした。
胸が苦しいような症状や胸痛もあり、自治体からパルスオキシメーターをお借りしましたが、酸素飽和度は98%を切ることはなかったです。
嗅覚異常
発症から5日後、突然匂いを感じなくなりました。(父親・母親が同じタイミング)
コーヒーやシナモンクッキーの匂いが全くしないのでビックリ。
幸いなことに、2、3日ほどで元に戻りました。
その他
発症から7日ほど経ってから、鼻水が出始めたり、頭痛が出てきたりしました。
私はこの頃には他の症状はほとんどなくなっていましたが、夫は咳や痰が続いていました。
また、熱はないのに頭がボーっとして思考がまとまらない、興味が湧かないという症状もありました。
この症状は、10歳の長男も発症5日後の頃にあり、普段の風邪のときにはあまり感じたことのない症状でした。
通常の風邪であれば、喉の痛み→発熱→鼻水・咳など症状のパターンがあり、だんだん軽快していきますよね。
でも新型コロナの場合は毎日日替わりのように予測できない症状が起こり、一度治まってもまた症状が出て、行きつ戻りつするような印象でした。
その後、どの症状も回復し、現在は後遺症などは見られません。
「頭が痛い」「風邪を引いた」「産後うつになってしまった」。 体調が悪くなって、薬を飲みたい状態になることは誰にでもあります。 けれどもそれが授乳中だと、「母乳を通じて赤ちゃんに影響があるのでは?」と、薬を飲むのをためらう人もいる[…]
まとめ
我が家5人のコロナ感染の体験を、症状をメインにご紹介しました。
あくまでも我が家の話ですが、年齢が低いほど軽症で、上にいくほど普通の風邪とは異なる症状が見られたと感じます。
症状の出方や重症度合には個人差があるかと思いますが、一つの体験談として、お役立ていただければ幸いです。
万が一あなたのご一家も感染し、もしも「これは軽症ではないかも?」と感じたら、根気強く医療機関や保健所にコンタクトしてください。
第7派が猛威をふるう今、皆さんが無事感染を回避できますように!
マタイク編集部【女性・ママへ】おすすめ記事
⇒オールインシャンプー「haru」は女性に優しくツヤ髪に!白髪や抜け毛の効果は?口コミは?