【驚愕】全世界を騙した「未確認生物」2選！衝撃の真実とは？

未確認生物（UMA）や異星人の話題は、私たちをワクワクさせる一方で、時に「とんでもない真実」が隠されていることも…。

今回は特に世界中で話題になり、後に偽物だと判明した2つの事件を紹介します。

それぞれの事件がどのように世界を騒がせ、なぜ人々は信じたのか。

そして、偽物と判明した後に何が起こったのか、その全貌とは…。

スカイフィッシュ｜空を飛ぶ未確認生物の衝撃

1990年代後半、メキシコをはじめとする中南米で「スカイフィッシュ」と呼ばれる未確認生物が話題になりました。

このUMAは、空を飛ぶ棒状の生物で、長い体と左右に広がった羽を蛇行させるように動かしながら高速で移動する様子が特徴です。

さらに驚くべきは、人間の目ではその姿を確認できず、カメラやビデオを通してしか見ることができないと言われていました。

スカイフィッシュの姿を捉えたとされる映像は、一見すると空を泳ぐように動く棒状の物体が映し出されており、「これが未知の生物だ！」と瞬く間に世界中で注目。

特に日本では、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、『特命リサーチ200X』などのテレビ番組で特集され、「これぞ未確認生物の決定的証拠だ」として多くの視聴者を魅了しました。

なぜ騙されたのか？と思う人もいるかもしれませんが、それは当時の映像技術が現代に比べて劣っていることが原因とされます。

肉眼で確認できない神秘性
高速で移動するため肉眼では見えない、という説明が「普通の生物ではない」という神秘性を強調しました。
映像のリアリティ
低解像度のビデオ映像に映るスカイフィッシュは、空想上の生物のような姿に見え、視聴者の想像をかき立てました。
時代背景の影響
1990年代は未確認生物やオカルトが注目される時代でした。ネッシーやUFOなどの話題が頻繁に報じられ、スカイフィッシュもその流れに乗ったのです。

スカイフィッシュが本物かどうかを巡り、多くの科学者や映像技術者が検証を行いました。

その結果、高速で飛ぶ昆虫（主に蛾やトンボ）がカメラのフレームレートの限界により、羽ばたきが棒状に見える残像として映り込んだものだったことがわかりました。

また、実験に昆虫の飛行を低品質のカメラで撮影した際、スカイフィッシュに似た映像が簡単に再現できることが確認されました。

スカイフィッシュの話題は、未確認生物というテーマがいかに人々を魅了するか示しました。

特にオカルトやUMAに興味を持つ層にとっては、「未知の世界への入り口」として多くの夢を与えたのです。

一方、映像技術や科学的検証の重要性を再認識させるきっかけにもなり、「一見本物のように見えるものでも冷静に考える必要がある」という教訓を残しました。

1995年、イギリスのテレビプロデューサー、レイ・サンティリ氏が公開した「異星人解剖フィルム」は、瞬く間に世界中で注目を浴びました。

この映像は、1947年にアメリカ・ニューメキシコ州ロズウェルで墜落したUFOから回収された異星人の遺体を解剖している様子を記録したものとされます。

白黒の映像に映る異星人らしき存在のリアルな姿と医療スタッフの慎重な動きは、「ついに決定的な証拠が出たのではないか」と信じられました。

フィルムには、以下のようなシーンが映し出されていました。

なぜ人々は信じたのか？これほどの事件に発展にして、世界中を騙したのには、大きな理由があります。

ロズウェル事件の神秘性
1947年のロズウェル事件は、UFOの目撃情報として最も有名であり、映像は「その真相を示す決定的証拠」として受け止められました。
映像のリアルさ
異星人の体や解剖の様子が非常に精巧に作られており、特撮とは思えないクオリティだったことが信憑性を高めました。
メディアの影響
テレビや新聞がこの映像を「本物かもしれない」として大々的に報じたことで、さらに注目を集めました。

しかし、2006年、レイ・サンティリ氏はフィルムが偽物であることを認めました。

彼の証言によると、実際に1947年のフィルムを目撃したが、劣化していたため使用できず、特殊効果スタッフを雇い、完全に作り直したというのです。

実際の映像は以下の手法で作られました。