テレビやニュースで「備えが大切」と言われますが、実際にはどれほど準備が必要なのでしょうか?
非常用備蓄や家の安全対策、避難の準備は万全ですか?
今回は、今すぐできる台風対策を3つのポイントに絞って紹介します。
台風対策3つのポイント
毎年のように日本を襲う台風。
激しい風雨で家屋が損傷したり、停電が長引くことも珍しくありません。
台風が接近する前に、少しの準備をしておくだけで被害を最小限に抑えることができます。
非常用の備蓄
台風がもたらす被害の一つに、ライフラインの停止があります。
停電や断水が発生すると、日常生活に大きな支障をきたします。
そのため、非常用の備蓄は必須です。
■ 飲料水
一人あたり1日3リットルを目安に、少なくとも3日分を用意しましょう。
■ 食料
缶詰やレトルト食品、乾燥食品など、調理が不要で保存が効くものを選びましょう。
さらに、停電に備えて「懐中電灯・予備の電池・モバイルバッテリー」も忘れずに準備しておくことが大切です。
家の安全対策
台風による被害を軽減するためには、家の安全対策が欠かせません。
特に窓ガラスや屋外の物が台風の風で破損したり飛ばされたりすることがあります。
窓の補強としては「ガラスにガムテープを貼る・雨戸を閉める・ベニヤ板で補強する」方法があります。
また、庭やベランダにある「植木鉢や自転車など飛びやすい物は室内に移動」させるか、しっかりと固定しておきましょう。
さらに、雨どいや排水口の掃除をして、水が溢れないようにすることも重要です。
避難の準備
いざという時に迅速に行動できるよう、避難の準備も怠らないようにしましょう。
特に台風が大型化し、避難指示が出る可能性がある場合は、早めの準備が求められます。
避難バッグには「最低限の衣類・重品・常備薬・食料や水」を入れておきます。
また、「避難場所や避難経路の確認」も事前に行っておくことが大切です。
さらに、車は「ガソリンを満タン」にしておくことをお勧めします。
そして、意外と見落としがちなのが寝る前に「枕元に靴を置いておくこと」です。
これは、夜間に避難する際、割れた窓ガラスで足を切る事故を防ぐために重要です。
枕元にスニーカーなどを置いておくことで、迅速かつ安全に避難することができます。
まとめ
台風は予測が可能な災害ですが、その被害は軽視できません。
事前の準備を怠らず、非常用の備蓄や家の安全対策、避難の準備をしっかりと行っておくことで、いざという時に家族や自分自身を守ることができます。
今一度、備えを見直し、安心して台風シーズンを迎えましょう。
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