子どもの医療保険は加入していますか?
小児医療費には助成制度があり、地域によって異なるものの、どの自治体も必ず採用してます。
この助成制度があるため、子どもの医療保険は不要と判断する家庭が多いのが現状です。
でも本当に、医療費の行政補助だけで安心なのでしょうか?
この記事では、子どもの入院費事情、選択肢となりえる共済組合の医療保険についてご説明します。
子どもの医療保険、要る?要らない?
子どもの医療保険の要・不要は、結論から言えば「必須ではない」ということになります。
必須ではないけれど、あったら安心。どんな保険も基本はそうですね。
そこで一度、実際に我が子が入院した場合にかかる費用を考えてみましょう。
子どもの入院に必要な費用
■必ず必要な費用
- 基本の診察料・入院費用
- 診断群分類費(病名・治療内容に応じて決まる入院費)
- 病院食代
- 差額ベッド・リネンの利用料 etc
■付随して派生する費用
- 付き添い家族の食事代・ベッド代・食事代
- 必要な場合の個室料
- 兄弟がいる場合の預かり保育費
- 助けてくれる親族への謝礼 etc
必ず必要な費用のほとんどは公的保険(未就学児で自己負担2割など)が適用されますし、国の高額療養費制度と自治体の乳幼児医療助成制度が利用可能です。
結果的に自己負担がグッと下がりますので、医療保険の必要はありません。
保険適用外の費用のリスク
子どもの入院で費用面の心配があるとすれば、付随して派生する費用でしょう。
小さい子どもの場合は静かに過ごすことも難しいので、やむなく個室を選んだり付き添い入院をする場合もあり、これらの費用は公的保険の対象外です。
付き添い等で親が働けない状況だと、自営業・パート勤務なら端的に収入も減ります。
また、保険は病気になった後では加入しにくくなります。
大きくなるにつれて、習い事やスポーツでのけがも心配になりますよね。
健康なうちに医療保険に加入しておくのは、その面でメリットと言えそうです。
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共済とは?普通の保険会社との違い
あったら安心な医療保険ですが、普通の保険会社の保険料はそれなりに高額です。
そこで、保険料が安く、互いに助け合うという意味がある、「共済保険」を選ぶという選択があります。
加入するには「組合員」になる必要があり、出資金を支払います。
数百円から数千円の出資金で組合員になれるのが一般的です。
共済は、営利を目的とせず組合員のための事業を行っています。
そのため積極的な資金運用はしていません。
組合員同士が掛け金により助け合い、病気やけがの人を支え合うという構造になっています。
よって一般的に掛金が手頃な分、保障額も低い傾向にあります。
「共済もいいかも?」と考える方に、おススメの保険を2つご紹介します。
コープ共済(たすけあい)ジュニアコース
VIA:コープ共済
居住地域のコープの組合員となることで加入できます。
掛け金がコース名なっています。
特約も複数あり、シンプルでわかりやすい点は嬉しい特徴です。
また最大の特徴は、個人賠償保険が付帯できるというメリットにあります。
個人賠償保険は、偶然の事故によって、他人に賠償責任を負った場合の保障です。
子どもが自転車で他人にけがをさせたり、お店で高級な食器を壊してしまうなど、子どもならではの不注意による事故は心配ですよね。
通常のコースに追加する人が多い、人気の特約です。
JA共済(メディフル)
VIA:JA共済 HP
JA共済の医療保険ですが、農家以外の方も准組合員として加入できます。
子ども専用ではなく、0歳から加入できる保険です。
共済は一般的に「保障の自由設計度が低い」と言われていますが、メディフルは、保険期間や払込期間などを細かく設定できることが特徴です。
入院すると、一時金として15万・30万など、契約時に設定した共済金が受け取れます。
短期入院であっても、安心感がある保障が人気です。
まとめ
子供の医療保険について、子どもの入院で必要な費用、共済の医療保障の具体的な情報をお伝えしました。
保険が子どもを守ってくれている、そして、掛け金が誰かの役に立っているという気持ちで、一度共済の医療保険を検討してみるのも選択肢の一つですよ。
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