夏っていいなあ~!
今年は外出できないだけでなく、梅雨が例年よりも長く続き、なかなか夏を感じられない日々を過ごしているかと思います。
そんな中でも、夏を感じられる、大人も楽しめるとっておきの絵本をご紹介したいと思います。
そんな中でも、夏を感じられる、大人も楽しめるとっておきの絵本をご紹介したいと思います。
何度も読み返したくなる絵本

via amzn.to
『生きる』
詩: 谷川 俊太郎
絵: 岡本 よしろう
出版社: 福音館書店
発行日: 2017年03月05日
対象年齢:対象年齢なし(読んであげるなら)、小学中学年から(自分で読むなら)
詩: 谷川 俊太郎
絵: 岡本 よしろう
出版社: 福音館書店
発行日: 2017年03月05日
対象年齢:対象年齢なし(読んであげるなら)、小学中学年から(自分で読むなら)
何度も読み返したくなる、言葉に力がある絵本です。私も家の本棚に置き、事ある毎にこの絵本を読み返します。そしてその度に、この絵本の良さを実感します。
この絵本は懐かしい夏の情景を背景に、「生きる」ということについて、大事な言葉が綴られています。ぜひ大事な人と一緒に読んでほしい、一押しの絵本です。
この絵本は懐かしい夏の情景を背景に、「生きる」ということについて、大事な言葉が綴られています。ぜひ大事な人と一緒に読んでほしい、一押しの絵本です。
「生きる」出版社からの内容紹介
生きていること いま生きていること……とさまざまな人生の瞬間の情景を連ねる、谷川俊太郎の詩『生きる』が初めて絵本になりました。小学生のきょうだいと家族がすごすある夏の一日を描き、私たちが生きるいまをとらえます。足元のアリをじっと見つめること、気ままに絵を描くこと、夕暮れの町で母と買い物をすること……。子どもたちがすごす何気ない日常のなかにこそ、生きていることのすべてがある、その事実がたちあがってきます。
口コミ
この詩は「生きる」ことの風景を様々に思い浮かべることができる詩だと思います。
それは「生きる」ことに一所懸命な時には目に入らないかも知れないけれど、ふと客観視出来たとき、背景とともに「生きる」ことのさりげなさと空気のようなありがたさを感じることができると思います。
(ヒラP21さん 60代 パパ 千葉県)
絵を担当された岡本よしろうさんは、一つの家族の「ある日」を追うようにして描かれていました。それが谷川さんの「詩」の風景にとても合っていて、読みやすかったです。
(てんぐざるさん 50代 ママ 埼玉県 女の子22歳、女の子17歳)
生きるという詩は、子どもも私もよく知っている詩でした。
その詩に、さまざまな日常がえがかれた絵が合わさって、ことばがより心にしみこんできました。
何十年も生きてきた私にとっては、「こんなことあったな、あんなことあったな」と思い出にひたりながら読みますし、子どもたちは、「そうそう、こんなことあるある!」って、つい最近のことを共感しながら読みます。いろんな「生きる」をいろんなとらえ方で受け取ることができるのが、この本のすごみだと思います。
「今」の積み重ねが時間を、人生を作ってきたことを、そしてこれからも作られていくことを、客観的にみることができる、ほんとにすてきな絵本です。
(けいご!さん 40代 ママ 福岡県 女の子18歳、男の子14歳)
子どもの気持ちを大事にしたくなる絵本

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『はちうえはぼくにまかせて』
作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: 森 比左志
出版社: ペンギン社
発行年: 1981年
作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: 森 比左志
出版社: ペンギン社
発行年: 1981年
子どもらしい自由な発想と、優しい世界観に心が温かくなる絵本です。狭かったお父さんの考えが、いい方向に変化する姿に、ほっとさせられます。
子どもの優しさに触れ、大人の考え方が影響することってよくありますよね。そんな経験をしたことがある親ならきっとこの絵本が好きになるはずです。
子どもの優しさに触れ、大人の考え方が影響することってよくありますよね。そんな経験をしたことがある親ならきっとこの絵本が好きになるはずです。
「はちうえはぼくにまかせて」出版社からの内容紹介
夏休み、お父さんの仕事が忙しくて どこへも旅行に行けない少年トミーは、近所の人たちの鉢植えを預かって世話をするアルバイトを思いつきます。預かった鉢植えの植物たちは トミーの上手なお世話のおかげで、ぐんぐん成長し、家の中はまるでジャングルのよう。ある日、植物が育ちすぎて家を壊してしまう夢を見たトミーは、図書館から本を借り、剪定の仕方を学びます。夏休みが終わる頃、より活き活きと素敵になった鉢植えを手にした人びとの笑顔がご近所にあふれました。そして夏休みが終わる頃、お父さんからトミーにあるうれしいことが伝えられます。トミーのやることにしかめ面だったお父さんの表情が、夏休みの最後にはどう変化しているのか・・・にも注目です。
口コミ
大人から見れば全く意味のない、くだらない、邪魔なだけ!と思う物でも、
子供がキラキラした顔で取り組んでいる時ってよくあります。
そんな時はできるだけ見守って、申し出があれば付き合ってあげたい。
大人の思いや都合で子供のキラキラを消してしまわないように・・・
あ~息子くん、今までゴメンね。と思わされた一冊でした。
(ムスカンさん 30代 ママ 東京都 男の子5歳、女の子0歳)
同じ息子を持っている親として
何度も何度も感心させられてしまいました
自ら考え工夫し実行する・・
うらやましいたくましさがあり素敵だなと思いました
(らずもねさん 30代 ママ 福岡県 男の子2歳、男の子0歳)
小さいうちから、好きな仕事についたら楽しい、仕事をする(報酬を得る)からには、責任を持たなければいけないという事がわかって良いと思います。
最後に、遅ればせながら取れる夏休みに喜ぶトミーが、やっぱり子供だよね…という感じで、良かったです。やっぱり、働いた後は、休む事も必要ですよね。
また、色合いが緑をベースに、青と黄色。癒される色合いでした。
(メロコトンさん 40代 ママ 東京都 女の子7歳)
人に優しくありたい気持ちを思い出させてくれる絵本

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『ガンピーさんのふなあそび』
作: ジョン・バーニンガム
訳: みつよし なつや 光吉 夏弥
出版社: ほるぷ出版
発行日: 2020年02月10日
対象年齢::2・3歳から
作: ジョン・バーニンガム
訳: みつよし なつや 光吉 夏弥
出版社: ほるぷ出版
発行日: 2020年02月10日
対象年齢::2・3歳から
穏やかな世界観に心がほっこりします。この絵本では、誰かを仲間外れにしたり、失敗を責めたりすることはしません。お友達や兄弟のような大事な人との関係を思い出させてくれるような優しい絵本です。
うまく行かなかったことに拘るわけではなく、みんな一緒にいるからこそ楽しい、そんな当たり前だけれども忘れてしまいがちなことに気づかせてくれます。
うまく行かなかったことに拘るわけではなく、みんな一緒にいるからこそ楽しい、そんな当たり前だけれども忘れてしまいがちなことに気づかせてくれます。
「ガンピーさんのふなあそび<新版>」出版社からの内容紹介
ガンピーさんが、小舟で出かけます。途中で、子どもたち、うさぎ、ねこ、いぬ、ぶた、ひつじ、にわとり、こうし、やぎ……と、つぎつぎに「乗せてください」と乗りこんできました。
はじめは、みんな仲よく乗っていましたが、さて、どうなるでしょう?
バーニンガム独特のさわやかなタッチで描かれた、ケイト・グリーナウェイ賞受賞の傑作絵本が新版として生まれかわりました。
口コミ
ゆったりした気持ちで読みたい1冊…
見開きの左ページに舟の様子がモノクロで、右ページに
次に乗り込む動物が大きくカラーで描かれてストーリーが
展開していく。線のタッチを生かしたソフトな絵だ。
(楽葉さん 60代 じいじ・ばあば 埼玉県)
とても優しく素朴なタッチの挿絵の中で、緑が力強く描かれているのが印象的です。こんな緑濃い風景の中で川下り、なんて、素敵ですね。
ハプニングの後にも、「またいつかのりにおいでよ」で締めくくられるところが、特にお気に入りでした。
(JOYさん 30代 ママ 兵庫県 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳)
ほんわかとした絵のタッチ同様、主人公のガンピーさんも実に優しい人物です。
うーん。ガンピーさんは、すごい。
私も、こんな人にいつかは、なれるかしら。
子供も、幸せそうに何度も読んでおりました。
(はなしんさん 40代 ママ 福島県 女の子11歳、男の子9歳)
親子で読むと楽しい絵本

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『海は広いね、おじいちゃん』
作・絵: 五味 太郎
出版社: 絵本館
発行年月: 1979年03月
作・絵: 五味 太郎
出版社: 絵本館
発行年月: 1979年03月
男の子が言うことを間に受けないおじいちゃんですが、男の子は決して諦めません。逐一、おじいちゃんに男の子は報告します。
健気な男の子の姿が可愛らしくて、子どもの言うことに適当に応えるおじいちゃんに共感してしまいます。絵本らしい展開に、笑ってしまいます。
健気な男の子の姿が可愛らしくて、子どもの言うことに適当に応えるおじいちゃんに共感してしまいます。絵本らしい展開に、笑ってしまいます。