日本の子どもの貧困率は間違いなく悪化の一途をたどっている現在。そんな中、自分達・そして子供は大丈夫ですか?我が子につらい思いをさせないために、パパとママに知っていてほしい「子供にかかるお金」・「子供の幸せな将来」についてのお話。
日本の子どもの貧困について
●「ひとり親世帯、特に収入の低い母子世帯が増えたこと」 ひとり親世帯の中でも母子世帯の子供の貧困率が全世帯の54.6%という異常な状態であることが分かっています。 また、このほかにも子供のためにお金をかけることのできない親もたくさんいるはずです。とても難しい問題なのですが。どうすればいいのでしょうか?
貧困に対する国の対策
・子どもの貧困対策法(子どもの貧困問題に関する法律)
・生活困窮者自立支援法(生活困窮者の自立をサポート)
・子ども・子育て支援制度(認定こども園など、待機児童を解消する)
また、最近では次のような対策もあります。
・高校生向け給付型奨学金の拡充
・ひとり親家庭の生活・就労を支援する専門員を設ける
・民間資金を核とする基金創設「子供の未来応援国民運動」(学習や生活の支援団体を助成)
親として! 将来の教育資金を貯める方法を考える。
もう1つ大切なお金のこと。「子どもの将来にかかる教育資金」です。
もちろんその時に親が準備できるくらいの経済力があればいいのですが、すぐに準備できない場合のことも考える必要があります。
1.子どもの未来に!確実に計画的に準備できる学資金「学資保険」
メリットは4つ
②貯蓄性に優れている
③万が一の場合は保険料が免除になる
④学資保険は生命保険料控除の対象となる
2.教育資金としての「低解約返戻金型保険」
学資保険と同等か、もしくはそれ以上の貯蓄性・それ以上の返戻率を持ちながら、受け取り方や加入時期の自由度がある点で、低解約返戻金型保険の方が若干がお得といえるかもしれません。
ただし、低解約返戻金型保険は、満期前に解約すると大きく元本割れ(約70%)をしてしまうというデメリットがあります(もっとも、途中解約で損してしまうのは学資保険も同じですが)。
*低解約返戻金型保険ってどんな保険?*
保険料の払込期間中の解約返戻金を少なくする代わりに、保険料が割安に設定されている生命保険(死亡保険)のことです。払込期間さえ終えれば、普通の保険と同じ解約返戻金の水準に戻るので、結果的に返戻率が高くなるという仕組みです。
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子どもの教育資金はいくらくらいかかる?
ですが、子どもが高校卒業までに少なくとも約300万前後の教育費がかかるということです。それに加えて、その他にも学校外での活動費などが必要となってきます。
ここで、子どもが大学や専門学校など進学希望というならば、さらに教育資金は必要になってきます。子どもが18歳くらいになる頃は、たくさんのお金をまとめて準備しなければなりません。
そこで、親が自分たちでお金を準備できない、また貯められない場合には、学資保険や低解約返戻金型保険などで子供が小さなころからの貯蓄をして備えることをおススメします。
*児童手当金をはじめから教育資金に当てるという考え方もありますよ*
お金のこと以外にも、親も知恵を絞るべき!
【どうすれば子供が将来人並みに生きていけるか?幸せになれるのでしょうか?】
親として!早い時期から子どもにいろいろな選択肢を与える!
準備は時間に余裕がある小さな頃から義務教育終了の中学生くらいまでの期間に必要です。
・子どもがどのようなことが得意で、どんなことに興味を持っているのかを知っておく。
・それを活かすための学ぶ場所探し(提案)をする。
・将来どんな人になりたいか?や、どのような生活を送りたいか?など子どもの夢や希望を聞いて、いろいろな可能性があることを教えてあげる。
しかし、いい意味でも悪い意味でも、情報が氾濫している今の時代に、子供の力だけで適切な判断をするのが難しくなってきているというのも事実です。
ですので、大人の見地をもって、世の中にはいろいろな可能性があるということを教えてあげてはいかがでしょうか?
結果としてその方法で子供が自分のやりたいことを見つけられた場合、その目標に向かってきっと一生懸命頑張るでしょうし、遠回りすることがないので無駄な経費を使わず、一番の近道となるのではないでしょうか?※ただしこの親からの提案は決して親の作ったレールに乗せるという意味ではありません。
もしかしたら親が提案したものの中に子供の希望はないかもしれません。それはそれでいいことですね。思春期に入ったりと、なかなか子供と話したり関わったりするのが難しいかもしれませんし、毎回、子供の言うことは変わっていくかもしれません。
さいごに
その準備が将来の子供の幸せ・パパとママの幸せにつながるはずです。そう信じています。
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