「産後クライシス」という言葉を知っていますか?
産後クライシスとは、出産を機に夫婦間の関係が悪化することです。
産後クライシスは決して特別なものではなく、出産を経験した女性の多くが経験しています。
ここでは、筆者自身の経験も踏まえながら産後クライシスからの脱却方法をご紹介します。
産後クライシスになる原因とは
女性は出産を機にホルモンバランスが崩れていき、精神的に不安定な時期を迎えます。
この不安定な時期は、最近では俗称である「ガルガル期」としても知られています。
動物のメスが出産直後、敵対する存在に「ガルガルガル…」とうなる、アレです。
具体的には、旦那の育児の仕方にイライラしたり、他人に子どもを触らせたくないと感じたり。
産後の「ガルガル」が旦那に対して強く向いた場合、産後クライシスと呼ばれる事態に至ります。
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産後クライシスの経験談
ここからは、実際に産後クライシスに苦しんだ筆者自身の経験談をご紹介します。
夫への苛立ちに歯止めが効かなくなる現実、出産前には想像していませんでした。
出産前と変わらない旦那にイライラ
仕事から帰ってくると、ゆっくりごはんを食べてテレビやスマホを見て過ごす旦那。
夜間の授乳による睡眠不足でボロボロになっていた私は、旦那の産前と変わらない姿にイライラしていました。
私からすると、いち早くごはんを食べてお風呂も済ませてほしいのです。
夜間の授乳も一緒に起きてくれないので、せめて起きている時間くらいは協力してほしいと不満でいっぱいでした。
育児を楽しようとする旦那にイライラ
赤ちゃんが泣くと、抱っこしてみたりおむつを替えてみたりと、試行錯誤が続くものです。
でも私の夫は赤ちゃんが泣くとバウンサーに乗せ、足でゆらゆら揺らすだけでした。
私にも仕事があり、赤ちゃんと一緒にいられる時間が少ないのに、楽して泣き止ませようとする姿にイライラしました。
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最良の脱却方法は『話し合い』
産後クライシスから抜け出すには、夫婦でしっかり話し合うことが大切です。
筆者自身、産後クライシスに苦しみ、旦那に対して強く当たっていた経験があります。
夫婦の関係が悪化し続け、本格的に離婚まで考えるほどでした。
しかしある日夫から、「何が不満なのか教えてほしい。俺たちがこのままだと子どものためにならない」と言われたのです。
その日にしっかり話し合いをしたことで、お互いが不満に思っていたことや、率先してやってほしいことを把握できました。
夫婦間で解決しようと動かなくても、子どもが成長することで子育てに余裕が生まれ、産後クライシスから抜け出せるケースもあります。
ただし、ある程度の時間が必要になるため、できる限り早目に夫婦で協力して、産後クライシスから脱却する方法がよいでしょう。
まとめ
産後クライシスに陥るのは、決して珍しいことではありません。
自分がガルガル期だなと感じたら、できるだけ早く旦那に相談し、気持ちを理解してもらうことが大切です。
精神的に辛いときは夫婦で一緒に乗り越えられるように意識しておきましょう。
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