なぜ『HUNTER×HUNTER』は休載しても連載が続く?ジャンプが支え続ける理由が深すぎた…

なぜ『HUNTER×HUNTER』は休載しても連載が続く?ジャンプが支え続ける理由が深すぎた…

『HUNTER×HUNTER』は、長期休載を繰り返しながらも再開するたびに大きな話題となる、漫画界でも非常に珍しい作品です。

先日は39巻の発売と連載再開が重なり、SNSでは「待っていた」「やっぱり面白い」といった声が相次ぐ一方で、「なぜここまで休載が許されるのか」「本当の休載理由は何なのか」と疑問に思う人も少なくありません。

今回は、これまで語られてきた背景や関係者の証言をもとに、その理由をわかりやすく解説します。

スポンサーリンク

ハンターハンターの休載の背景にあるのは腰痛と週刊連載の過酷さ

HUNTER×HUNTERが長期休載を繰り返すたびに、ゲームばかりしている?描く気がないのでは?といった噂が広がってきました。

しかし、これまで明かされてきた情報を見ると、実際はそう単純な話ではありません。

冨樫義博先生は20代の『幽☆遊☆白書』連載時代から腰痛を抱えていたとされ、元アシスタントも、うつ伏せになって原稿を描く姿を目撃したと証言しています。

また、本人も過去の文章で、徹夜を繰り返した結果、心臓に痛みを感じるようになり、過労死だけはしたくないと考えるようになったことを明かしています。

幽☆遊☆白書に後半では、強いストレスからアシスタントの力を借りず、一人だけで原稿を仕上げた回もあったと振り返っています。

その後に始まったHUNTER×HUNTERでも腰痛は改善せず、2022年には本人が「椅子に座れない状態が約2年間続いた」「日常生活にも支障が出るほどだった」と説明しました。

現在は従来とは異なる執筆方法を取り入れながら制作を続けているとされています。

なぜ長期休載でも連載が続くのか

それでも、多くの読者が疑問に思うのは、なぜジャンプ編集部はここまで休載を認めているのか?という点でしょう。

過去の週刊少年ジャンプでは、長期間休載した作品は自然に終了したり、月刊誌へ移籍したりするケースが一般的で、HUNTER×HUNTERが現在まで週刊誌で特別な扱いを受けていることは非常に珍しいケースです。

その理由として最も大きいのは、やはり作品の価値、休載中であってもコミックスは売れ続け、連載再開は毎回ニュースになります。

今回も39巻発売と連載再開はSNSのトレンド入りを果たし、多くの読者が再び作品を読み始めました。

また、冨樫先生の漫画表現そのものを高く評価する声も少なくありません。

第1巻の時点で父・ジンをほとんど登場させないまま、最高のハンターという印象だけを読者へ植え付ける構成や、クラピカの怒りが風化するという一言が何十巻も先の展開までつながっていることを例に挙げ、漫画界の奇跡と表現されています。

休載中には『鬼滅の刃』が連載開始から社会現象を巻き起こして完結、『呪術廻戦』も看板作品として人気を集めて最終回を迎えました。

その間にも新たなヒット作が次々と誕生しましたが、それでもHUNTER×HUNTERが再開すると漫画界最大級のニュースとして扱われます。

長い年月が流れても、読者が作品を待ち続けるという現象そのものが、HUNTER×HUNTERという作品の唯一無二の価値を物語っているのかもしれません。

あわせて読みたい|マタイク(mataiku)

なぜ『HUNTER×HUNTER』は休載しても連載が続く?ジャンプが支え続ける理由が深すぎた…
最新情報をチェックしよう!