「うちの子、そろそろもう少しレベルを上げた絵本にチャレンジしてもいいかな?」
「五十音やアルファベット、数字に慣れておくと、後から教えるのが楽かも?」
お子さんの年齢がだんだん上がってくると、少しだけ『お勉強』を意識した絵本にも触れてほしい、と思うようになります。
でも、まだ子どもは小さいし、どこまで本格的な内容がいいのかな…と、本選びに悩んでいるママパパ必見♪
この記事では、保育園勤務経験のある筆者が特に厳選した、『えいご、すうじ、ひらがな』デビューにぴったりな3冊をご紹介します。
親子で、家族で、わいわい読みながら、楽しく学んでくださいね。
何歳から学べばいい?
学ぶ、といっても絵本を読むことには、「何歳から」といったスタートに適した時期があるわけではありません。
まだ月齢の低い赤ちゃんでも、色や大きな文字でなんとなく形を把握することはできますし、少し言葉がわかり始めた1歳半~2歳くらいからは、自分で声に出して真似ることができる子もいます。
筆者が勤務していた保育園では、興味のある子が積極的に文字や数字の絵本をとってきて、読んでほしいとせがんでくることが何度もありました。
あくまでも子どもの『興味』がない限り、無理に『学ぼう』としても難しいものです。
そのため、お子さんの『興味』がもてる本で、あくまでも遊びの一環として取り入れることをお勧めします。
親子で一緒に『音読』したり、『歌ったり』するのも、よい手かと思います♪
どんな絵本が『学び』デビューに向いてるの?
『学び』デビューには、子どもたちがわかりやすく、興味を持てる本が一番だと筆者は考えています。
何よりも視覚で興味を引きやすい『色』や『形』がハッキリしているもの、そしてお子さんにとってわくわくするような題材を描いているものが向いていると思います。
今回取り上げる3冊は、いずれも目で見て面白かったり、可愛かったり、仕掛けがあったり、と子どもの『もっと読みたい!』という気持ちに呼びかける内容になっています。
それぞれ、学ぶ対象ごとにご紹介しますね。
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えいご・アルファベットに慣れる本
おんなじかたち!ABC(よねづ ゆうすけ 著)
VIA:Amazon
- 出版:講談社
デザイン製の高い絵本の作家として、日本だけでなく世界中で高い評価を受けている「よねづ ゆうすけ」さん。
こちらの本は2022年3月に発行されたばかりの新刊で、子どもたちが楽しく英語に親しめるように考案されたしかけ絵本です。
描かれているのは、一見普通のイラストなのですが、よく見るとそれぞれの絵がアルファベットになっているんです。
黒いアリさんたちが集まって作った『A』の文字。
バナナの皮を組み合わせた色鮮やかな黄色の『B』。
筆者が特に面白いなと思ったのは、2本の歯ブラシが縦と横に合わさって『T』の形を作っているイラストです。
『T』を形作っているのは歯ブラシ(tooshbrush)、『A』はアリ(ant)、『B』はバナナ(banana)。
つまり描かれたイラストはみんな、それぞれのアルファベットの頭文字からできた単語になっているんです♪
形が面白い上に、ひとつひとつのアルファベットにテーマカラーがあり、『A』は黒、『B』は黄色、『T』は水色、と色の違いでも見分けることができます。
そのため、小さい赤ちゃんでも読み聞かせができますし、少し年齢の上がったお子さんと一緒に声に出しながら覚えていくのもよいですね♪
もちろん、それぞれの英語の読みもひらがなで書いてあります(アクセントもきちんとわかります)。
はじめて触れるアルファベットブックとして、おすすめの一冊です。
すうじに慣れる本
できるかな? かぞえてみよう 1・2・3 (いもと ようこ 著)
VIA:Amazon
- 出版:講談社
あたたかなはり絵の技術でたくさんの絵本を生み出してきた「いもとようこ」さん。
みなさんも一度はイラストを目にされたことがあるのではないでしょうか。
こちらの絵本はその名の通り、すうじを数えてみよう、というテーマで作られています。
まずページをめくると、うさぎさんが『1』匹。
次のページには、まるまるとした太い『2』本のにんじん。
『3』頭のモンキチョウに、『4』本のチューリップ、『5』匹のねこ、『6』匹のいぬ、とページをめくるごとに、かわいらしいイラストと数字が描かれています。
さかな、とり、いちご、と数え終わった後、一番最後のページには、今まで数えたすべてのものが、おいしそうな『10個』のクッキーになって出てくるんです♪
「うさぎさんが『1匹』だね、かわいいね」
「『9個』のいちごだね、おいしそう(食べる、食べさせるマネをしながら)」
と、ひとつひとつの数を数えながら、それぞれの数え方や味、かわいさ、色などを一緒にお話ししてあげるのも、お子さんの興味を惹いて良さそうです。
とにかく絵柄がかわいくて、親子で一緒にわいわい読むのにぴったりな、楽しい一冊です。
あいうえおに慣れる本
あいうえお でんしゃ じてん (さかいそういいちろう 他 著)
VIA:Amazon
- 出版:視覚デザイン研究所
イラストを「くにすえ たくし 」さんと「はるく ゆう」 さん他が担当しているこの絵本は、視覚デザイン研究所という出版社より発売されています。
「視覚デザイン」という名前の通り、目で見るしかけがたくさんちりばめられています。
例えば、右側のページにはあいうえおを「でんしゃ」に例えた、カルタのような文章とイラストが。
左側には「あいうえお」が、大きく書いてあります。
しかも、その「あいうえお」に「レール」のイラストが敷かれていて、まるで線路のようになっているんです♪
「あ」は赤い文字で、レールが3本。
文字の書き順の通りに数字が振られていて、電車が走るように指をなぞらせることで、書き方の順番を学ぶこともできます。
もちろん電車がモチーフですので、他にも細かいところに列車や駅の情報が載っています。
筆者は息子がいるため、小さい頃によくこの絵本を読み聞かせしていましたが、毎日わくわくしながら読んでいる様子でした。
もともと形を覚えるのが得意な子だったので、この絵本でさらに文字に興味を持ったようです。
2歳くらいのころは親子で一緒に、5歳くらいからはひとりで読むように作られているため、長い期間にわたって楽しめるのもポイントが高いですね。
このシリーズは他にも「カタカナ」「かずとすうじ」「ABC」が発売されています。
「あいうえお でんしゃ じてん」で興味をもったお子さんには、そちらもおすすめですよ♪
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まとめ
この記事では『えいご、すうじ、あいうえお』に慣れるためのファーストブックをご紹介しました。
3冊ともお子さんとママパパの楽しい『まなびタイム』の強い味方になってくれるはずです。
ぜひ親子で楽しんで、触れあいながら読んでみてくださいね。
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