元歯科衛生士が教える『おでかけ中で、歯磨きができない!』そんな時OKなお菓子・NGなお菓子

元歯科衛生士が教える『おでかけ中で、歯磨きができない!』そんな時OKなお菓子・NGなお菓子

子供の歯は虫歯になりやすいということを、どのママも知っているはずです。そのため、おやつをあげるタイミングやお菓子を始める時期など皆さん試行錯誤されていることでしょう。大切なのは歯磨きです。わかっていても、お出かけ中などすぐに磨けないときもありますよね。そんな時の対処法や、おすすめのお菓子についてのコラムです。

 

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おでかけの時こそ、オヤツは必須!

子供とお出かけをするときに、必ずといっていいほど必要となるのが『おやつ』です。 移動時間や待ち時間など、静かに我慢することができない時・疲れてグズグズモードになってしまった時などにおやつをあげるママは多いのでは? 長時間のお出かけになると、お出かけ中にランチを挟むことも。外出先では、気がそわそわして遊びたくなってしまい、ご飯をあまり食べてくれない子も多いですよね。 結局、変な時間にお腹が空いてしまう…。そんな時もオヤツの出番です。

磨かないとどうなるの?

子供だけに限らず、大人も食後はすぐに歯磨きをする方が良いのです。口腔内にいる細菌達は、食べかすを餌としてどんどん活動をしているからです。 放っておくことで、虫歯はもちろん、歯周病や口臭の原因に…。 特におやつには砂糖が多くふくまれており、虫歯菌は糖分が大好物です。子供が大好きな甘いオヤツを食べた後、口の中はとっても危険な状態になってしまうのです。

おすすめのお菓子と、避けたいお菓子

■歯垢(プラーク)の出来やすさ 高い⇒キャラメル、キャンディー、ガム、ウェハース、大福、カステラ、ビスケット、ようかん、甘納豆、お饅頭、チョコレート、クッキー、かりんとう、ケーキ、ジャム、ゼリー 中 ⇒バニラアイス 低い⇒ポテトチップス、せんべい、エビせん、人口甘味料使用のお菓子 ■酸の出来やすさ 高い⇒キャラメル、キャンディー、ガム、ウェハース、大福、カステラ、ビスケット、ようかん、甘納豆、ケーキ、ジャム、ゼリー、お饅頭、チョコレート、クッキー、かりんとう 中 ⇒バニラアイス 低い⇒ポテトチップス、せんべい、エビせん、人口甘味料使用のお菓子 ■歯へのくっつきやすさ 高い⇒キャラメル、ウェハース、大福、カステラ、ビスケット、ようかん、甘納豆、ポテトチップス、せんべい、エビせん、人口甘味料使用のお菓子 中 ⇒お饅頭、チョコレート、クッキー、かりんとう 低い⇒キャンディー、ガム、ケーキ、ジャム、ゼリー、バニラアイス ■口の中にとどまる時間 長い⇒キャンディー、ガム 中 ⇒キャラメル 短い⇒ウェハース、大福、カステラ、ビスケット、ようかん、甘納豆、お饅頭、チョコレート、クッキー、かりんとう、ケーキ、ジャム、ゼリー、バニラアイス、ポテトチップス、せんべい、エビせん、人口甘味料使用のお菓子
まずは、一番上の「プラークのできやすさ」から見ていきましょう。 プラークとは、歯垢のことであり細菌の塊です。これは放置することで歯石となり自分では除去することができなくなります。プラークが溜まることで歯周病や口臭の原因となります。 しかし、歯垢が歯石になるのは24時間後からといわれています。そのため、それまでの間にしっかりと除去すれば良いのです。 おでかけから帰ってからしっかりと歯を磨いてあげることができれば、プラークの付きやすさに関しては特に問題視しなくても良いでしょう。 次に、「酸のできやすさ」です。これ「歯の溶かしやすさ」「虫歯のなりやすさ」とも言いかえることができます。酸により歯が溶けることで虫歯になるからです。食べた後に口をゆすぐことができれば、食べても良いでしょう。 「歯へのくっつきやすさ」が高いものは食べ終わったあとも歯と歯の間につまり残り続ける可能性があるため、長時間歯を磨くことができない時は避けたいところ。また、同じ様に「口の中に留まる時間」が長いものもおススメはしません。 おでかけなど長時間歯を磨くことができない場合には『歯に詰まりにくく、すぐに食べ終わるもの』を食べさせること良いでしょう。 元歯科衛生士の筆者が一番おススメするおでかけオヤツは『ゼリー』です。歯に詰まりにくく、すぐに食べ終わります。スティック状のゼリーやミニカップのゼリーがおすすめ。 糖分が含まれていなそうという理由から、おせんべい系を食べさせているママがいますがおせんべいは奥歯につまりやすいためあまりおススメはできません。

すぐに歯を磨けない時に、やるべきこととは?

一番は歯を磨くこと。その次に、歯専用のウエットシートなどで歯の汚れを拭きとってあげることが良いでしょう。しかし、外出中はおやつを食べる回数も増え、毎回その都度磨いたり拭いたりすることは難しいのが現状です。 それであれば、お茶や水(ノンシュガー・スパークリングではないもの)で口をグチュグチュとゆすいであげるだけでも効果はあります。 グチュグチュとすすいだあとは、飲みこんでしまってもOKです。また、ゆすぐことができないのであれば、お茶や水を飲むだけでも良いでしょう。 とにかく、口腔内から食べかすや糖分といった細菌の餌となるものを洗い流す必要があるのです。そのため、口腔内全体にお茶や水が行きわたることが大切です。 一番忘れがちなのは『前歯の外側』です。普通にグチュグチュとしただけでは前歯の外側まで水は届きませんし、唾液もなかなか届きにくい箇所なのです。それが故に子供が虫歯を発症させるリスクが高い部位なのです。 前歯だけは、ウエットシートなどで軽く拭きとってあげるのも良いでしょう。
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まとめ

お菓子があると、外出も楽しいものとなりますよね。お菓子選び・お菓子を食べた後のケアをしっかりとすることで、虫歯を予防できる確率はグンとあがります。 実際に、我が子はお菓子が大好きで、「虫歯になるからお菓子をあまりあげないようにしている」ということもなくお菓子をたくさん食べて育ってしまっていますが、虫歯は一本もなく学校でも褒められているようです。 お子様を虫歯にしないためには、おやつ選びを食べ終わった後のケアが大切なのです。

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