大人気の寝かしつけ絵本「おやすみ、ロジャー」「おやすみ、エレン」に続く第三弾「だいじょうぶだよ、モリス」が発売になりました。オリエンタルラジオの中田敦彦さんが初の翻訳に!シリーズの内容と驚きの効果を紹介したいと思います。
目次
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「おやすみ、ロジャー」の第二弾、第三弾が発売されています
「おやすみ、ロジャー」はスウェーデンの行動科学者のカール=ヨハン・エリーンさんによって書かれた、子どもの寝かしつけ絵本です。 「子供がたった10分で眠ってしまう!」と話題になり、売れに売れたため、聞いたことがある、あるいは持っているという方は多いでしょう。 こちらの大人気絵本、第二弾「おやすみ、エレン 魔法のぐっすり絵本」と第三弾「だいじょうぶだよ、モリス」が発売されていることをご存知ですか? 「だいじょうぶだよ、モリス」は先月(2018年9月)に発売されたばかりですが、翻訳を担当したのがオリラジの中田敦彦さんということもあり、早くも話題となっております。最新作はいったいどのような内容なのでしょうか。 今回は「おやすみ、ロジャー」シリーズの内容とその驚きの効果に迫りたいと思います。
おやすみ、ロジャー
via amzn.to
▼ 内容紹介
たった10分で、寝かしつけ!
心理学的効果により読むだけでお子さんが眠る大ヒット絵本です。 心理学・言語学研究者の著者が、「子どもがなぜ寝たくない気持ちになるのか」を徹底的に考慮。自然に眠くなるよう「ここを強調して読み、ここであくびするように」などの細やかな指示が入っています。従来のいわゆる「おやすみ絵本」とは違ったコンセプトで、理論にもとづきお子さんをリラックスさせます。 木下優樹菜さんも大推薦
「読んでいるママも一緒に眠くなっちゃうくらい引き込まれる、寝かしつけの絵本です! 」
「おやすみ、ロジャー」は字が多く、朗読すると30分ぐらいかかるのですが、エンディングまで読んだことがないという親御さんが多いです。なぜなら、子供が読んでいる最中に寝てしまうから!! なぜ、この絵本を読むと眠くなるのでしょう。それはこの絵本が心理学的なアプローチに基づき、行動や睡眠の専門家達によって書かれてた絵本だからです。 起承転結があるいわゆる面白い絵本ではありません。「眠くなる」「ゆらゆら」「ウトウト」といった眠気を誘う言葉がひっきりなしに出てくる言わば催眠術のような絵本です。
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▼ このような感じで、みんなスヤスヤと眠りにつきます
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2歳・3歳・4歳のお兄さんお姉さんになる子に読んであげたい絵本4選おやすみ、エレン 魔法のぐっすり絵本
via amzn.to
▼ 内容紹介
お待たせしました!第2弾が待望の登場です。ゾウのエレンが不思議の森を冒険するより楽しい物語。 イラストがガラッと変わり、「ロジャーの絵がちょっと苦手だった」という方にもおすすめ。もちろん、今度もお子さんが眠ります!
第2弾の「おやすみ、エレン」は「おやすみ、ロジャー」と同じようなアプローチの絵本です。 ただ、ロジャーの絵が怖いと言う子が多かったようで、絵のテイストはガラッと変わっています。筆者の娘もロジャーの絵が嫌いと言っていましたが、「おやすみ、エレン」の絵は好きみたいです。
▼ おやすみロジャーとの違い
1. 日本の読者の要望により、ガラッとイラストが変わりました。「ロジャーの絵がちょっと苦手だった」という方にもおすすめです。 2. ゾウのエレンが不思議の森を冒険しながら楽しい新キャラクターたちと出会う楽しい物語に。 3.「心理学的効果」にもとづく眠りの手法が「ロジャーで寝ない子」向けにパワーアップ!
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だいじょうぶだよ、モリス
via amzn.to
▼ 内容紹介
虫が苦手、暗やみがこわい、ケガや痛み、食べ物の好き嫌い、さみしがり… お子さんのあらゆる不安が、 本書の「魔法の言葉」でたちまち消える! プレゼンの達人、2児の父でもある オリエンタルラジオ中田敦彦さんが初の翻訳! 「子育ての“こんなとき、どうすればいいの?”を たった1冊で解決してくれる絵本です」
カール=ヨハン・エリーンさんの最新作は寝かしつけの絵本ではありません。こちらは「こわい」と「いやだ」がなくなるという触れ込みの画期的な絵本です。 主人公のモリスは1週間の間に、誰にでも日常的に起こりえる嫌なことや怖いことを体験します。絵本の中では困るモリスに家族が寄り添い、気持ちが楽になるような言葉をかけてあげます。 例えば、クモが怖いモリスに対してママは、「だいじょうぶよ、モリス。あのクモの名前はティナよ。」と物語を話し始めます。友達だと思えるようになったモリスは他の虫も怖くなくなります。 モリスは1週間でこのような困難に直面します。
月曜日:新しい環境への不安
火曜日:さみしい気持ち
水曜日:虫など苦手な生き物
木曜日:けがや痛み
金曜日:食べ物の好き嫌い
土曜日:暗いのがこわい
火曜日:さみしい気持ち
水曜日:虫など苦手な生き物
木曜日:けがや痛み
金曜日:食べ物の好き嫌い
土曜日:暗いのがこわい
どれもよくある、子供が泣いてしまうシーンですよね。この絵本を読むと、こんなときどのように声かけしてあげれば良いかが分かります。 巻末には「この本を活用するヒント」が書かれていて、そこには繰り返し読んであげたり親が似たような言葉をかけてあげたりすることにより、子供は考え方を変えられ、困難を切り抜けられるようになると説明があります。
▼月曜日はこのように声かけしてもらっています。
まとめ
いかがでしたか?おやすみロジャーのシリーズは親が困っていることに対し、絵本の物語を通じてサポートしてくれます。 最新作の「だいじょうぶだよ、モリス」も具体的な解決策が書かれていて、非常に読み応えがあります。普通の絵本とはちょっと趣きが違う「おやすみ、ロジャー」シリーズを是非チェックしてみてください!