【妊娠後期】吐き気・気持ち悪さで眠れない5つの原因と乗り越え方

妊娠後期、吐き気、気持ち悪さで眠れない原因と乗り越え方

妊娠後期に入ると、なかなか寝付けなくなった、熟睡できなくなった、など睡眠に関する悩みを感じるプレママは少なくありません。

特に、吐き気や気持ち悪さで眠れなくなり、毎日不眠症気味になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、妊娠後期に眠れなくなる原因と、気持ち悪さで眠れない時の対処法をご紹介します。

筆者の体験談も交えて解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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妊娠後期の不眠、5つの原因

妊娠後期、吐き気、気持ち悪さで眠れない原因と乗り越え方

妊娠後期になるとなぜ夜眠れなくなってしまうのでしょうか?

主な原因はこの5つです。

後期つわり

妊娠8か月以降になると、気持ち悪さや吐き気、胸やけ、胃もたれといった「後期つわり」が現れることがあります。

大きくなったお腹が胃を押し上げて圧迫したり、ホルモンの影響で胃腸の動きが悪くなることが原因とも言われています。

初期つわりと同様、時期や症状は人それぞれで、治療法があるわけではありません。

後期つわりが終わるタイミングも人によりますが、出産が近づき赤ちゃんが下がってくると胃の圧迫が解消され、つわりが終わる方が多いようです。

お腹が大きくなり息苦しくなる

お腹が大きくなってくると、胃だけではなく肺も圧迫されるため息苦しくなり、眠りが浅くなることがあります。

特に仰向けの姿勢だと太い静脈を圧迫してしまい、血流が悪くなって低血圧になったり、息苦しくなってしまうことも。

出産まではどうしても付き合う悩みになるため、少しでも快適に眠れる姿勢を探すことがポイントです。

足がつりやすくなる

夜中やっと眠れたと思ったら、突然ふくらはぎがつって痛みで目が覚める。

これも妊娠後期にありがちな光景ですよね。

妊娠中、特に週数が進むにつれて足がつりやすくなる原因には、ミネラル分の不足、お腹を支えるために下半身の筋肉に負担がかかる血流が悪くなっている、といった点があげられます。

脚を温めたりストレッチをして血流をよくする、ミネラルの多い食事を心がけるなどの対策が有効ですよ。

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頻尿

赤ちゃんが大きくなるにつれて、膀胱も圧迫されてしまいます

膀胱が刺激されると脳が尿意として判断するため、頻繁にトイレに行くことに。

赤ちゃんがまだ動くスペースがある時期は、頭の位置によって一時的に解消することがありますが、頭が下になってくるとより圧迫されやすいため、特に「トイレに行きたい」と感じることになります。

その際気を付けたいのは、飲む水分を減らしたりトイレを我慢すること。母体に悪影響を及ぼしますので絶対に止めましょう。

夜中のトイレ通いで眠れない場合は、昼寝で補う事をおすすめします。

不安・ストレス

妊娠後期になると、破水や陣痛がいつくるかというストレスや、出産後の生活への不安から、気持ちが張り詰めてしまいがちです。

神経が過敏になることで、布団に入ってもリラックスできず、目が冴えてしまうことは珍しくありません。

特に今はSNSなどで様々な情報を見ることができるため、つい夜中まで検索したり、出産体験談を読み漁ったりしがちですよね。

不安やストレスで寝不足が続いているという方は、寝る前はスマホを見ないようにするなど、リラックスする方法を試してみましょう。

 

 

後期つわりで眠れない時の対処法

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妊娠後期、気持ち悪さや吐き気などつわりの症状や不安感から眠れない時は、どうしたらいいのでしょうか。

おすすめの対処法を紹介します。

抱き枕、タオル

つわり中は、少しでも自分が楽だと感じる姿勢を取ることが快適に過ごすポイントです。

抱き枕でシムス位をとったり、首や腰にタオルをはさむと楽に感じることがありますよ。

特に胃もたれ、胸やけがある場合は、右側を下にして寝ると食べ物が消化されやすくなります。

「わざわざ抱き枕を買うのも…」と迷う方もおいででしょうが、睡眠は毎日の事です。

試してみてはいかがでしょうか。

頭を高くする

胃が圧迫されることで吐き気を感じたり、胃酸が逆流してしまうこともあるため、嘔吐感が強い場合は頭を高くした姿勢で寝るのがおすすめです。

バスタオルやクッションを使って、頭と上半身をもたれかかるようにすると、眠るのにも違和感がありません。

症状の強さに応じて高さを調整しながら、楽だと感じる高さを探してみましょう。

口の中をさっぱりさせる・飲み物を常備する

夜に吐き気があると、胃から上がってくるガスや胃液に誘発されて、吐き気が止まらなくなることがあります。

そんな場合はうがいや歯磨きで、口の中を一度さっぱりさせることをおすすめします。

また枕元に水やお茶など飲み物を常備しておき、気持ち悪さを感じたら少量ずつ飲むと解消することもあります。

ただし妊娠中は虫歯になりやすいため、ジュースなど砂糖の多い飲み物は避けましょう。

常温の水だとかえって気持ち悪くなってしまう場合は、保冷できる水筒やタンブラーに氷を入れておく、逆に熱めの白湯を用意するのがおすすめです。

食事の1回量を減らし回数を増やす

妊娠後期はホルモンの影響で胃腸の動きが弱くなるため、胸やけや胃もたれが強い場合は1回の食事量を減らしながら、1日4~5回に分けて食事をとるようにしましょう。

ただし寝る直前に食事をとると、逆流や胃もたれの原因に。

最低でも布団に入る2時間前には食事を終えるようにした方が、悪化せずに済みます。

空腹だと余計に気持ち悪くなってしまう場合は、キャンディーやビスケットなどを少し食べるようにすると、改善しやすいかもしれません。

 

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出産直前まで吐き気が続いた筆者の体験談

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筆者が2人目を妊娠したときの体験ですが、1人目の妊娠中には全くなかった後期つわりに悩まされました

夜布団に入ると気持ち悪くなってしまい、8~9カ月頃はクッションやバスタオルを使って頭を高くすることで、なんとか眠りにつく事ができました。

でも臨月が近づくにつれて、ますます症状はひどいことに。

「夕食時にさっぱりするものを飲もう!」と炭酸水を試したこともありましたが、夜中にガスが上がってきてしまい、朝まで吐き気が止まらず逆効果でした。

色々と試してみた結果、レモン果汁を水で割ったレモン水が私には合っていたようです。

ただお腹がどんどん大きくなるとともに、飲み物や寝るときの頭の位置の調整では、胃からの逆流がまったく止まらない状況に陥りました。

結局出産する頃には、ほぼ座っているような姿勢で布団に入っていました。

もちろん眠りは浅いので眠気は昼寝で解消していましたが、夜「眠いのに眠れない」のは本当に辛い体験でした。

 

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まとめ

妊娠後期に夜眠れない原因と乗り越え方について解説しました。

後期に入り気持ち悪さで夜眠れなくなってしまうのは、大きくなったお腹が胃を圧迫してしまうから。

人によっては筆者のように、出産直前まで続く人もいるかもしれません。

出産とともにピタッとおさまる症状ですが、それまでが辛いですよね。

元気に出産に臨むためにも、色々な方法を試して、あなたに合った対処法を見つけてみてくださいね。

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