「子供連れで家族でおでかけ!」と言う時に、まっさきに頭に浮かぶのが動物園や水族館。
生き物にふれることは知育の面でもよいとされています。
子供も喜びますから、「積極的に連れて行きたい」というママパパも多いのではないのでしょうか。
そこでこの記事では、動物園・水族館デビュー前、遊びに行った後に読むのに最適な絵本を3冊、ご紹介します。
保育園勤務経験のある筆者ならではの、おすすめポイントも♪
ぜひチェックしてみてくださいね。
生き物とのふれあいがもたらす効果
子供が生き物とふれあうことによってもたらされる効果には、どんなものがあるのでしょうか。
筆者はこんな効果があると考えています。
- 視覚(みる)、聴覚(きく)、嗅覚(かぐ)、触覚(さわる)で学ぶ
- 「ヒト」と「動物」の違いを学ぶ
- やさしい気持ちを育てることができる
- 思い出や記憶に残る
動物園や水族館には多種多様な生き物がいます。
その動物たちの、それぞれの姿かたちを「みて」学び、鳴き声の違いを「きき」、独特なにおいを「かぐ」ことで、子供たちの五感はとてもよい刺激を受けます。
またふれあいコーナーを設けている動物園や水族館では、生き物にやさしく「さわる」ことで、その生き物が自分(ヒト)とは違うんだ、という認識を持つことができます。
そしてそんな体験が、家族と過ごした思い出、記憶に残る1日に。
動物とのふれあいが、親子のふれあいにもなるのです。
これらの効果は子どもの発達に良い影響をもたらします。
今回ご紹介する絵本は、そんなふれあいをより良くしてくれる、動物が出てくるとびきりの3冊です。
動物園・水族館に行く前の予習として、「どんな動物さんがいるかな?」とお話したり。
行った後に読めば、「こんな動物さんいたね!」と、記憶をたどって優しい気持ちになれるでしょう。
子供の感情や想像力を豊かにするといわれている絵本の読み聞かせ、乳幼児期からたくさんの絵本と触れ合わせてあげたいと思っている親御さんは多いのではないでしょうか。 一方で、いざ書店や図書館に行くとたくさんの絵本を目の前に「どれを選んだらい[…]
動物園に行く前に動物を知る絵本
とびだす!うごく!どうぶつ
Via:小学館
作・絵=わらべ きみか
2004年に発売されて以来大人気を誇る、わらべ きみかさんの「てのひらしかけえほん」シリーズ。
中で特におすすめなのが、この「とびだす!うごく!どうぶつ」です。
パンダ、キリン、ゾウ、コアラなど、動物園でおなじみの動物たちがいっぱい!
いわゆるしかけ絵本の作りで、かわいくて個性豊かな動物たちが、ポップアップしたり動いたりします。
おとなの手のひらに乗るくらいのハンディサイズで、お出かけ時の持ち運びにもぴったり。
さらにお子さんにもめくりやすい、しっかりした作りです。
筆者もよく、自宅や出先でこの絵本を読み聞かせしましたが、息子は特にカバさんのページがお気に入りでした。
ページをめくると大きく口を開けるカバさんの迫力に、いつもケラケラ嬉しそうに笑っていましたよ♪
月齢の低いお子さんの場合は、噛んだり投げたりして絵本のパーツが取れることもありますので、その点はご注意ください。
同シリーズには「すいぞくかん」「ぼくじょう」もあり、どれもおススメです!
「使わせないと騒ぐので、ついつい触らせてしまっています。」 子供がiPadやスマホを使い過ぎて、心配したりイライラしているママやパパは結構いらっしゃるんですよね。 出来れば触って欲しくはないけど、どうせやるなら身につくもので遊ん[…]
動物をさがそう!親子で遊べる絵本
どうぶつがいっぱい!
Via:Amazon
作・絵=アリソン レスター 翻訳=岡部 史
1995年に初版発行された「どうぶつがいっぱい!」は、やさしくてほんわかとしたタッチの絵が印象的な、横長タイプの絵本です。
とにかく色使いがキレイでページ全体がとってもにぎやか!
「もしも ここが ほんものの ◎◎ のなか だったなら」という書き出しから始まり、ページをめくると見開きすべてが動物たちの世界になっています。
ジャングル、海の中、北極、牧場……と来て、なんと太古の恐竜時代にもタイムスリップ!
ページごとのコンセプトに沿った動物たちが所狭しと登場し、ページの周りにその動物たちの名前がひらがなで書いてあります。
あまりに動物が多く、どこにどの種類がいるのかわからなくなるほどですが、そこはご安心を。
一番後ろのページに、答え合わせとしてイラストと動物の名前が載っていて、あとから正解をチェックすることができます。
実は筆者も聞いたことや見たことのない動物が多かったので、試しに数えてみたところ…なんと全部で224種類!
親子で「この動物はどこにいるかな?」「こんな動物がいるんだね」と話しながら読み進めたり、実際に動物園で見たことのある動物を探してみる、というクイズのような使い方もできます。
お子さんが大きくなってもひとりで楽しめる、長い間親しんでいけるおすすめの絵本です。
小説、ビジネス本、実用書、コミック、雑誌、洋書など幅広いジャンルから好きなだけ楽しめます。Kindle端末だけではなく、お使いのスマートフォン、タブレット、PCやMacでもご利用可能!どこでも、好きな時間に読むことができます。
動物を知る上で大切な「うんち」の絵本
みんなうんち
Via:福音館書店
著・イラスト=五味 太郎
言わずと知れた有名な絵本作家の五味太郎さんが、1977年に手がけた「みんなうんち」。
うんち、をあえて取り上げることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、生き物の生態を知る上ではとても大切な存在です。
強い色味と独特なタッチが印象的なイラストで、ゾウやネズミの「うんち」の大きさを比べたり、動物ごとの「うんち」の形の個性を描いたり。
誰も知らない「くじらのうんち」を考えるページもあります。
様々な動物の「うんち」を紹介したあと、ひとりの男の子が現れ、トイレに向かって走って行きます。
すると次のページでは、「おとな」「こども」「幼児」「赤ちゃん」がそれぞれ「うんち」をする姿が。
最後には、「動物」や「ヒト」が食事をするシーンが描かれ、
「動物は誰も食べるから、みんなうんちをするんだね」といったセリフで絵本は締めくくられます。
「動物」も「ヒト」も同じ、ちゃんと「うんち」をする。
生きることは「食べる」こと、という大切なことをコミカルに教えてくれる1冊です。
動物園や水族館に行くと、動物の「うんち」を見る機会も多いですよね。
その際に「絵本と同じで、ああやってうんちをするんだね」とお子さんに教えるいいきっかけとなるはずです。
生き物の「生き方」を学ぶのに最適な絵本で、「うんち」の大切さをぜひ親子で学んでみましょう♪
子供たちは「遊び」を通して生活に必要な動作を身に付けたり、社会性を学びます。 そのため、子どもに与える「おもちゃ」は、成長・発達においてとても重要なツールです。 この記事では、中でも最近人気の「おしゃべりおもちゃ」が子どもにもた[…]
まとめ
以上、動物園・水族館デビュー前や、行った後に読むのに最適な絵本をご紹介しました。
今度のお休みはこの絵本たちを読んで&抱えて、家族と一緒に動物園や水族館に行ってみませんか?
親子のコミュニケーションを深め、レクリエーションにも最適な1冊に、ぜひふれてみてくださいね♪
マタイク編集部【女性・ママへ】おすすめ記事
⇒オールインシャンプー「haru」は女性に優しくツヤ髪に!白髪や抜け毛の効果は?口コミは?