食事のマナーって何をどのように教えればいいの?
入学前のお子さんが身につけておきたいマナー、知っておきたいマナーについてまとめています。
いつから食事のマナーを教える?
食事の場において、相手を不快な思いをさせてしまっては、せっかくの美味しい食事も台無しになってしまいます。
お子さまが成長し、ご飯を自分で食べられるようになってくると、「いつからご飯の食べ方などを教えたらいいのかな?」と疑問を持つ方も多いことでしょう。
マナーはとても奥深く幼児期のお子さまに全ての細かな食事の作法を教えるのは難しいことです。
でも、幼児期からのしつけこそが将来の学校給食や外食での食事のマナーにつながるもの。
そこで、今回は小学生に上がる前に身につけておきたいマナーと徐々に教えていきたいマナーについてまとめてみました。
食事のマナーどのように教える?
小さい子は好奇心旺盛なのでご飯に集中して食べることが難しいのです。
途中で立ってしまったり、姿勢が悪かったり、こぼしたり、箸がきちんと使えていなかったりと注意したいことはたくさんあると思います。
でもそれを全部口うるさく注意すると子どもは食事をすることが楽しくなくなってしまいます。
一つずつしてはいけないことを伝え、それを守らせるようにしましょう。
約束が守れたらたくさんほめてあげて、身についたところで次の約束をします。
言いたいことはたくさんあると思いますが気長にいきましょう。
小学校前に必ず身につけておきたい食事のマナー
「いただきます」「ごちそうさま」をきちんと言う
「いただきます」と「ごちそうさま」と大きな声で言うことは基本の基本です。
まだ上手に喋ることができないうちはママの声に合わせて手を合わせることから始めましょう。
食事中に立たない
好奇心旺盛な幼児はご飯の途中でも遊びたくなり、席を立ってしまうことがあります。
小さい頃から食事の時間は席に座るということを教えてあげる必要があります。
歩きまわっている子どものところに行き、食べさせるのは厳禁です。
正しい姿勢で食べる
猫背や肘付き、膝立てなど、姿勢が悪いと見た目が悪く、行儀が悪く見えます。
また、姿勢が良いと消化も良くなります。
悪い姿勢が癖になってしまうと正すのが大変なため、小さい頃から正しい姿勢を教えてあげましょう。
椅子が食卓の高さとあっていないと姿勢が悪くなってしまうので、子どもの体型とテーブルに椅子があっているか確認してあげましょう。
徐々に教えていきたい食事のマナー
食べる順番
ごはんだけを続けて食べたり、ひとつのおかずだけを先に片付けてしまうことは避け、汁→ごはん→おかずと順番に食べます。
最初に汁ものを食べることで箸にご飯がつくのを避けることができます。
やってはいけないお箸のマナー
お箸が上手に持てるようになったら次に教えたいのかお箸の禁止事項。
ねぶり箸、刺し箸、迷い箸、にぎり箸など色々とあるので食事中に楽しく教えてあげましょう。
器は手に持つ
子どもの小さい手だと器を持つのも難しく、最初はこぼしてしまうかもしれませんが、段々と器をきちんと持って食べられるようにしましょう。
まとめ
根本的な基本の食事マナーは小さなころの習慣が影響します。
子どもに基本的な食事マナーを教え、身に付けさせることは大変なことですが、社会に出れば大切なことです。
親が手本となりながら、幼い頃から少しずつ教えていきましょう!