野菜は身体によいから食べなさい!というセリフは今も昔もよく聞きますね。
ご自身も言われた経験がある方は多いのではないでしょうか。
近年では、野菜ジュースで野菜不足を補うといった傾向がみられますが、果たして効果はあるのでしょうか?
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野菜は身体にいいの?
野菜もたくさん食べて健康に育ってね・野菜はとっても体にいいから・野菜もしっかり食べないと大きくなれないなど、ご自身が言われた経験やお子さんに言ったという経験はありませんか?
自分がそういわれて育ってきたからついつい子供にも同じことを言ってしまいがちですが、実際野菜は身体にいいのかということを調べたことはありますか?
実は、野菜には栄養分はほとんどないという事実をご存知ですか?
もちろん全くないとは言いません。定番なところでいうと、ほうれん草に鉄分が入っていますし、ブロッコリーにビタミンはたくさん含まれています。
しかし、洗ってそのまま生で食べるということよりも加熱調理をすることが多いので、多くの栄養は調理過程で壊れてしまいます。
また、栄養が含まれているとはいえ野菜のほとんどは水分からなっているため、1日の必要な量を補おうとすると、かなりの量を摂取する必要があります。
野菜が必要とされている理由は「食物繊維」です。
お米や魚・大豆などからは取ることのできない優良な食物繊維が野菜にはたくさん含まれているのです。
野菜ジュースでとれる成分とは
トマト100%無塩ジュースなどストイックに野菜の味のみで勝負しているジュースもあれば、果汁とまぜて飲みやすく甘いドリンク感覚で飲めるものまで様々な種類があります。
いまでは、野菜不足を野菜ジュースで補おうとしている人は多くいらっしゃるはずです。
もちろん野菜ジュースには野菜の栄養が含まれていますが、肝心の「食物繊維」の摂取という目的はなかなか果たせないのが現実です。
野菜ジュースを入口として野菜を克服していこうというお子様や、他の清涼飲料水を飲ませるならということで野菜ジュースを摂取する分にはなにも問題はありません。
ただ、野菜ジュースを飲んでいるからといって野菜不足を補えるということではないということを覚えておいてください。
野菜ジュースは補助食品!カゴメのこだわり
当たり前ですが、”野菜はできるだけ食事で取るように努力しましょう”、”ジュースはあくまで補助として上手に利用しましょう”。管理栄養士としては、そういう結論になりますね」
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成長と共に食の範囲は広がります。
子供は成長していくにつれどんどんできることが広がっていきます。
食に関しても同じことが言えます。
今は「食べない」「いらない」と見るだけで拒否して口にいれることすらしないような食品があったとしても、いつか何かの拍子で食べられるようになるものです。
そのきっかけとして多いのが、給食やお弁当です。
楽しい雰囲気や周りの子が食べているということは子供にとっては大きな影響となるのです。
野菜嫌いなお子様のママは、子供が食べられるもので食物繊維をとることを意識した食事をつくることを心がけて、野菜を無理に食べさせないで機がくるのを待つことも大切ですよ。
食べてくれないことを悩む前に「食事は楽しい」ものと子供に思ってもらえることが第一なのです。
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