インフルエンザが3年ぶりに流行しています。
インフルエンザにかかったときには、主に、インフルエンザウイルスをやっつける薬が処方されます。
子どもの場合は粉薬が多いのですが、実はこれが苦くて飲みにくい!
でも早く症状を改善するために、なんとか薬を飲ませたいものですよね。
そこでこの記事では、ママ薬剤師である筆者が、インフルエンザの薬を上手に飲ませるコツを自身の体験談も交えてお伝えします。
インフルエンザの薬とは
インフルエンザの薬には、飲み薬と吸入薬があります。(病院で行う処置として点滴もあります)
飲み薬は「タミフル(後発品:オセルタミビル)」という薬が処方されることが多いため、この記事では「タミフル(オセルタミビル)」について解説します。
タミフル(オセルタミビル)には、カプセルとドライシロップ(粉薬)があり、子どもにはドライシロップ(粉薬)が処方されることが多いでしょう。
この薬には苦みがあり、そのままではなかなか飲みにくいのが難点。
そのため、苦みを感じにくいように甘みの強い食品と混ぜて飲ませるのがオススメです。
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タミフルに混ぜるオススメは?
◎:混ぜると飲みやすい食品
タミフルドライシロップのメーカーの資料には、「飲みやすくするための工夫」が記載されています。
混ぜると苦みを感じにくく、飲みやすくなるとされるのは、このような食品です。
- チョコアイス
- ヨーグルト(イチゴ味など)
- ココア
- オレンジジュース
- 服薬補助ゼリー
- スポーツドリンク
また、はちみつや黒蜜、チョコソースのような甘みの強いものに混ぜても、苦みを感じにくくなります。
※1歳未満の赤ちゃんは、乳児ボツリヌス症になるおそれがあるため、はちみつには混ぜないでください。
×:混ぜると飲みにくい食品
逆に、混ぜることにより味が変わり、かえって飲みにくくなる食品には、次のようなものがあります。
- バニラアイス
- りんごジュース
- 乳酸菌飲料
「甘いものなら何でもOK!」というわけではなく、味の相性があるので注意しましょう。
なお、後発品のオセルタミビルドライシロップのメーカー資料には、「飲みやすくする工夫」として、バニラアイスやりんごジュースが載っています。
でも筆者の体験上、やはり味としてはチョコアイスやオレンジジュースのほうが飲みやすいです。
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【体験談】ママ薬剤師のオススメは…
ここからは筆者の3人の子どもの服薬レポートをご紹介しましょう。
筆者の子ども達がインフルエンザにかかった時、薬を混ぜたのはチョコアイスです。
※アイスには卵や乳製品などアレルギー物質が含まれることがありますので、アレルギーのあるお子さんは十分注意してください。
カップタイプのチョコアイスを用意し、服薬の度にスプーン1杯をとって、粉薬を混ぜて食べさせました。
チョコ味が苦みを隠してくれると共に、甘くて冷たいので、体調が悪くても食べやすそうでした。
むしろ「アイスが食べたい!」と、服薬を楽しみにしていたほど(笑)。
実は、イチゴヨーグルトも試したのですが、これは「おいしくない」と不評で、誰も食べてくれませんでした…。
また、当時一番下の子どもが2歳だったので、チョコアイスも食べられましたが、もっと小さいお子さんへアイスを与えるのは、躊躇する方もいるでしょう。
その場合は、服薬補助ゼリーのチョコ味などもオススメです。
なお、タミフルは1日2回(朝夕)、5日間飲み続けることが必要です。
その点でも、なるべく子どもが嫌がらないように工夫することが大切です。
まとめ
インフルエンザを早く治すには、薬をしっかり指示通り飲ませることが重要ですが、子どもは苦い薬はなかなか飲んでくれないもの。
筆者自身、薬を子どもに飲ませるのに苦労した経験は、一度や二度ではありません。
でも、ちょっとした工夫で飲みやすくできます。
この記事が一人でも多くのパパママの役に立つことを願っています。
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