ヨシタケシンスケさんの絵本はご存知ですか?
ヨシタケシンスケさんの絵本はただ楽しいだけじゃなく、なるほど!
と唸ってしまうような大事なことを教えてくれます。
今回はそんなヨシタケシンスケさんの絵本で、大人も楽しめる深い絵本をご紹介したいと思います!
目次
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ヨシタケシンスケさんの深い絵本
ヨシタケシンスケさんと言えば、『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、
第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞など数々の賞を受賞している人気絵本作家さんです!
今回はそんなヨシタケシンスケさんの魅力ある絵本をご紹介したいと思います。
ヨシタケシンスケさんって?
2013年「りんごかもしれない」で絵本作家デビューしました。そして、この『りんごかもしれない』で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位後、第61回産経児童出版文化賞美術賞など、新しく絵本を出す度に数々の賞を受賞しました。
また絵本だけでなく、スケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたりご活躍しています。
2児の父でもあり、自身の子どもをモデルにして、絵本を書くこともあるようです。
via amzn.to
ヨシタケシンスケさんについての詳細については、こちらの本がおすすめです。
「絵本作家になったきっかけ」や「絵本作家になってよかったこと」、私生活からお気に入りの絵本まで、ヨシタケシンスケさんの謙虚な人柄がよく分かる本です。
著書でヨシタケシンスケさんは、「作家に必要なものはなんですか」という質問に、「センス」と答えています。
自分が面白いと思うものが他の人も面白いと思ってくれるかどうか分からないから不安になるけど、自分が面白いと思えて、好きなことじゃないと人は続けられない葛藤について話し、
そういう意味で、センスとは別の言い方をすれば「運」なのかもしれないとも答えています。
絵本も面白いですが、ヨシタケシンスケさん自身も大変魅力がる人だと分かる本です。
ヨシタケシンスケさんの人柄が分かり、より絵本を楽しめる内容となっております。
それでは、次にヨシタケシンスケさんの素敵な絵本を5冊、紹介いたします!
どの絵本も、子どもだけではなく、大人も楽しめる絵本ばかりです。
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喪失感から、そっと背中を押してくれる絵本
via amzn.to
誰とも会いたくなくなるくらいの喪失感を抱くこともあるかと思います。
それは大事な人だけでなく、どうしてもできなかったこと、かわってほしくなかったもの、もしもあの時って思い出すものかもしれません。
そんな時にそっと前へ進むのを助けてくれるのがこの絵本です。
ヨシタケシンスケさんの本の中で一番好きな本かもしれません。
大切なお友達にプレゼントしたこともあります。いつかの必要な時に家に置いておきたい絵本です。
「もしものせかい」出版社からの内容紹介
少し前の私に、どうしても必要な物語でした。
ヨシタケシンスケ やあ おはよう。
とつぜんでもうしわけないんだけど、
ボク もしものせかいにいくことになりました。 大事なものを突然失ったとき、思いがけない別れが訪れたとき。
心にぽっかりと空いた穴は、どうやって埋めたらいいんだろう。
ヨシタケシンスケの新たな世界。
何度も読み返したくなる優しい物語です。 『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)をスタートに、数々の大ヒット作を生み出し続ける絵本作家・ヨシタケシンスケの最新刊。
本書『もしものせかい』は、多忙な著者にとって、はじめて「誰かに依頼される前に生まれた物語」でした。
自身の悲しい経験により、この物語を描かないと先に進めない――つまり、少し前の“ヨシタケシンスケ”にとって、『もしものせかい』はどうしても描く必要のある物語だったそうです。
悲しみや喪失感を忘れようとしたり、もとの自分を取り戻そうとしたりするのではなく、その経験そのものをまるごと抱えて生きていくこととは? そして「その先」への思いが詰まっています。 「もしものせかい」を持つすべての人へ。
何度も読み返していただきたい、すてきな絵本ができあがりました。
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口コミ
読みながらぽろぽろと涙が止まりませんでした。
だいすきなヨシタケシンスケさんがさらにだいすきになりました。
一人で苦しくなったときや、パパや次女とも、おねえちゃんのことを想いながらこの本を何度も何度も読みたいと思います。
もしも何かをなくした方に、とってもとっても読んでほしい。きっときっと、ちょっと楽になれるはず。
(たやんぬさん 30代 ママ 岐阜県 女の子1歳、女の子0歳)
作品は、初めから終わりまで言葉が優しく、常に前向きで書かれているので、読み終わった後「よしっ!」と、身体に力が入ってくる感じがします。
なにかにくじけそうになった時、開きたくなる一冊です。
(てんぐざるさん 50代 ママ 埼玉県 女の子20歳)
大人も「なんだろう?」が楽しめる絵本
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子どものなんだろうに出会った時に、大人も新しい発見をすることってありますよね?
そんななんだろうに出会った時のようなワクワクする気持ちを応援してくれるのがこの絵本です。
子どもと一緒になって、大人も一緒に考えてみてください。
きっといつも通りのあの場所が、いつもとは違って見えるかもしれません。
「なんだろうなんだろう」出版社からの内容紹介
「いってきまーす」いつものように学校に向かうぼく。途中で会った友だちのお母さんから「学校どう? たのしい?」って聞かれた。「そう言われてみると,学校ってなんだろうね。あれ,たのしいってどんな気もちなんだろう…」友だちって? しあわせって? 立場って? ふとした瞬間にうかぶ,12の「なんだろう」を徹底追究。抽象的で漠然としたテーマを,しなやかに,具体的に,ユーモアたっぷりに描きます。
口コミ
わかりやすい言葉で深く考えてしまう。
ヨシタケシンスケさんの絵本はいつも考えてしまいます。
なにげない、そんな強いフレーズでもないのに、その言葉にしばらく考えてページが進まなくなくなります。
ただ作者が決めた明確な答えを用意して押し付けてくるわけでもなく、深く自分自身に問いかけれる絵本です。いい絵本です。
(えがだいさん 40代 パパ 和歌山県 女の子6歳)
読んで終わりにしない、参加型の読み方で活きてくる作品だと言えます。
テーマにもよりますが、こどもから大人まで楽しめます。
(国語開化塾さん 30代 せんせい 東京都)
主人公は、ひとりではないのです
次々に、関連する人、通りすがりの人に
移っていくのが、とても楽しいです。
何度見ても、飽きません。一緒に考えて答えを見つけて・・・
って、答えってあるのかな?(笑
(しいら☆さん 50代 その他の方 宮城県)
否定的な感情に効く処方箋
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否定的な感情ってつい目を逸らしがちですよね。
でもこの絵本はそんな否定的な感情をちゃんと考え、ユーモラスな切り口で解決しています。
誰もが出会う嫌な気持ちを子どもと一緒に考えるきっかけになる絵本です。
この絵本は、本棚に置いて置きたい1冊です。
大人の声が届かない時でも、代わりに絵本が子どもの心を励ましてくれることもあるでしょう。
「ころべばいいのに」出版社からの内容紹介
誰かキライな人がいる、何人かいる、そんなときに支えとなる聖人のような正解………ではなく、どのように向き合って“その時”を過ごせばより善いか、生き方・考え方・やり過ごし方を、豊富な例で示してくれるのが本書です。
もしも色々試しながら、あんなキライもこんなキライも乗り越えてみたら、いつか聖人のような正解が自分の生き方になっているなんてことがあったりして。
(国語開化塾さん 30代 せんせい 東京都)
口コミ
「イヤな気持ちって、自分じゃどうしようもない。そんなときはね……!」イライラ、もやもやしたらどうする? 子どもも大人も共感すること、間違いなし! ヨシタケ流こころの処方箋。
誰にでもある感情ですが、小学生ならではの自由な発想に感嘆です。
もちろん、ナンセンスかもしれませんが、意外に心にストンと響きます。
小学生から大人まで、きっと何かの気づきが引っかかると思います。
(レイラさん 50代 ママ 兵庫県)
すごく気持ち分かる!!
ありますよね。。嫌な気分になって誰かのことをにくんだり。でも、そんな自分のことも嫌いになっちゃうし、誰かのことを憎んでいる時間がもったいないなぁと思うこと。
子どもも大人も関係なく、こういうことよくあることです。
そんな嫌な気分を突然のどしゃぶりって例え方もよくわかります!
でも、この女の子とても素敵なんです!
そんな気分をおもしろいことをたくさん考えるパワーに変えちゃうんです。
嫌なやつがころべばいいのに。なんて考えていた女の子が、途中からどんどん考えが変わっていくのが、おもしろい!そして、気持ちいい!
(ピーホーさん 30代 ママ 埼玉県 女の子3歳、女の子1歳)
「こうしなきゃいけない」から心を解放させてくれる絵本
via amzn.to
こうしなきゃいけない、凝り固まってしまった考えを柔軟にさせてくれるのが、この絵本です。
これは子どもと言うよりも、時に大人の方が必要になる絵本かもしれません。
時間がない、忙しい、あれはしちゃいけない、と心が狭くなってしまっている時があるかもしれません。
そんな時に、この絵本を読むと、少し心が優しくなるはずです。
「それしかないわけないでしょう」出版社からの内容紹介
大人になったときに未来に待っているのは、大変なことばかり。おにいちゃんはそう言うけど、それって本当!? それしかないわけないでしょう! 考え方ひとつで楽しい未来がたくさん見えてくるはず。未来に不安を抱えるすべての人に読んでほしい、ヨシタケ式「かんがえる絵本」登場!
口コミ
自分がヨシタケシンスケさんの絵本が好きで買いました。が、小学生の娘が大喜び!
「わたしもこんな世界だったら良いな」と色んな「みらい」を想像して楽しんでいました。
着いていた”○○しかないわけないでしょう”の用紙を喜んで描いていました。色んな未来を楽しんで想像できる良い絵本だと思います。
(ぴょんすけまるさん 20代・ママ 女の子7歳、男の子7歳、男の子0歳)
小学生の頭の中をのぞいてるかのようなリアルさで、小1娘はものすごく笑ってました。
これから先辛いことがあった時、こんな発想転換が出来たら素敵だなぁ、片隅に残っているといいなぁと思います。
(tori.madamさん 30代 ママ 大阪府 女の子6歳、女の子3歳)
ついついこれはこれ!と決まって考えてしまいがちですが、これしかないわけないでしょう!と思って行動すると、もっと人生が楽しくなりそうだなぁーと思いました。
子供にも読みたいですが、大人にも勧めたい絵本でした。
(あのみさん 30代 ママ 福岡県)
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つまらないが面白くなる絵本
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つまんないという身近で一見否定的な感情をユーモラスに描いています。
つまんないということについて突き詰めて考えてみると、ちょっと楽しかったりする、そんな皮肉まじりに、つまんないことをとことん考えているのがこの絵本です。
つまんないって何なんでしょうか。お子さんと一緒に考えてみると少し面白いかもしれません。
「つまんないつまんない」出版社からの内容紹介
ユニークな発想の作品の数々で、日本中が注目する絵本作家・ヨシタケシンスケの新作が登場。誰もが経験するタイクツな気分を、とことん考え抜いたらこうなった!?面白さ満点の「つまんない」絵本!
口コミ
まさに、子供がコロナ自粛で外出できず「つまんない」「飽きた」を連発していたときに読んだので、楽しめました!
「ママが1番つまらなかったのって何歳?」そう子供にきかれて、考え込んでしまいました。いつだろう、そもそもつまんないって何だろう、、、と。哲学的!
(タケえさん 30代 ママ 宮城県 女の子7歳、男の子5歳)
ひとつ言えることは、この絵本を読んでいる間は、「つまんない」なんて、けっして思わない、はず!
(なーお00さん 30代 その他の方 埼玉県)
周りから見るとつまらないことも、本人はすごく楽しんでて、またその逆もあって。
主人公の男の子はお父さんに「つまらないことがあるから楽しいことがより楽しく感じられる」と教わるけど、まだなかなか子供には理解しがたい事かもしれません。
それでも、つまらない理由がわかれば、全部楽しい事に変えられるという大きな教訓を教えてくれる本だと思います。
(ぺらぺらさん 30代 パパ 東京都 女の子4歳)
まとめ
ヨシタケシンスケさんの絵本は、他にも面白い絵本がたくさんあります。
これをきっかけにもっとヨシタケシンスケさんの絵本を読んでみてはいかがでしょうか?
身近な面白いものに気づき、今日がもっといい一日になることと思います。