毎晩欠かさず絵本を何冊も読んであげているというママはたくさんいることと思います。でも、「今日は疲れちゃったから読み聞かせをお休みしたいな」という日もたまにはありますよね。そんな時におすすめなのが、美しいアニメーションの世界です。読み聞かせと同じように親子で素晴らしい文学体験ができますよ。
今回ご紹介するアニメーションは、長く子どもたちに親しまれてきたものばかりです。子どものために本気で作られたアニメは、大人が見ても大変心を打たれます。
目次
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セリフのない世界が子どもをひきつけてやまない「スノーマン」
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イギリスの名作絵本としておなじみの「スノーマン」。原作はなんと1978年です。
音楽と映像だけで見せるこの作品は、子どもたちを不思議でワクワクする世界へいざなってくれます。スノーマンと飛び立つ瞬間は、大人でも感動に震えてしまうほど。
切ないラストシーンも必見です。
スノーマンと飛び立つ瞬間、驚きに満ちた喜びの描き方のすばらしさに涙が出る。皆ある日生まれて、ある日死ぬ。誰も理由はわからないけれど思い出の中の故郷で、友だちと重ねた時間だけはいつも美しい今の時代に再評価されてほしい。
アニメーションの神様ノルシュテイン。「霧に包まれたハリネズミ」
世界中のアニメーション作家の神様と言われているロシアのユーリー・ノルシュテイン。
「霧に包まれたハリネズミ」は、彼の代表作の一つです。あたたかみのある絵とお話にほっとすること間違いありません。
心穏やかになるファンタジーです。
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ノルシュテインによる摩訶不思議な短編及び長編はどれも素晴らしいが、特に「霧の中のハリネズミ」は外せない。
切り絵で制作された彼の作品はまるで絵画が動いているよう。
宮沢賢治の名作をアニメで「セロ弾きのゴーシュ」
言わずと知れた宮沢賢治の名作「セロ弾きのゴーシュ」のアニメーションです。
内気なゴーシュと動物たちとの美しい物語。完成までに実に5年もの歳月を費やした作品で、見事な芸術が描き出されています。
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水彩画のような背景美術の素晴らしさ、またキャラクターの動きを存分に味わう事ができます。また、思いの外音楽に合っている画があの時代にあった事が本当に素晴らしい。それがまた映画に引き込まれる一つの理由になってると思います。もう一つは動物の愛らしさでしょう。
高畑勲、才田俊次、椋尾篁の3人の鬼才が集結した傑作で、とにかく動物たちがかわいいので、是非、是非、是非、見てください。
子どもにこそ本物の映像を見せてあげたい
美しいアニメーションを見ることも、絵本の読みきかせ同様に子どもにとっては素晴らしい体験です。
子どもだけで見せっぱなしにさせるのではなくて、ぜひパパやママも一緒に見て、家族で素敵な時間を共有してくださいね。
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※価格・在庫有は2017年3月21日現在の情報です。