行楽シーズン。風も心地よく、時に肌寒さを感じます。でも、害虫対策はまだまだ必要です。ダニは布団やヌイグルミだけでなく、公園や車の中にもいるのです。その他、アリやハチ対策、水回りのカビやニオイ対策にも使えるのが便利な「ハッカ油スプレー」。一年中使える便利な使用方法をご紹介します。
目次
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ダニ・アリなどの害虫対策
涼しくなってからも外出予定は意外に多いもの。 秋の行楽や運動会、遠足、お祭りなどが目白押し。もう虫よけスプレーは使い切った、涼しくなってきたので虫よけは使いたくない、という時期にもぴったりなのが「手作りハッカ油スプレー」。 天然成分なので、持続的な効果のためには日中、数回スプレーする必要がありますが、安心の成分で屋内外問わず手軽に使うことができます。 また、話題のマダニ・ヒアリにも効果あり。応用範囲が広い便利なスプレーについてご紹介します。
ダニ対策
室内のダニの場合、子育て家庭では特に、お布団やカーペット、ヌイグルミなどが気になるところ。専用のスプレーも販売されていますが、安心成分の「ハッカ油スプレー」を使ってみましょう。 涼しい季節になってくると、気温の変化でダニが死に、死骸やフンが残ります。比較的温かく保たれている室内には、洗濯物を室内干しにしている場合など、気温・湿度とも、ダニが活動しやすい条件がそろっています。 基本的に冬場以外、ダニ対策が必要なようです。
掃除機と併用して効果的に防虫+死骸除去を行うようにしましょう。
掃除機と併用して効果的に防虫+死骸除去を行うようにしましょう。
秋はダニの死骸とフンに注意
秋は夏の間に繁殖したチリダニの死骸やフンがたまっているのです。
via www.raycop.co.jp
屋外のダニ・アリ・ムカデ対策
心地よい風の中、外でたっぷり遊びたいですし、庭や公園、広場など、ちょっと座ってのんびりしたくなります。一般的にダニは草が茂るところに存在し、都市部でも家の庭にいる場合もあります。 活動時期は冬以外、という長期間。春から秋にかけて活発に活動するため注意が必要です。外出した時に子どもの遊ぶ範囲を制限することは難しいため、肌や衣類、靴、帽子に「ハッカ油スプレー」をしておきましょう。 刺されると悪化しやすいムカデやアリなどにも効果があります。また、ダニは小さな虫ですが、ジャンプ力が強く、意外に首筋などに付くことがあります。見つけたら、ガムテープなどの粘着力のあるもので取り除きます。素手で触らないようにしましょう。
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手作りハッカスプレー
応用範囲の広い「ハッカ油スプレー」ですが、材料をそろえると簡単に作ることができます。 材料は「容器」「ハッカ油」「無水エタノール」「精製水」。容器に無水エタノール10ml、ハッカ油を20滴程度入れ、よく振り混ぜて精製水を90ml程度加えます。 ハチやアリにも効果を発揮するハッカ油スプレー。
外出時、日中の暑さを感じたときにも、安全に虫よけしながらスーッと涼しくしてくれます。
外出時、日中の暑さを感じたときにも、安全に虫よけしながらスーッと涼しくしてくれます。
via amzn.to
洗濯物、植木鉢、水回りのカビ・ニオイ
庭にもダニがいることが分かりましたが、植木鉢や洗濯物にも虫が寄ってきていることがありませんか。干すときに洗濯物やその周辺、植木鉢や網戸にもスプレーしておきましょう。 また、水回りのカビやニオイ対策にもなります。台所のシンクやゴミ箱、お風呂場、子どもがよく触れる洗面台にも手軽にスプレーしておきましょう。
車の中、ドライブ中の眠気覚ましに
ドライブの時にもハッカ油スプレーは活躍してくれます。涼しくなってくると車用にタオルケットや毛布などを常備することがあると思います。子どもを連れての車内にはお菓子のカケラも落ちるため、ここでもダニ対策が必要です。 また、運転中に衣類やハンカチにスプレーすると眠気覚ましにもなり、鼻づまりの時にはマスクや襟元にスプレーすると鼻の通りがスッとしますよ。
注意点
このように応用範囲の広いハッカ油スプレーですが、注意点がいくつかあります。 まず、ハッカ油の容器には、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ガラスや陶器製が適していること。ポリスチレン(PS)は溶けてしまうため使用できません。
via amzn.to
油分やアルコール成分に耐性のある容器を探す際、例えば消毒用スプレーを購入し、使い切ってからその容器を活用する方法もあります。 旅行用品や衛生品コーナーには持ち運びしやすい小さなスプレーも販売されていますので用途に合わせて容器を用意すると便利です。 また、秋口で注意なのが、家で鈴虫などを飼っている場合です。スプレーを使う場所に注意しましょう。