「うちの子、小麦を控えると体調がいいの」
「子どもの口に入るものは自然なもを選びたい」
食に関して、こんな思いを持っているママやパパは少なからずいるはずです。
そこでこの記事では、東欧ジョージアに在住中の4歳児のママである筆者が、ジョージアの食品についてご紹介します。
美味しい・美味しくない、ではなく、食の安全に関するお話です。
グミにもグルテンフリー表記がある!
まず最初は、最近の話題のグルテンフリーについて。
グルテンとは小麦粉に含まれるたんぱく質成分のことであり、小麦アレルギーを引き起こす成分でもあります。
またグルテンはセリアック病と呼ばれる自己免疫疾患によって、疲労感や慢性的な下痢、重症になると脂肪便や過敏性腸症候群などを引き起こします。
さらに、もちもちとした弾力が魅力のグルテンですが、腸内の壁(腸壁)にくっついて剥がれにくく、場合によっては炎症を起こすとも言われています。
そこでグルテンフリー食品が注目を集め、「腸活」や「ダイエット」の観点からも、欧米を中心に市場が拡大しているのです。
ジョージアでもやはり、グルテンを含まない食品はひと目で分かるよう、食品のパッケージに「gluten free」と表記されています。
子どもが大好きな「グミ」にも小麦が使われていることがあり、ジョージアのスーパーで見つけた恐竜グミには、しっかりと「gluten free」と表記されていました。
健康ブームの再来で、グルテンフリーという言葉をTVやSNS等で見かけることが多いかと思います。 そこで今回は、グルテンフリーについての解説やおすすめレシピを中心にお伝えしていきますので、良かったら参考にしてくださいね。 グルテンフリ[…]
NON-GMOの表記も分かりやすい!
NON-GMOとは、「遺伝子組み換えでない作物」を使用しているサインで、「GMO free」も同様の意味です。
遺伝子組み換えの作物はとても安価で仕入れや加工ができる反面、不自然な作物として健康被害が危惧されています。
日本の食品では、パッケージ裏の原材料欄に「大豆(遺伝子組み換えでない)」などの表記がありますが、意識しない限り見えませんよね。
でもジョージアで販売されている商品は、パッケージの表面にデザインされていることが多く、とても選びやすいです。
子どもの好きなコーンスープを作るためのコーン缶や、おやつとしてのトルティーヤチップスなどにも明記されているため、安心して購入できます。
日本に戻っても、きっとNON-GMOマークを探してしまう気がします。
現在私は、夫と4歳の息子の家族3人で東欧ジョージアに滞在し、息子は2022年9月からジョージアの保育園に登園しています。 日本では、息子が0歳の頃から保育園に通っていたため、正直、その両方のギャップに驚く日々です。 そこで今回は[…]
「食」について考えさせられる環境
ジョージアでは、グルテンフリーやNON-GMOのほかにも、オーガニックやハラールまで明記してる食品も多く、食品の選び方が多様な印象です。
ジョージアはEU加盟国ではありませんが、有機栽培の食品には「EUオーガニック認証」である「ユーロリーフ」が付いていて、品数も豊富。
もちろん有機栽培ですからNON-GMOですし、価格も高すぎないため、筆者もパスタやバルサミコ酢、オリーブオイルなどを購入しています。
また、日本人には馴染みのないハラル(ハラール)認証マークの付いた食品も多く、日本よりも簡単にハラール食品が見つけられる環境です。
ハラール認証とは、主にイスラム教徒に向けたマークであり、イスラム法によって定められた製造環境・品質・プロセスを踏んでいる食品に表記されます。
ジョージアの大半の方はキリスト教徒ですが、イスラム教徒の多いトルコが隣国にあることからハラール食品も豊富なのでしょう。
まとめ
ジョージアは「食」に関して敏感なEU諸国の影響によって、グルテンフリーやNON-GMO、オーガニック、ハラル、ヴィーガンなどの認証・表記がされている食品がふんだんにあります。
「子どもの食材には気を付けたい」という想いのあるママやパパの選択肢も、とても広いと感じます。
個人的にも「食」について改めて考えさられる、良い環境です。
美味しい、新鮮、安価、といった要素と同じように、多様性や安全性にも気を付けたいと感じています。
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