「夜はしっかり寝ているつもりなのに、なぜか昼間にうとうとしてしまう……」
昼に眠くなると、仕事や家事にも集中できずに困ってしまいますよね。
そこで今回は、日中に眠くなる原因を解説し、手軽な眠気対策を紹介します。
この記事を参考にして、眠気知らずでアクティブな昼を過ごしましょう!
日中眠くなってしまう原因
日中眠くなる原因として、代表的なものをリストアップしました。
<日中の眠気のおもな原因>
- 睡眠の質や量の問題
- 体内時計のずれ
- 女性ホルモンの影響
夜間の睡眠が短すぎたり、睡眠の質が悪かったりすると日中に眠気が出ます。
最適な睡眠時間には個人差がありますが、7時間前後がひとつの目安と考えられています。
十分な睡眠時間をとっているのに日中眠いという人は、眠りの質をよくするために寝る前の飲酒やカフェイン摂取を控えましょう。
寝室を暗くし、温度と湿度を快適にして入眠環境を整えるのも効果的です。
そのほか、夜更かしや夜間にスマホ画面を見てブルーライトを浴びてしまうことなどによる体内時計のずれや、生理前後・更年期などにおける女性ホルモンの影響も、日中眠くなる原因だといわれています。
今日からできる日中の眠気対策3選
簡単にとり入れられる、日中の眠気対策を紹介します。
1.日中の活動量を見直す
日中の活動量が少ないと夜にぐっすり眠れず、日中に眠くなります。
30分前後のウォーキングやヨガなどでからだを適度に疲れさせると、夜に快眠しやすくなりますよ。
とくに、夕方以降、寝る2時間前くらいまでに運動するのが効果的です。
2.短時間の昼寝をする
日中に眠くなったら、短時間の昼寝をしましょう。
20分前後の昼寝をすると、頭がすっきりして、集中力が高まります。
ただし、30分以上寝るのはNG。
昼寝しすぎると寝起きに頭がぼーっとしたり、夜に寝つきにくくなったりします。
また、15時以降に昼寝をすると、夜に入眠しにくくなるため注意しましょう。
3.就寝前の入浴を見直す
日中の眠気を軽減するために、入浴習慣を見直して夜間の眠りを改善しましょう。
寝る90分前に入浴するとからだの奥の体温(深部体温)が高まり、入浴後から就寝前にかけて深部体温がゆっくりと下がっていくため、入眠しやすくなります。
湯船に入るのが最も効果的ですが、シャワーだけでも安眠効果が期待できますよ。
睡眠の質を高めるには漢方薬もおすすめ
夜の睡眠の質を高めるためには、運動や昼寝、入浴などの生活習慣を毎日継続するのが理想的です。
しかし、そう完璧にはできませんよね……。
そこでおすすめなのが、漢方薬で睡眠をサポートするという方法です。
漢方薬のなかには、「不眠」に効果が認められているものがあります。
ストレスや過労で神経が高ぶったり、自律神経のバランスが乱れたりすると睡眠の質が低下し、不眠につながるのです。
そこで、不眠の対策には、
- いらだちや興奮を鎮めて寝つきをよくする
- 自律神経の乱れを整え、睡眠の質を改善する
- 血流をよくして中枢神経の機能を回復し安眠に導く
などの働きのある生薬を含んだ漢方薬を選び、根本改善を目指します。
漢方薬なら食前に服用するだけなので、忙しい人でも無理なく続けられますよ!
<夜にぐっすり眠りたい人におすすめの漢方薬>
- 加味逍遙散(かみしょうようさん)
イライラしがちで、のぼせ、肩こり、疲労感がある人に。
気(エネルギー)の流れを整えてからだにこもった熱を冷まし、不眠症を改善します。
- 酸棗仁湯(さんそうにんとう):
ストレスや過労による神経の興奮や緊張を和らげて、疲れすぎて眠れないなどの不眠を改善します。
漢方薬を服用する際には、自分の症状や体質に合ったものを選ぶことが欠かせません。
合わない漢方薬を飲んでも効果が得られず、副作用が出やすくなる場合もあるので注意してください。
ぴったりの漢方薬を見極めるためには、漢方薬の専門家である医師・薬剤師に相談するといいでしょう。
「あんしん漢方」のような漢方薬のオンライン個別相談を活用するのもおすすめです。
あんしん漢方は、漢方薬の専門家がAIを駆使してあなたの症状・体質に適した漢方薬を選んで、自宅に配送するサービスをしています。
スマホひとつで簡単に相談できるので、「病院や薬局に行く時間がない!」という人にもおすすめですよ。
まとめ
日中の眠気対策には、適度な運動や入浴などで夜の快眠を促したり、短時間の昼寝で頭をすっきりさせたりするのがおすすめです。
日々の眠りのサポートに、漢方薬をとり入れるのもいいでしょう。
漢方薬の専門家に、気軽に相談してみてくださいね。
夜はぐっすり眠って、昼はすっきりアクティブに!
生活習慣を整えて、健康的な睡眠を手に入れましょう。
公式|あんしん漢方
<この記事を書いた人>
あんしん漢方薬剤師|山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストラン等15社以上のメニュー開発にも携わる。
「健康は食から」をモットーに健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘルス-Youtubeチャンネルで簡単薬膳レシピ動画を公開するなど精力的に活動している。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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