国立大学の理工系学部を中心に、女子受験生限定の「女子枠」導入が急速に広がっています。
女性比率の低い分野で多様な人材を育てる狙いがある一方で、「学力ではなく性別で決まるのはおかしい」「男子の機会を奪っている」といった反発も拡大中です。
公平性と多様性は両立できるのでしょうか…・
女子枠拡大で問われる公平と是正
理工系学部では長年、女子学生の比率が低いことが課題とされてきました。
そのため大学側は、女子枠を設けることで女性が理系進学を考えるきっかけになり、研究現場や産業界に多様な視点を持ち込めると説明しています。
実際に「女子枠があることで受験を意識した」という声もあり、一定の効果は出ているようです。
しかし、その一方で反対意見も根強くあり、特に多いのが、「入試は点数と実力で決めるべき」という声です。
同じ学力でも男子だから不利になる、それは別の差別ではないかという指摘です。
また、本当に支援すべきなのは性別ではなく、地方出身者や経済的に厳しい家庭の受験生ではないかという意見もあります。
さらに、女子枠そのものが「女性は優遇されないと理工系に進めない」と見えてしまい、実力で勝負している女性にも失礼ではないかとの声もあり、この問題は機会の平等を優先するか、結果の偏りを是正するかで評価が大きく分かれます。
女子枠は今後さらに広がる可能性もありますが、制度だけでなく理系進学しやすい教育環境づくりや中高生への進路支援こそ重要だという声も高まっています。
SNSの声は…
「受験くらいは実力勝負でいいだろ。性別で枠作るのは違うと思う」
「多様性って言いながら男子を締め出してるなら本末転倒では?」
「努力して点数取っても男だから不利になるなら納得できない」
「地方出身や貧困家庭の受験生を優先するならまだ理解できる」
「女子枠のせいで、普通に受かった女性まで偏見で見られそう」
「理工系に女性が少ない現実もあるし、何かしら対策は必要だと思う」
「制度で増やすより、中高生の段階で理系に興味を持たせる方が先では?」
「女性が挑戦しやすくなるなら意味はある。ただやり方は難しい」
「結局、平等を目指して新しい不平等を作ってるように見える」
「大学側にも事情はあるだろうけど、受験生目線ではかなりモヤモヤする制度」
「女子枠ではなく、面接加点や奨学金支援のほうがまだ納得感がある」
「これで落ちた男子学生が出たら、わだかまりだけ残りそうで心配」
などの批判的な声が多くありました。
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