高速道路での逆走が社会問題になっています。
国土交通省によると、大半はインターチェンジやジャンクションで起きているのです。
高速道路が渋滞していた場合などでも、ICや分岐点を間違ったり通り過ぎてしまう可能性があります。
このような間違いが起きた時、どのように対処したら良いのでしょうか。
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逆走の多い高速道路
高速道路での逆走が社会問題になっています。
国土交通省によると、高速道路での逆走は年間およそ200件も発生しているとのことで、大半はインターチェンジやジャンクションで起きているのです。
高速道路の逆走のうち、7割が高齢者といわれ、その多くが、本来降りるはずだったICを通りすぎたことが理由となっています。
高速道路が渋滞していた場合などでも、ICや分岐点を間違ったり通り過ぎてしまう可能性があります。
このような間違いが起きた時、どのように対処したら良いのでしょうか。 まず、自身の判断によるUターンは大変危険です。
次のICまで走行して、料金所で係の人に相談しましょう。
高速道路の「特別転回」
通り過ぎてしまい次のIC料金所に来たら、「一般」レーンに入ると係員と話ができます。
事情を説明することで、高速道路の通行券に「特別転回」の承認印をもらって転回(Uターン)が認められる場合があります。
これを「特別転回」と言います。
この方法で、予定の高速道路ICまで引き返すことが可能な場合がありますが、
料金所のポイントですぐUターンできる場合と、一度、高速道路を降りて一般道に降りてからUターンする場合がありますので、係員の指示に従いましょう。
なお、係員が誘導する際に、車両特定のため個人情報(氏名・車両番号等)を確認する場合があります。
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ETCカードを利用して高速道路を利用している際も、同様に一般レーンに入りましょう。
係員に事情を説明し、対応可能であれば「特別転回」を誘導してもらえる場合があります。
ただし、「特別転回」はどのICでもできるわけではありません。
料金所がETCレーンのみの場合は、ETCカードを機器から抜いた上で、料金ポイントに設置されているインターホンで相談しましょう。
Uターン(転回)後、最終の出口料金所でETCをご利用の場合、開閉バーが開かないことがありますので、料金所スタッフがいるレーン、または料金精算機が設置されているレーンをご利用ください。
ただし、降りる予定のICを2区間以上過ぎてしまったり、特別転回したものの予定のICで降りなかった場合は利用した区間の通常料金を支払うことになる可能性もあります。
あくまでも特別な取り扱いだという点に注意しましょう。
都市高速道路の場合は?
都市高速道路の場合は、ルート途中の料金所しか設置されていない場合が多いため、高速道路と同様の誘導は難しくなります。
料金所のレーンで一定時間以上停止すると危険です。料金所を通過する際に申告することになりますが、通常、迂回したり料金を支払って退出するしか方法がないとされています。
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間違えて高速道路に入ってしまった場合
逆走でもよくあるのが、間違えて高速道路に入ってしまったケースです。
この場合は入口料金所の通行券を受け取るところでストップしましょう。
通行券を発券する機械にインターホンがあります。料金所スタッフに申告しましょう。
インターチェンジの構造によっては退出手続きが難しい場合もありますが、料金所で係員の指示に従って対応しましょう。
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道路緊急ダイヤル『#9910』は、国道や高速道路など幹線道路の異状(故障・落下物、道路の破損など)を発見した際に通報する際の専用ダイヤルです。
道路上に異常を発見した場合や逆走車両を発見した場合は、このダイヤルに連絡するとスムーズです。
まとめ
高速道路でIC・分岐点での間違いをして慌ててしまうことがあると思います。
無理をしなくても係員に申告することで対応できる可能性がありますので、慌てずに次のICまで走行して相談してみましょう。
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