職場でお弁当を盗まれた…普通そんなことあり得ないと思いますよね?
ちょっとした出来心が生んだ人生転落劇、いったい誰が…そしてなぜ?
お弁当は何処へ?犯人は誰?
私の日常はかなり地味で、節約のために毎日お弁当を作り、会社に持っていくというルーティンをこなしています。
しかし、この地味なお弁当作りがある日、思いもよらぬドラマを引き起こすことに…。
私の上司は、「毎日えらいな!俺の嫁は弁当を作らないし昼飯代もないから小遣いのやりくり大変だよ」と嘆いていました。
そんな、上司の昼食はいつもパン一つでした。
そして、ある日のこと。
いつものように、お弁当を給湯室の冷蔵庫に入れていたのですが…
あれ?ない…ない、お弁当がない!なんと盗まれていたのです。
最初は誰かの間違いかと思いましたが、その後も繰り返し盗まれるようになりました。
対策として、名前を書いたりお弁当箱を変えたり…それでも盗まれます。
私は「お弁当泥棒」が故意だと確信、そこで、お弁当泥棒への「仕返し」を計画しました。
それは、おにぎりに大量のワサビを仕込むというもの。
いざ決行日、昼休み前に激しい咳き込みと共にトイレに駆け込む上司。
その様子を見て、私はすぐに上司の机を確認!
そこには、私のお弁当箱が…。
何となく予想していましたが、上司が犯人だったのです。
そのまま重役のところにいき、これまでの窃盗を報告。
上司は会社からの解雇を通告され、怒りの矛先を私に向けてきました。
「俺は被害者だ、慰謝料を請求する!」と上司は私に怒鳴ります。
「なら私は警察に被害届を出す!」と言って応戦、上司は渋々大人しくなりました。
その後、上司は奥さんにも見放され離婚、お弁当泥棒の代償は大きかったようです…。
まとめ
ちょっとした出来心でした罪はありませんか?
このように、少しだけならという軽い思いが、自分に大きく返ってくることもあります。
1回だけならの思い、しかし、人間の慣れというのは恐ろしいもので、その罪悪感さえも慣れでなくしてしまう時さえあります。
大きな代償にならぬよう気をつけたいものですね。
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