世界中で大人気の『テスラ』なぜ日本だけ売れない?苦戦する理由に納得?

世界中で大人気の『テスラ』なぜ日本だけ売れない?苦戦する理由が納得すぎた

世界中で爆発的な人気を誇るEV(電気自動車)の王者「テスラ」。

2023年にはモデルYが世界で最も売れたクルマとなり、まさにグローバルでは未来の車としての地位を確立しています。

けれど、街を歩いていて「日本でテスラ走ってるの見たことある?」と聞かれたら、正直、答えに困る人も多いのでは?

今回は、日本でテスラがなぜ売れないのか、その「納得の理由」を紹介します。

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世界でバカ売れしているのに日本市場だけ例外な理由とは?

世界でバカ売れしているのに日本市場だけ例外な理由とは?
Via|テスラ|Wikipedia @wikipedia.org(引用)

テスラといえば、米国を中心に中国・ヨーロッパなど世界中で絶大な人気を誇るEVブランドです。

特に「モデル3」や「モデルY」は、日本でも話題になりました。

でも、日本での販売台数は想像以上に少ないのが現実なんです。

なぜこんなにも差があるのでしょうか?

日本の道路事情に合っていない「サイズ感」

まず最も大きな要因が、テスラ車の車体サイズが日本の道路や駐車環境にマッチしていないということです。

たとえば、人気モデル「モデルY」の車幅は約1.92メートル。

これは日本の一般的な駐車場の幅(2.5メートル前後)ではドアを開けづらく、隣の車に気を遣うレベルです。

車の出入りだけでなく、駐車のたびに気を張るのは日常使いには大きなストレス。

また、住宅地の狭い道路や古い団地の立体駐車場では、回転半径や全高の関係でそもそも入れないこともあります。

さらに、テスラ特有の「上開きドア(モデルXのファルコンウィングなど)」は立体駐車場の天井に干渉してしまう場合もあり、都市部ユーザーには致命的になります。

日本では軽自動車やコンパクトカーが主流という文化背景を踏まえると、テスラ車のアメリカンサイズは明らかにミスマッチに感じるでしょう。

オンライン販売だけでは不安?アフターサービスの壁

テスラは基本的にディーラーを持たないオンライン販売方式をとっています。

これが欧米では効率的と評価される一方で、日本では「実車を見て、試乗して、営業マンと相談してから買う」スタイルが当たり前の社会です。

また、高額商品であるにもかかわらず、納車後のトラブルや修理の際に「近くに頼れる店舗がない」ことに不安を感じる声も多数あります。

現在、日本国内には十数か所しかサービスセンターがなく、地方在住者にとっては対応が現実的でないと感じることもあるでしょう。

日本人が重視する安心感やきめ細かいサービスに対して、現状の体制は明らかに不足しているのです。

充電インフラの整備が追いついていない

テスラの大きな武器である「スーパーチャージャー」、これは0%から80%までをわずか20〜30分で充電できる超高速充電ネットワークです。

しかし、日本国内ではその設置数が限られており、都市部を中心に50拠点程度しかありません(2024年時点)。

また、他社EV向けの充電器と互換性があっても、最大出力が低く充電に時間がかかるケースが多いため、ユーザーの利便性はまだ十分とは言えません。

さらに、日本は集合住宅が多く、マンション住まいの人が「自宅で簡単に充電できる環境」にない場合が多いです。

これではEVへの乗り換えハードルが高く、特に日常的に車を使うファミリー層にとっては実用性に疑問が残ります。

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バッテリー交換費用の高さと長期使用への不安

EV車の宿命とも言えるバッテリーの劣化問題、テスラのバッテリー寿命は一般的に10年、もしくは15万km前後とされますが、それ以降の劣化が始まると航続距離が大きく低下します。

交換費用はモデルによって異なりますが、80万円〜150万円前後とされており、日本の感覚では「車をもう1台買えるくらいの金額」ではないでしょうか。

特に、日本人は10年、15年と長く乗り続ける文化があるため、バッテリー交換が前提という前提そのものに抵抗を感じやすいです。

また、中古市場でのリセールバリューが不安定なのもあり、経済的な合理性が見えにくいというのも大きな障壁です。

ブランドへの信頼と認知度の低さ

テスラというブランドに対して、欧米では「イノベーティブで時代の最先端を行く企業」という評価がありますが、日本では「高くてよく分からない車」と捉えている人も多いのが現実です。

特に40代以上の層や保守的な車選びをするファミリー層にとっては、トヨタ、ホンダ、日産といった安心できる国産メーカーが選択肢になります。

さらに、テスラは広告をあまり打たないため、認知の広がりも限定的です。

車選びにおいて「知っているブランドであること」が大切な日本人にとっては、この点も大きな壁となっています。

まとめ

テスラが日本で売れない背景には、単なる人気の有無ではなく、日本の道路事情、文化、価値観、ライフスタイルとのミスマッチがあると言えます。

裏を返せば、それだけ日本人は冷静に選択しているともいえるのです。

ただし、今後インフラやサービス体制が整い、ユーザーにとっての「不安要素」が取り除かれていけば、日本でもテスラは確実に普及していくでしょう。

その日が来るのは、そう遠くないかもしれません。

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